Windowsプラグイン

コマンダーを使用したWindowsユーザーのパスワードのローテーション

Keeperシークレットマネージャーの新しいパスワードローテーション機能がリリースされました。パスワードローテーションのどのような事例でもこの新機能の使用を推奨します。詳細については以下をご参照ください。

このプラグインを使用すると、 net userコマンドを使用して、Windowsユーザーのパスワードをローテーションできます。

ローテーション用のレコードを準備

ローテーション用のレコードを作成

ローテーションは、従来のレコードにもタイプ指定されたレコードにも対応しています。 タイプ指定されたレコードを使用する場合は、「ログイン」タイプのフィールドが必要です。 ローテーションの種類に応じて、その他のフィールドを追加することもできます。 以下の手順をご参照ください。

従来のレコードとタイプ指定のあるレコードの詳細については、トラブルシューティングをご参照ください。

ログイン名を設定

Keeperのレコードの「ログイン」フィールドにこのローテーションで使用するログインを入力します。

このプラグインは、ローカルアカウントとActive Directoryアカウントの両方のパスワードをローテーションします。Active Directoryのパスワードをローテーションする場合は、ログインフィールドにDOMAIN\USERNAME構文規則を使用します。

Keeper内でローテーションするレコードに以下のカスタムフィールドを追加します

ラベル
コメント

cmdr:plugin

windows

(任意) Windowsローテーションを使用するようにコマンダーに指示します。 これは、レコードに設定するか、またはローテーションコマンドに指定する必要があります

cmdr:rules

「大文字の数, 小文字の数, 数字の数, 記号の数」

(たとえば、4,6,3,8)

(任意) パスワード生成ルール

Windowsのパスワードローテーション用のKeeperのレコードの設定

ローテーション

Windowsのパスワードをローテーションするには、コマンダーでrotateコマンドを使用します。 コマンドにレコードタイトルもしくはUIDを渡します (複数のレコードを1度にローテーションさせるには、正規表現で--matchを使用します)。

rotate "Windows Example" --plugin windows

プラグインは、こちらに示すようにコマンドに指定することも、レコードのフィールドに追加することもできます (上記のオプションを参照)。 レコードにプラグインタイプを追加すると、プラグインの異なる複数のレコードを1度にローテーションできます。

出力

ローテーションが完了すると、新しいパスワードがレコードのパスワードフィールドに格納されます。

最終更新