セキュアファイルストレージ
BusinessおよびEnterpriseユーザー向けセキュアファイルストレージアドオン
Keeperのセキュアファイルストレージは、機密ファイル、IT資料、画像、動画など、あらゆる種類のドキュメントの保護にご利用になれます。
ファイルは、ユーザーのデバイス上でローカルに暗号化されてから、Keeperクラウドセキュリティボルトへアップロードされます。ファイルにアクセスして復号化する際に使用される暗号化鍵は、ユーザーが完全に管理する仕組みですので、完全なプライバシーとセキュリティが実現します。また、共有フォルダ、個別の記録共有、ワンタイム共有の各機能を使用して、他のKeeperユーザーとファイルを安全に共有することもできます。記録の共有の際には楕円曲線暗号が使用されますので、機密性の高いドキュメントの保存、転送、共有にはセキュアファイルストレージの使用が最適となります。
Keeper管理者は、ロール単位のポリシー適用を介して添付ファイルとファイルが含まれた記録の共有を制限できます。
画面と活用事例
Keeperセキュアファイルストレージは、BusinessまたはEnterpriseのサブスクリプションに追加でき、以下のような用途があります。
SSH鍵、SSL証明書、その他の秘密鍵
パスポートや運転免許証などのIDカード
個人の財務情報
機密IT文書
その他
ファイルをアップロードするには、ウェブボルトかKeeper Desktopにドラッグアンドドロップします。iOS/Android端末の場合は、ローカル端末からコンテンツをアップロードすることもできます。その後ファイルがデバイス上でローカルに暗号化され、暗号化された情報がKeeperクラウドセキュリティボルトに保存されます。
SSH、SSL、その他の秘密鍵
セキュアファイルストレージ機能で、SSH鍵、SSL鍵など、クラウドインフラストラクチャのアクセスキーを安全かつ手軽に保存できます。
IDカード
パスポートや運転免許証などのIDカードは、完全に暗号化したうえで、あらゆるデバイスに簡単に保存し、保存したものを取り出せます。
財務文書
機密性の高いの財務文書など、機密ファイルをボルトに保存できます。
ファイルの安全な共有
ファイルは、他のKeeperユーザーと直接共有したり、共有フォルダを通して安全に共有したりできます。
Keeper管理者が共有機能を使用できないように設定している場合があります。共有機能は、ロールベースの強制ポリシーとして管理できます。
モバイル端末からのアクセス
KeeperのiOS/Androidアプリケーションからファイルの添付や表示ができます。インターネットに接続できない場合は、ファイルをオフラインで保存して素早くアクセスできます。
セキュアファイルストレージの購入
セキュアファイルストレージは、組織のユーザー間で利用できます。BusinessプランまたはEnterpriseプランにストレージを追加するには、管理コンソールから[サブスクリプション]、[ストレージを追加]の順にクリックします。
精算画面で、ファイルストレージのプランを選択できます。
ファイルストレージと共有へのアクセス制御
Keeper管理者は、ロール単位でセキュアファイルストレージ機能を設定できます。共有機能またはファイルアップロード機能を無効にするには、[ロール] > [強制ポリシー] > [作成と共有]の順に移動します。
セキュアファイルストレージのメリット
パスワードの暗号化技術と同様に、記録単位の鍵を使用した256ビットAES暗号化によって機密ファイルを保護します。
ユーザー間のファイル共有では、Keeper内蔵の楕円曲線暗号化方式を利用します。個々の記録を保護する記録の鍵またはフォルダの鍵は、受信者の公開鍵で暗号化されます。
セキュアファイルストレージは、iOS、Android、ウェブボルト、Keeper Desktopなど、どのデバイスでも利用できます。
ファイルは、他のKeeperユーザーと簡単かつ安全に共有できます。
Keeperの他の記録と同様、ファイルを含む記録に対して共有権限 (編集可、共有可、編集と共有設定が可能、読み取り専用) を設定できます。
個々のファイルサイズの上限は、Keeper Desktopで最大5GB、iOSで100GB、Androidで100 GB、ウェブボルトで100MBとなります。
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