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スモールビジネス (小規模組織) 向けKeeper

Keeperビジネスを導入し、小規模企業のチームでスムーズに利用を開始する方法

管理コンソールの概要

初めて管理コンソールにログインするとダッシュボードが表示され、ユーザーアクティビティや全体的なセキュリティ状況に関する概要データを確認できます。

ダッシュボードでは以下の項目を確認できます。

  • イベントの概要とタイムライングラフへのリンク

  • セキュリティ監査スコア

  • BreachWatchスコア

  • ユーザーステータスの要約

管理コンソールのダッシュボード

「管理者」タブでは、設定やユーザーのデプロイの大部分を行います。ここから、ノード、ユーザー、ロール、チーム、2要素認証設定、承認、プロビジョニングにアクセスできます。

管理者タブ

カスタマイズとブランディング

最初のステップとして、組織のロゴをユーザーのボルトにアップロードし、Keeperアカウントの作成を案内するメール招待状をカスタマイズすることをお勧めします。これらのカスタマイズは、ユーザーによるKeeperプラットフォームの迅速な導入を後押しすることが実証されているため、強く推奨します。

組織のロゴをアップロード

左側のナビゲーションメニューから [カスタムブランディング] に移動し、「カスタムブランディング」の下にある [編集] をクリックして組織のロゴをアップロードします。

ロゴのアップロード
カスタムメール招待状の作成

左側のナビゲーションメニューから [カスタムブランディング] に移動し、「メール招待状」の下にある [編集] をクリックして「カスタムメール招待状を送信」をONにします。

管理コンソール > カスタムブランディング > メール招待状

メール招待状のテンプレートでは、以下の4つの項目をカスタマイズできます。

  • 件名

  • メッセージの見出し

  • メッセージ本文

  • アカウント設定ボタンのテキスト

メッセージ本文は、プレーンテキストと基本的なマークダウン記法に対応しています。

メール招待状の設定

変更が完了したら [保存] をクリックします。ユーザーを追加すると、以下の例のようなカスタマイズされた招待状が送信されます。

Keeperへの招待メールの例

初期設定の手順

組織全体にKeeperを展開する前に、いくつかの設定手順を実施することをお勧めします。まずは、Keeperの組織構造について概要を理解しておきましょう。

組織の概要

Keeperアーキテクチャでは、ノードを使用してユーザーを個別のグループに編成します。これはActive Directoryの組織単位に類似しており、場所、部門、部署などの構造に基づいてノードを作成できます。小規模な組織では、Keeperを単一レベル、つまり追加のノードを作成せずに管理することも可能です。この場合、プロビジョニングされたユーザー全員が、デフォルトの「ルートノード」 (組織名) からアクセスされます。

ロールを使用すると、ユーザーの職務範囲に基づいて強制適用ポリシーを定義したり、管理機能を委任したりできます。作成するロールの数は、好みや業務上の必要性によって異なります。デフォルトでは、新規のKeeperテナントには「Keeper管理者」ロールと「全ユーザー」ロールが用意されています。

Keeper副管理者の追加

Keeper管理者のアカウントが失われたり、アクセスできなくなったりした場合に備えて、できるだけ早くKeeper管理者ロール内にもう1人のユーザーを作成することを強くお勧めします。最もシンプルな構成では、Keeper管理者ロールは、組織のKeeperアカウントを設定した最初の管理者に適用されます。

Keeperアカウントに副管理者を追加するには、まず対象の人物をユーザーとして追加する必要があります。

管理コンソールの [管理者] セクションから [ユーザー] > [+ ユーザーを追加] をクリックし、フルネーム、メールアドレス、役職 (任意) を入力して [追加] をクリックします。

新しいユーザーの詳細を追加

次に、新しいユーザーを管理者ロールに追加します。[ロール] > [Keeper管理者] > [+ ユーザーを追加] を選択します。

ユーザーをロールに追加

ユーザーリストから追加したいユーザーを選択し、[ユーザーを追加] をクリックします。これにより、ユーザーにKeeperアカウントの設定を促すメールが生成されます。

ユーザーを個別または一括で追加

アカウント移管の設定

アカウント移管機能を使用すると、たとえば社員が退職する場合などに、Keeper管理者があるユーザーから別のユーザーへレコードとデータを移管できます。組織全体にKeeperを展開する前に、Keeper管理者に対してこのポリシーを有効にすることを強くお勧めします。

