# Keeperゲートウェイ 1.6.0

Keeperは、ゲートウェイ1.6.0において**Docker環境**での接続およびセッション処理におけるパフォーマンスを大幅に向上させました。

{% hint style="info" %}
バージョン1.6を利用するには、以下に記載されている設定変更が必要です。なおバージョン1.6には、いくつかの既知の問題があり、それらについては[トラブルシューティング](#toraburushtingu-no)セクションで説明しています。

また、**日本 (JP)、カナダ (CA)、オーストラリア (AU)** リージョンで接続問題が発生している場合は、Keeperゲートウェイ1.6.1へのアップグレードを推奨します。
{% endhint %}

## 改善点

* **パフォーマンスの強化**\
  セッション処理に関する大幅なパフォーマンス向上により、RDP、SSH、リモートブラウザ分離プロトコル全体で、よりスムーズかつ高速な操作体験を実現しました。

## 重要: Dockerインストールの更新について

Keeperゲートウェイ1.6.0へのアップグレード後にDockerを使用してデプロイする場合、`Dockerfile-compose.yaml`および`docker-seccomp.json`ファイルの更新が必要です。

#### 1. Docker Composeの変更点

`docker-compose.yaml`ファイルの`security_opt`セクションに、以下の設定を追加してください。

```
apparmor=unconfined
```

この変更を適用すると、`keeper-gateway`サービスのセクションは次のように変わります。

```
keeper-gateway:
    platform: linux/amd64
    image: keeper/gateway:latest
    shm_size: 2g
    security_opt:
      - seccomp:./docker-seccomp.json
      - apparmor=unconfined
```

#### 2. docker-seccomp.jsonの更新

`docker-seccomp.json`ファイルを最新版に置き換える必要があります。以下のリンクからダウンロードしてください。

{% embed url="<https://github.com/Keeper-Security/KeeperPAM/blob/main/gateway/docker-seccomp.json>" %}

または、以下の`curl`コマンドでダウンロードすることも可能です。

```
curl -O https://raw.githubusercontent.com/Keeper-Security/KeeperPAM/refs/heads/main/gateway/docker-seccomp.json
```

***

## ゲートウェイの資料

Keeperゲートウェイのインストールやアップデート方法については、こちらのページをご参照ください。

{% embed url="<https://docs.keeper.io/jp/keeperpam/privileged-access-manager/getting-started/gateways>" %}

***

## トラブルシューティング / 既知の問題

#### **カナダ / 日本 / オーストラリア地域での接続エラーについて**

* これらの地域の一部環境で接続エラーが発生することを確認しています。こちらは特定済みであり、バージョン1.6.1でアップデートを公開予定です。現在この問題が発生している場合は、ゲートウェイのイメージをバージョン1.5.6に戻してご利用ください。

#### **Windowsインストールエラーについて**

* Windowsサーバーのアップグレード時に、インストール中にエラーが発生した場合は、新バージョンのインストール前に一度サーバーを再起動してください。これにより、すべての実行中プロセスが停止し、不具合を回避できます。

#### **Ubuntu LinuxでのRBI (リモートブラウザ分離) に関する注意点**

* Ubuntu Linux上のDocker環境でRBIを利用する際の不具合が確認されており、バージョン1.6.1のリリースで対応予定です。それまでの一時的な対処として、前述のDockerの設定変更に加え、Ubuntuホスト上で以下のコマンドを実行してください。

```
echo 0 | sudo tee /proc/sys/kernel/apparmor_restrict_unprivileged_userns
```

#### **パフォーマンス向上について**

* Keeperゲートウェイ1.6の大幅な速度改善は、Docker版のみに適用しています。Windows版およびLinuxバイナリ版のパフォーマンス改善は、次回リリースで対応予定です。

#### **バージョンの戻し方について**

* Keeperゲートウェイのバージョンを戻す必要がある場合は、`docker-compose.yml`ファイル内のイメージ指定を`keeper/gateway:latest`から`keeper/gateway:1.5.6`に変更してください。

#### **新しいゲートウェイの作成について**

* 現在、Webボルトおよびデスクトップアプリで新しいゲートウェイを作成する際、従来の`docker-seccomp.json`および`docker-compose.yml`ファイルが提供される場合があります。これに対応するため、最新版のファイルを含むボルトバージョン17.3をまもなくリリース予定です。それまでの間に新しくゲートウェイを作成される場合は、[最新の資料](https://docs.keeper.io/keeperpam/privileged-access-manager/getting-started/gateways/gateway-with-docker)に従ってDocker版のインストールを行ってください。
