ドメイン予約コマンド
Keeper Enterprise で予約ドメインを管理するコマンド
概要
Keeperコマンダーには、エンタープライズ管理者がドメインを予約して管理するための機能があります。これらのコマンドを使えば、Keeper管理者は自社エンタープライズ用にドメインを確保でき、そのドメインのメールアドレスによるユーザーアカウントは、許可されたエンタープライズ内でのみ作成されるようにできます。
予約ドメインとは: DNSドメイン (例: company.com) を特定のKeeperエンタープライズのテナントに登録した状態を指します。予約後は、そのドメインのメールアドレスでは当該エンタープライズ以外がユーザーを作成できず、不正なアカウント作成を防ぎます。
ドメイン予約APIは2026年5月に利用可能となる予定です。
ユーザーコマンド
エンタープライズ管理者向けコマンド
エンタープライズドメインを管理するKeeper管理者は、以下のコマンドを利用できます。
domain list– 自社エンタープライズの予約済みドメインをすべて表示domain reserve– エンタープライズへのドメインの予約および削除domain alias list– 自社エンタープライズのドメインエイリアスをすべて表示domain alias create– エンタープライズにドメインエイリアスを作成domain alias delete– エンタープライズのドメインエイリアスを削除
用語
以下の表に、Keeperのプラットフォームで使うドメイン管理の用語をまとめました。
予約ドメイン
エンタープライズが検証し確保したDNSドメイン。そのドメインのメールアドレスでユーザーを作成できるのは当該エンタープライズのみ
ドメイン検証
Keeperが提示するトークンを含むDNSのTXTレコードを置き、ドメイン所有を証明する手順
検証トークン
Keeperが生成する一意の文字列。ドメインのDNSのTXTレコードに置き、所有を証明する
ドメインエイリアス
同一エンタープライズ内の既存の予約ドメインに紐づく追加のドメイン名
エンタープライズ管理者
Keeperエンタープライズで最高レベルの管理権限を持つロール。予約ドメインの管理に必須
ドメイン管理コマンド
domain list コマンド – 予約済みドメインの一覧表示
domain list コマンド – 予約済みドメインの一覧表示自社エンタープライズで現在予約されているドメインをすべて一覧表示します。
コマンド構文
エイリアス: ld
パラメータ
--format: 出力形式 (tableまたはjson)。デフォルトはtable--output: 結果を書き出すファイル名
必要な権限: エンタープライズ管理者
例
例1: 表形式で予約済みドメインを表示
例2: JSON形式で予約済みドメインを表示
例3: ドメイン一覧をファイルに保存
例4: 短縮コマンド (dl) の使用
domain reserve コマンド – ドメインの予約と管理
domain reserve コマンド – ドメインの予約と管理対象のエンタープライズについて、ドメインの予約・検証・削除を行います。検証は以下の手順で進めます。
コマンド構文
エイリアス: dr
パラメータ
--action: 必須token– DNS用の検証トークンを生成add– DNS検証後にドメインを追加delete– 予約済みドメインを削除
--domain: 必須。管理対象のドメイン名 (例:example.com)
必要な権限: エンタープライズ管理者
ドメイン予約のワークフロー
手順1: 検証トークンの生成
ドメイン用のDNS検証トークンを生成します。
コマンド構文
例
例1: ドメイン用トークンの生成
手順2: 検証後のドメイン追加
DNSにTXTレコードを追加したあと、ドメインを検証して予約します。
コマンド構文
例
例1: 検証済みドメインの追加
手順3: 予約済みドメインの削除
エンタープライズの予約一覧からドメインを削除します。
省略可能なパラメータ
--force: 確認プロンプトを省略する場合に指定
コマンド構文
例
例1: --force フラグ付きでドメインを削除 (確認プロンプトを省略)
例2: --force なしでドメインを削除
ドメインエイリアスコマンド
ドメインエイリアスは、エンタープライズ内の既存の予約ドメインに紐づく別名のドメインです。複数ドメインからのユーザーを同じエンタープライズにまとめられ、ドメインごとに改めて予約しなくてよくなります。
エイリアスを追加するには、もとになるドメインがすでにエンタープライズで予約されている必要があります。操作できるのは、ユーザーの管理権限を持つエンタープライズ管理者です。
domain alias list コマンド – ドメインエイリアスの一覧表示
domain alias list コマンド – ドメインエイリアスの一覧表示自社エンタープライズで現在構成されているドメインエイリアスをすべて一覧表示します。
コマンド構文
エイリアス: dal
パラメータ
--format: 出力形式 (tableまたはjson)。デフォルトはtable--output: 結果を書き出すファイル名
必要な権限: エンタープライズ管理者
例
例1: 表形式でエイリアスを一覧表示
例2: JSON形式でエイリアスを一覧表示
例3: 短縮コマンド (dal) の使用
domain alias create コマンド – ドメインエイリアスの作成
domain alias create コマンド – ドメインエイリアスの作成エンタープライズがすでに予約しているドメインに対して、1件以上のエイリアスを作成します。--alias を繰り返すと、1回のコマンドで複数のエイリアスを作成できます。
コマンド構文
エイリアス: dac
パラメータ
--domain: 必須。エイリアスを作成する対象の予約済みドメイン--alias: 必須。作成するエイリアス (複数は繰り返し指定)--format: 出力形式 (textまたはjson)。デフォルトはtext
必要な権限: エンタープライズ管理者
例
例1: ドメインエイリアスの作成
例3: JSON出力
domain alias delete コマンド – ドメインエイリアスの削除
domain alias delete コマンド – ドメインエイリアスの削除予約ドメインから1件以上のエイリアスを削除します。既定では確認プロンプトが表示されます。
コマンド構文
エイリアス: dad
パラメータ
--domain: 必須。エイリアスを削除する対象のドメイン--alias: 必須。削除するエイリアス (複数は繰り返し指定)--format: 出力形式 (textまたはjson)。デフォルトはtext--force: 確認プロンプトを省略
必要な権限: エンタープライズ管理者
例
例1: 確認プロンプト付きでエイリアスを削除
例2: 確認なしでエイリアスを削除
DNS構成ガイド
ドメイン検証用TXTレコードの追加
手順
トークンの生成
DNSプロバイダーへのアクセス
ドメイン登録業者またはDNSホスティングプロバイダーにログイン (例: GoDaddy、Cloudflare、Route53、Namecheap)
TXTレコードの追加
レコード種別: TXT
ホスト/名前:
example.com値:
abc123def456ghi789(実際に発行されたトークンを使用)
ドメインの追加
ワークフロー全体の例
新しいドメインを予約するときの手順を、コマンド例で示したものです。
Keeperコマンダーの詳細については、コマンダーCLIのページをご参照ください。
最終更新