アカウント移管の設定は、以下の2段階の手順で行います。

  1. Keeper管理者ロールの「アカウント移管」権限が有効になっていることを確認します (この権限は、新規テナントではKeeper管理者ロールに対してデフォルトで有効になっています)。

  2. Keeper管理者ロールの「アカウント移管機能を有効化」強制適用ポリシーをONにします。

アカウント移管権限の有効化

[ロール] > [Keeper管理者] をクリックします。

「管理権限」タブを選択し、歯車アイコンをクリックします。

「アカウント移管」の横のボックスにチェックが入っていることを確認し、[保存] をクリックします。

アカウント移管の詳細については、こちらをご参照ください。

アカウント移管強制適用ポリシーの有効化

次の手順として、Keeper管理者ロールの「アカウント移管機能を有効化」強制適用ポリシーをONにします。これにより、Keeper管理者ロールに属する自分自身および委任された管理者のボルトを移管できるようになります。

[ロール] > [Keeper管理者] > [強制適用ポリシー] をクリックします。

「アカウント移管」タブで「アカウント移管機能を有効化」をONに切り替えます。次に、ドロップダウンメニューからアカウント移管を実行できるロールを選択します。ここではKeeper管理者を選択し、[保存] をクリックします。

アカウント移管を有効化

アカウント移管が有効になると、ユーザーに通知が送信され、組織がレコードを移管できることに同意する必要があります。この同意はログイン時に1回のみ必要です。

ノードの作成

ノードはActive Directoryの組織単位に類似しており、ユーザーを個別のグループに編成するために使用します。場所、部門、部署などの構造に基づいてノードを作成できます。

小規模な組織では、Keeperを単一レベル、つまり追加のノードを作成せずに管理することも可能です。この場合、プロビジョニングされたユーザー全員が、デフォルトのルートノード (組織名) からアクセスされます。

新しいノードの作成

管理セクションから、ルートノードの横にあるその他アイコン (3つの点) を選択し、[ノードを追加] をクリックします。

ノードを追加

新しいノードの名前を入力し、[ノードを追加] をクリックします。

ノードの名前と場所

ノードのドロップダウンメニューから、いつでもノードを切り替えたり、最上位 (ルートノード、組織名) に戻ったりできます。

ノードのドロップダウン

ノードの詳細については、こちらをご参照ください。

ノードおよびサブノードのデフォルトロールの設定

特定のロールが追加されたユーザー全員に適用されるようにするには、「ノードとサブノードのデフォルトロールとして設定」を有効にします。これにより、ノードまたはサブノードに追加された新しいユーザーが、指定されたロールに自動的に割り当てられます。

この設定を有効にするには、[ロール] を選択し、対象のロールを選んで「ノードとサブノードのデフォルトロールとして設定」の横のボックスにチェックを入れます。

ロールをデフォルトに設定

ロールの作成

ロールを使用すると、ユーザーの職務範囲に基づいて強制適用ポリシーを定義したり、管理機能を委任したりできます。

ユーザーに対して少なくとも1つのロールを定義する必要がありますが、組織の構造に応じて必要な数だけ作成できます。ロールは、ユーザーの立場 (管理者、経営幹部、マネージャー、スタッフ、請負業者など) に応じて、適用すべきさまざまな強制適用ポリシーに対応できるように作成できます。小規模な組織向けに、Keeperはデフォルトで「全ユーザー」ロールを用意しています。

ロールを追加するには、[ロール] > [+ ロールを追加] をクリックします。

ロールを追加

ロールを追加するノードを選択し、ロールの名前を入力して [追加] をクリックします。

ノードにロールを追加

ロールの詳細については、こちらをご参照ください。

強制適用ポリシーの設定

ロールベースのアクセス制御 (RBAC) 機能により、ユーザーの職務範囲や設定したロールに基づいて、きめ細かな強制適用ポリシーを定義したり、管理機能を委任したりできます。

強制適用ポリシーでは、以下のカテゴリに整理された幅広い項目を管理できます。

  • ログイン設定

  • 2要素認証 (2FA)

