スモールビジネス (小規模組織) 向けKeeper
Keeperビジネスを導入し、小規模企業のチームでスムーズに利用を開始する方法

管理コンソールの概要
初めて管理コンソールにログインするとダッシュボードが表示され、ユーザーアクティビティや全体的なセキュリティ状況に関する概要データを確認できます。
ダッシュボードでは以下の項目を確認できます。
イベントの概要とタイムライングラフへのリンク
セキュリティ監査スコア
BreachWatchスコア
ユーザーステータスの要約

「管理者」タブでは、設定やユーザーのデプロイの大部分を行います。ここから、ノード、ユーザー、ロール、チーム、2要素認証設定、承認、プロビジョニングにアクセスできます。

カスタマイズとブランディング
最初のステップとして、組織のロゴをユーザーのボルトにアップロードし、Keeperアカウントの作成を案内するメール招待状をカスタマイズすることをお勧めします。これらのカスタマイズは、ユーザーによるKeeperプラットフォームの迅速な導入を後押しすることが実証されているため、強く推奨します。
初期設定の手順
組織全体にKeeperを展開する前に、いくつかの設定手順を実施することをお勧めします。まずは、Keeperの組織構造について概要を理解しておきましょう。
組織の概要
Keeperアーキテクチャでは、ノードを使用してユーザーを個別のグループに編成します。これはActive Directoryの組織単位に類似しており、場所、部門、部署などの構造に基づいてノードを作成できます。小規模な組織では、Keeperを単一レベル、つまり追加のノードを作成せずに管理することも可能です。この場合、プロビジョニングされたユーザー全員が、デフォルトの「ルートノード」 (組織名) からアクセスされます。
ロールを使用すると、ユーザーの職務範囲に基づいて強制適用ポリシーを定義したり、管理機能を委任したりできます。作成するロールの数は、好みや業務上の必要性によって異なります。デフォルトでは、新規のKeeperテナントには「Keeper管理者」ロールと「全ユーザー」ロールが用意されています。
Keeper副管理者の追加
Keeper管理者のアカウントが失われたり、アクセスできなくなったりした場合に備えて、できるだけ早くKeeper管理者ロール内にもう1人のユーザーを作成することを強くお勧めします。最もシンプルな構成では、Keeper管理者ロールは、組織のKeeperアカウントを設定した最初の管理者に適用されます。
Keeperアカウントに副管理者を追加するには、まず対象の人物をユーザーとして追加する必要があります。
管理コンソールの [管理者] セクションから [ユーザー] > [+ ユーザーを追加] をクリックし、フルネーム、メールアドレス、役職 (任意) を入力して [追加] をクリックします。

次に、新しいユーザーを管理者ロールに追加します。[ロール] > [Keeper管理者] > [+ ユーザーを追加] を選択します。

ユーザーリストから追加したいユーザーを選択し、[ユーザーを追加] をクリックします。これにより、ユーザーにKeeperアカウントの設定を促すメールが生成されます。

アカウント移管の設定
アカウント移管機能を使用すると、たとえば社員が退職する場合などに、Keeper管理者があるユーザーから別のユーザーへレコードとデータを移管できます。組織全体にKeeperを展開する前に、Keeper管理者に対してこのポリシーを有効にすることを強くお勧めします。
アカウント移管の設定は、以下の2段階の手順で行います。
Keeper管理者ロールの「アカウント移管」権限が有効になっていることを確認します (この権限は、新規テナントではKeeper管理者ロールに対してデフォルトで有効になっています)。
Keeper管理者ロールの「アカウント移管機能を有効化」強制適用ポリシーをONにします。
アカウント移管は、ユーザーのアカウントが移管される前に有効にしておく必要があります。
ノードの作成
ノードはActive Directoryの組織単位に類似しており、ユーザーを個別のグループに編成するために使用します。場所、部門、部署などの構造に基づいてノードを作成できます。
小規模な組織では、Keeperを単一レベル、つまり追加のノードを作成せずに管理することも可能です。この場合、プロビジョニングされたユーザー全員が、デフォルトのルートノード (組織名) からアクセスされます。
ロールの作成
ロールを使用すると、ユーザーの職務範囲に基づいて強制適用ポリシーを定義したり、管理機能を委任したりできます。
ユーザーに対して少なくとも1つのロールを定義する必要がありますが、組織の構造に応じて必要な数だけ作成できます。ロールは、ユーザーの立場 (管理者、経営幹部、マネージャー、スタッフ、請負業者など) に応じて、適用すべきさまざまな強制適用ポリシーに対応できるように作成できます。小規模な組織向けに、Keeperはデフォルトで「全ユーザー」ロールを用意しています。
ロールを追加するには、[ロール] > [+ ロールを追加] をクリックします。

ロールを追加するノードを選択し、ロールの名前を入力して [追加] をクリックします。

強制適用ポリシーの設定
ロールベースのアクセス制御 (RBAC) 機能により、ユーザーの職務範囲や設定したロールに基づいて、きめ細かな強制適用ポリシーを定義したり、管理機能を委任したりできます。
強制適用ポリシーでは、以下のカテゴリに整理された幅広い項目を管理できます。
ログイン設定
2要素認証 (2FA)
プラットフォーム制限
ボルト機能
レコードタイプ
作成と共有
インポートとエクスポート
KeeperFill
アカウント設定
IP許可リスト
特権アクセス管理
アカウント移管
ロールの強制適用ポリシーを設定するには、[ロール] をクリックし、対象のロールを選択してから [強制適用ポリシー] をクリックします。

