PAM Workflowコマンド
PAMリソース向けのジャストインタイム (JIT) 特権アクセスワークフローを管理します。ワークフローは承認ベースのアクセス制御を適用し、 必要に応じて貸出/返却、MFA認証、時間帯によるアクセス制限を設定できます。
サブコマンド
承認者による操作
PAM Workflow createコマンド
PAMレコードのワークフロー設定を作成します。承認が必要な場合は、少なくとも1人の承認者を追加する必要があります。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow create
別名: pam-wf c
パラメーター:
<record>
レコードのUIDまたはレコード名/タイトル。必須。
-n, --approvals-needed <int>
アクセスが許可されるまでに必要な承認数。デフォルト: 1。0以上を指定 (0の場合は承認不要)。
--checkout
フラグ。貸出/返却を必須にします (セッションを明示的に貸出し、後で返却する必要があります)。
--start-on-approval
フラグ。ユーザーが貸出を行うタイミングではなく、リクエストが承認されたタイミングでアクセスタイマーを開始します。
--require-reason
フラグ。アクセスをリクエストする際に、リクエスト者へ理由の入力を必須にします。
--require-ticket
フラグ。リクエスト者に外部チケット/参照番号の入力を必須にします。
--require-mfa
フラグ。アクセスが許可される前にMFA認証を必須にします。
-d, --duration <string>
アクセス期間。例: "2h"、"30m"、"1d"。単位のない数値は分として扱われます。デフォルト: "1d"。
--allowed-days <string>
アクセスを許可する曜日をコンマ区切りで指定します。例: "mon,tue,wed,thu,fri"。アクセス可能な曜日を制限します。
--time-range <string>
同日内で許可する時間帯をHH:MM-HH:MM形式で指定します。例: "09:00-17:00"。終了時刻は開始時刻より後である必要があります。
-u, --user <email>
承認者のメールアドレス。複数の承認者を指定する場合は複数回指定できます。
--approver <email>
承認者メールアドレス用の--userの別名 (-u/--userと同様に使用可能)。複数回指定できます。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: New-KeeperPamWorkflow
別名: pam-workflow-new
パラメーター:
-Record, -r
PAMリソースレコードのUIDまたはタイトル
-ApprovalsNeeded, -n
必要な承認数。承認者が不要な場合は0を指定します。デフォルトは1です。
-Checkout, -co
シングルユーザーの貸出/返却モードを有効にします。
-StartOnApproval, -sa
リソースが貸出されたタイミングではなく、承認が完了したタイミングでアクセスタイマーを開始します。
-RequireReason, -rr
リクエスト者に理由の入力を必須にします。
-RequireTicket, -rt
リクエスト者にチケット番号の入力を必須にします。
-RequireMfa, -rm
MFA認証を必須にします。
-Duration, -d
アクセス期間。例: 30m、2h、1d。デフォルトは1dです。
-AllowedDays
曜日をコンマ区切りで指定: mon,tue,wed,thu,fri,sat,sun。
-TimeRange
同日内の時間帯をHH:MM-HH:MM形式で指定。
-User, -u
承認者として追加するユーザーのメールアドレス。
-Approver
承認者メールアドレス用の互換オプション。繰り返し指定できます。
-Team, -t
承認者として追加するチームのUIDまたは一意のチーム名。
-Format
出力形式: tableまたはjson。
-Help, -h
コマンドのヘルプを表示します。
例:
PAM Workflow updateコマンド
指定した項目のみワークフロー設定を更新し、指定しなかった項目は既存の値のまま保持します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow update
別名: pam-wf u
パラメーター:
<record>
レコードのUIDまたはレコード名/タイトル。必須。対象のワークフローが既に存在している必要があります。
-n, --approvals-needed <int>
新しい必要承認数。0以上を指定してください。
--checkout <true|false>
貸出/返却の要否を有効/無効にします。
--start-on-approval <true|false>
アクセスタイマーを承認時点で開始するか、貸出時点で開始するかを切り替えます。
--require-reason <true|false>
アクセスリクエスト時の理由入力の要否を切り替えます。
--require-ticket <true|false>
アクセスリクエスト時のチケット番号入力の要否を切り替えます。
--require-mfa <true|false>