  • プラットフォーム制限

  • ボルト機能

  • レコードタイプ

  • 作成と共有

  • インポートとエクスポート

  • KeeperFill

  • アカウント設定

  • IP許可リスト

  • 特権アクセス管理

  • アカウント移管

ロールの強制適用ポリシーを設定するには、[ロール] をクリックし、対象のロールを選択してから [強制適用ポリシー] をクリックします。

次に、選択したロールに適用する強制適用ポリシーを設定します。設定が終わったら [保存] をクリックします。

Keeperの強制適用ポリシーの詳細については、こちらをご参照ください。

2要素認証の有効化

組織のセキュリティ対策をさらに強化するための推奨手順として、組織全体で2要素認証の使用を必須にすることをお勧めします。この強制適用は、各ロールの強制適用ポリシー設定内で有効にできます。

[ロール] をクリックして対象のロールを選択し、[強制適用ポリシー] をクリックします。

「2要素認証」セクションで、「2要素認証の使用を必須にする」をONに切り替えます。

2要素認証の有効化

プラットフォームごとの強制適用を設定し、使用する2要素認証方式を有効にして [保存] をクリックします。

2FA方式

Keeperを従業員に展開

ビジネスのお客様は、2つの方法でユーザーにKeeperをシームレスに展開できます。管理者は、個々のユーザーを手動で招待することも、CSVファイルを使用してユーザーを一括インポートすることもできます。高度な展開オプションもご利用いただけます。

手動でのユーザープロビジョニング

[ユーザー] > [+ ユーザーを追加] をクリックします。

新しいユーザーを追加

ユーザーを追加するノードを選択し、フルネーム、メールアドレス、役職 (任意) を入力して [追加] をクリックします。

ユーザーのインポート

これにより、ユーザーにKeeperアカウントの設定を促すメールが生成されます。

一括ユーザーインポート

[ユーザー] > [+ ユーザーを追加] をクリックします。

ユーザーを追加するノードを選択し、適切な形式のCSVファイルをドラッグ&ドロップするか、[ファイルを参照] をクリックしてローカルデバイスからファイルをアップロードします (「ロール」欄は任意です)。CSVファイルの書式設定の詳細については、こちらをご参照ください。

一括インポート

ユーザー情報を確認し、[追加] をクリックしてインポートを完了します。

ユーザーインポート情報の確認

これにより、ユーザーにKeeperアカウントの設定を促すメールが生成されます。

高度なプロビジョニング方法
プロビジョニング方法の選択画面

Keeperは、以下を含むあらゆるSAML 2.0対応IDプロバイダと統合し、ジャストインタイムプロビジョニングに対応します。

  • Entra ID / Azure AD

  • Okta

  • Google Workspace

  • Microsoft AD FS

  • Amazon AWS

  • Auth0

  • Centrify

  • Duo SSO

  • F5

  • OneLogin

  • Ping Identity

  • PingOne

  • Rippling

  • SecureAuth

  • Shibboleth

  • JumpCloud

  • HENNGE

  • CloudGate UNO

  • その他のSAML 2.0対応IDプロバイダ

詳細については、「ユーザーとチームのプロビジョニング」のガイドをご参照ください。

チーム

次に、チームを作成することをお勧めします。チームを作成する目的は、ユーザーが自分のボルト内のレコードやフォルダを、論理的にグループ化したメンバーと共有できるようにすることです。Keeper管理者がチームを作成し、チームの制限 (レコードの編集/閲覧/共有) を設定し、個々のユーザーをチームに追加するだけで完了します。また、チームを使用すると、ユーザーのグループ全体に簡単にロールを割り当てられるため、グループ全体で強制適用ポリシーの一貫性を確保できます。

[チーム] > [+ チームを追加] を選択します。

新しいチームを追加

チームを追加するノードを選択し、チームの名前を入力して [チームを追加] をクリックします。

以下のチームレベルの制限を設定できます。

  • レコードの再共有を無効にする

  • レコードの編集を無効にする

  • プライバシー画面を適用する

[ユーザーを追加] をクリックして、個々のユーザーまたは複数のユーザーをチームに追加します。

チームとロールのマッピングを使用すると、ユーザーをカスタムロールが割り当てられたチームに直接割り当てることができます。チームとロールのマッピングにより、ロールが割り当てられたチームのメンバーであるユーザーには、そのロールの強制適用が適用されます。

Keeperは最小権限ポリシーを実装しているため、ユーザーが複数のロールやチームのメンバーである場合、そのユーザーに最終的に適用されるポリシーは最も制限的 (最小権限) なものとなる点にご注意ください。