次に、選択したロールに適用する強制適用ポリシーを設定します。設定が終わったら [保存] をクリックします。

2要素認証の有効化
組織のセキュリティ対策をさらに強化するための推奨手順として、組織全体で2要素認証の使用を必須にすることをお勧めします。この強制適用は、各ロールの強制適用ポリシー設定内で有効にできます。
[ロール] をクリックして対象のロールを選択し、[強制適用ポリシー] をクリックします。

「2要素認証」セクションで、「2要素認証の使用を必須にする」をONに切り替えます。

プラットフォームごとの強制適用を設定し、使用する2要素認証方式を有効にして [保存] をクリックします。

Keeperを従業員に展開
ビジネスのお客様は、2つの方法でユーザーにKeeperをシームレスに展開できます。管理者は、個々のユーザーを手動で招待することも、CSVファイルを使用してユーザーを一括インポートすることもできます。高度な展開オプションもご利用いただけます。
チーム
次に、チームを作成することをお勧めします。チームを作成する目的は、ユーザーが自分のボルト内のレコードやフォルダを、論理的にグループ化したメンバーと共有できるようにすることです。Keeper管理者がチームを作成し、チームの制限 (レコードの編集/閲覧/共有) を設定し、個々のユーザーをチームに追加するだけで完了します。また、チームを使用すると、ユーザーのグループ全体に簡単にロールを割り当てられるため、グループ全体で強制適用ポリシーの一貫性を確保できます。
[チーム] > [+ チームを追加] を選択します。

チームを追加するノードを選択し、チームの名前を入力して [チームを追加] をクリックします。
以下のチームレベルの制限を設定できます。
レコードの再共有を無効にする
レコードの編集を無効にする
プライバシー画面を適用する
[ユーザーを追加] をクリックして、個々のユーザーまたは複数のユーザーをチームに追加します。
レポートとアラート
レポート・アラート機能を使用すると、開封されたレコード、ログイン、ログイン失敗の試行など、主要なイベントを簡単に確認できます。レポートは、日付、イベントタイプ、ユーザー、ノードなどのパラメータを使用して管理者が自由にカスタマイズでき、すべて組織側で完全に管理できるため、コンプライアンス目標にシームレスに貢献する包括的な監視が可能になります。
リスク管理
リスク管理ダッシュボードでは、脆弱なパスワードや再利用されたパスワードなどのセキュリティリスクや、ユーザーごとのボルトの健全性スコアの概要を一目で確認できます。このダッシュボードは、管理コンソールのダッシュボードに表示されるセキュリティの概要を補完するものです。

コンプライアンスレポート
コンプライアンスレポート機能を使用すると、管理者がユーザーアクセスやレコードの権限に関するレポートを生成できます。これは、組織のコンプライアンス基準を維持しながら、ノード、ロール、チームにわたる監査を行うために欠かせない機能です。

新しいレポートを作成するには、[新規コンプライアンスレポート] をクリックし、ノード、役職、レコードなど、必要な条件でフィルタを適用します。

この画面から検索条件やデータフィルタを編集し、必要なレポートを簡単に作成・検索できます。

BreachWatch
BreachWatchは、既知のダークウェブデータに対して組織の認証情報を監視し、漏洩の疑いがあればお知らせします。組織全体の侵害状況を確認するには、管理コンソールの左側のナビゲーションバーからBreachWatchに移動します。
ユーザーが「危険」または「無視」のパスワードを保持している場合、Keeper管理者はそのユーザーに連絡し、該当するサイトでパスワードを変更して対応するレコードを更新するよう依頼し、リスクを解消できます。

連携
Keeperは、組織が既に利用しているプラットフォームとシームレスに連携します。これには、自動ユーザープロビジョニングのためのSailPointなどのIDガバナンスツールや、Azure Active Directory、Google Workspace、Oktaによるディレクトリ同期とシングルサインオンが含まれます。これにより、従業員は既存の会社の認証情報を使用してKeeperにアクセスできます。
また、Keeperはリアルタイム通知とコラボレーションのためのSlack、セキュリティイベント監視のためのSplunk、Microsoft Sentinel、CrowdStrikeなどのSIEMプラットフォームとも連携しており、KeeperFill拡張機能を通じて主要なすべてのブラウザ、さらにiOSおよびAndroidのモバイルアプリでもご利用いただけます。対応している連携機能の一覧については、以下の管理コンソールのセクションをご参照いただくか、https://www.keepersecurity.com/integrations/ をご覧ください。

連携機能は、管理コンソールから直接アクセスできるようになりました。管理者は、外部ツールを使用せずに利用可能な拡張機能を閲覧し、連携機能を購入して起動できます。

サポート
ご不明な点がございましたら、Keeperのサポートチームが組織のあらゆる場面でお手伝いいたします。keepersecurity.com/supportからサポートチケットを送信するか、support@keepersecurity.com 宛にメールでお問い合わせください。

最終更新





















