iOS バージョン 17.4.0
2025年8月4日リリース
機能強化
iOS-6539: 新たに「Wi-Fiログイン」レコードタイプを追加し、Wi-Fiパスワードの作成と共有をより簡単に行えるようになりました。この機能には、新しい「ドロップダウン」および「チェックボックス」フィールドタイプが含まれており、SSID、暗号化方式、Wi-Fiパスワードを入力すると、Wi-Fi接続用のQRコードが自動生成されます。[QRコードを表示] をタップすることで、Wi-Fiネットワークへのアクセス用QRコードをすぐに他の人と共有できます。
iOS-6681: エンタープライズ管理者によって設定された詳細なポリシーへの対応を実装しました。これにより、ユーザーの操作が許可されていない場合、その制限が明確に表示されるようになりました。
iOS-7342: 管理者がTOTPフィールドの制限に関するポリシーを有効にしている場合、ユーザーがTOTPフィールドを含むレコードを保存できないようにする制御機能を実装。
iOS-7362: iOSにおける二要素認証 (2FA) コードの転送機能を向上しました。QRコードのスクリーンショットをアップロードすることで、1つのTOTPコードをレコードに追加できます。QRコードに複数のTOTPが含まれている場合は、アプリが候補リストを表示し、正しいコードを選択できるようになります。この機能により、Google認証システムやMicrosoft Authenticatorなど、あらゆるサービスからのTOTPコードのインポートがより簡単になりました。
iOS-7460: 外部ユーザーとの共有など、特定のポリシーによって操作が制限されている場合に、ユーザーに適切な通知を行うUIダイアログを統合しました。これにより、詳細なポリシー制限がより分かりやすくなります。
iOS-7589: Apple WatchアプリのUIを全面的に刷新し、より一貫性のあるモダンなユーザー体験を提供します。
iOS-7602: 信頼されたネットワークからのログインを簡素化するため、認識されたIPアドレスからのデバイスを自動承認できる機能を実装。
バグ修正
iOS-6153: エンタープライズユーザーが、共有を制限するポリシーが適用されたレコードを共有しようとした際に、エラーメッセージが表示されない不具合を修正。
iOS-6523: エンタープライズポリシーでグループ外ユーザーへの共有が制限されている場合でも、「招待を送信しました」と誤ったメッセージが表示される不具合を修正。
iOS-7719: 管理コンソールでレコードタイプの制限を解除しても、iOSアプリ上でその変更が正しく反映されない不具合を修正。
iOS-7720: プライバシースクリーンが有効な古い形式のレコードにおいて、非表示の目のアイコン部分をタップすることでパスワードが表示されてしまう不具合を修正。
iOS-7726: ユーザーが誤った認証情報を入力した際に、正しいエラーメッセージとオプションが表示されるよう、ログイン処理を修正。
iOS-7730: ロールの設定によりフォルダが作成できないよう制限されているユーザーに、新しいフォルダが作成されたことを伝える通知が誤って表示される不具合を修正。
iOS-7731: 共有権限を持たないユーザーにもワンタイム共有リンクのオプションが表示される不具合を修正。
iOS-7733: 2FAの頻度を制限するポリシーが有効なエンタープライズユーザーにおいて、サインイン後に2FA頻度の選択肢が一部しか表示されない不具合を修正。
iOS-7737: 共有の詳細制御に関するエラー処理を改善し、セッション中にユーザーの権限が変更された場合でも、汎用的なエラーメッセージではなく適切なUIアラートを表示するよう修正。
iOS-7739: TestFlightおよびApp Store版のKeeperアプリにおいて、システム設定のローカライズが欠如していた不具合を修正。
iOS-7742: iOS 26のパブリックベータ版において、パスキーの作成・追加・更新が正常に動作しない不具合を修正。
iOS-7743: パスワードの作成や変更のイベントが、管理コンソールに正しく記録されない不具合を修正。
iOS-7745: 自動入力機能におけるパスキー非対応についてのアラートが他言語に翻訳されていない不具合を修正。
iOS-7748: iOS 26のパブリックベータ版において、KeeperFillログイン時に [パスキーを使用] をタップしても動作しない不具合を修正。
iOS-7750: 自動入力機能の使用時にパスフレーズ生成ツールを使用した際、新しいレコードのパスワード欄に値が入力されない不具合を修正。
最終更新