チームおよびチームとロールのマッピングの詳細については、こちらをご参照ください。

レポートとアラート

レポート・アラート機能を使用すると、開封されたレコード、ログイン、ログイン失敗の試行など、主要なイベントを簡単に確認できます。レポートは、日付、イベントタイプ、ユーザー、ノードなどのパラメータを使用して管理者が自由にカスタマイズでき、すべて組織側で完全に管理できるため、コンプライアンス目標にシームレスに貢献する包括的な監視が可能になります。

レポート

「レポート」タブでは、管理者が日付、イベントタイプ、ユーザー、ノードごとにアクティビティレポートを生成・フィルタリングでき、コンプライアンス監視のための包括的な監査証跡を確認できます。

レポートタブ
アラート監視

[アラート] タブでは、レコードの共有、ログイン、検出された高リスクイベントの概要を確認でき、必要に応じて対応できます。

イベントアラート
外部ログ

Keeperの外部ログ機能は、CrowdStrikeからIBM QRadar SIEMまで、数十種類の対応プラットフォームと統合でき、すべてのセキュリティデータを一か所で監視できます。

外部ログの統合

リスク管理

リスク管理ダッシュボードでは、脆弱なパスワードや再利用されたパスワードなどのセキュリティリスクや、ユーザーごとのボルトの健全性スコアの概要を一目で確認できます。このダッシュボードは、管理コンソールのダッシュボードに表示されるセキュリティの概要を補完するものです。

リスク管理ダッシュボードの詳細については、こちらをご参照ください。

コンプライアンスレポート

コンプライアンスレポート機能を使用すると、管理者がユーザーアクセスやレコードの権限に関するレポートを生成できます。これは、組織のコンプライアンス基準を維持しながら、ノード、ロール、チームにわたる監査を行うために欠かせない機能です。

新しいレポートを作成するには、[新規コンプライアンスレポート] をクリックし、ノード、役職、レコードなど、必要な条件でフィルタを適用します。

新規コンプライアンスレポートの作成

この画面から検索条件やデータフィルタを編集し、必要なレポートを簡単に作成・検索できます。

コンプライアンスレポートの検索条件

BreachWatch

BreachWatchは、既知のダークウェブデータに対して組織の認証情報を監視し、漏洩の疑いがあればお知らせします。組織全体の侵害状況を確認するには、管理コンソールの左側のナビゲーションバーからBreachWatchに移動します。

ユーザーが「危険」または「無視」のパスワードを保持している場合、Keeper管理者はそのユーザーに連絡し、該当するサイトでパスワードを変更して対応するレコードを更新するよう依頼し、リスクを解消できます。

BreachWatchダッシュボード

BreachWatchが漏洩した認証情報を検出すると、エンドユーザーにもボルト内で通知が送信され、リスクのあるレコードについて把握できます。

連携

Keeperは、組織が既に利用しているプラットフォームとシームレスに連携します。これには、自動ユーザープロビジョニングのためのSailPointなどのIDガバナンスツールや、Azure Active Directory、Google Workspace、Oktaによるディレクトリ同期とシングルサインオンが含まれます。これにより、従業員は既存の会社の認証情報を使用してKeeperにアクセスできます。

また、Keeperはリアルタイム通知とコラボレーションのためのSlack、セキュリティイベント監視のためのSplunk、Microsoft Sentinel、CrowdStrikeなどのSIEMプラットフォームとも連携しており、KeeperFill拡張機能を通じて主要なすべてのブラウザ、さらにiOSおよびAndroidのモバイルアプリでもご利用いただけます。対応している連携機能の一覧については、以下の管理コンソールのセクションをご参照いただくか、https://www.keepersecurity.com/integrations/ をご覧ください。

Keeper連携機能のWebページ

連携機能は、管理コンソールから直接アクセスできるようになりました。管理者は、外部ツールを使用せずに利用可能な拡張機能を閲覧し、連携機能を購入して起動できます。

連携機能ライブラリ

サポート

ご不明な点がございましたら、Keeperのサポートチームが組織のあらゆる場面でお手伝いいたします。keepersecurity.com/supportからサポートチケットを送信するか、support@keepersecurity.com 宛にメールでお問い合わせください。

Keeperサポートページ

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