MFA認証の要否を切り替えます。
-d, --duration <string>
新しいアクセス期間。例: "2h"、"30m"、"1d"。
--allowed-days <string>
新しい許可曜日 (コンマ区切り)。
--time-range <string>
新しい許可時間帯 (HH:MM-HH:MM)。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Update-KeeperPamWorkflow
別名: pam-workflow-edit
パラメーター:
-Record, -r
PAMリソースレコードのUIDまたはタイトル。
-ApprovalsNeeded, -n
必要な承認数。承認者が不要な場合は0を指定します。
-Checkout, -co
貸出/返却モードを有効または無効にします。
-StartOnApproval, -sa
タイマーを承認時点で開始するかどうかを制御します。
-RequireReason, -rr
理由入力の要否を切り替えます。
-RequireTicket, -rt
チケット番号入力の要否を切り替えます。
-RequireMfa, -rm
MFA認証の要否を切り替えます。
-Duration, -d
アクセス期間。例: 30m、2h、1d。
-AllowedDays
許可曜日 (コンマ区切り)。
-TimeRange
同日内の時間帯 (HH:MM-HH:MM形式)。
-Format
出力形式: tableまたはjson。
例:
PAM Workflow readコマンド
PAMリソースレコードのワークフロー設定を参照します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow read
別名: pam-wf r
パラメーター:
<record>
レコードのUIDまたはレコード名/タイトル。必須。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Get-KeeperPamWorkflow
別名: pam-workflow-read
パラメーター:
-Record, -r
PAMリソースレコードのUIDまたはタイトル。
-Format
出力形式: tableまたはjson。
例:
PAM Workflow deleteコマンド
PAMリソースレコードからワークフロー設定を削除します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow delete
別名: pam-wf d
パラメーター:
<record>
レコードのUIDまたはレコード名/タイトル。必須。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Remove-KeeperPamWorkflow
別名: pam-workflow-delete
パラメーター:
-Record, -r
PAMリソースレコードのUIDまたはタイトル。
-Format
出力形式: tableまたはjson。
-Confirm
対話式の確認プロンプトを表示せずに削除を確定します。
例:
PAM Workflow add-approverコマンド
ユーザーまたはチームをワークフローの承認者として追加します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow add-approver
別名: pam-wf aa
パラメーター:
<record>
レコードのUIDまたはレコード名/タイトル。必須。
-u, --user <email>
承認者として追加するユーザーのメールアドレス。繰り返し指定可能。
--approver <email>
--userの別名。繰り返し指定可能。
-t, --team <name|uid>
承認者として追加するチーム名またはチームUID。繰り返し指定可能。
-e, --escalation
フラグ。追加する承認者をエスカレーション承認者として設定します (主承認フローがエスカレーションされた場合のみ呼び出されます)。
--escalation-after <string>
この承認者へのエスカレーションが発生するまでの時間。例: "30m"、"1h"。要 --escalation。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
(--user/_--approver _または_--team`のいずれかが必須です。)
例:
{% code expandable="true" %}
Power Commander
コマンド: Add-KeeperPamWorkflowApprover
別名: pam-workflow-add-approver
パラメーター:
-Record, -r
PAMリソースレコードのUIDまたはタイトル。
-User, -u
承認者として追加するユーザーのメールアドレス。繰り返し指定可能。
-Approver
承認者メールアドレス用の互換オプション。
-Team, -t
チームUIDまたは一意のチーム名。繰り返し指定可能。
-Escalation, -e
指定した承認者をエスカレーション承認者として設定します。
-EscalationAfter
エスカレーションまでの遅延時間。例: 30m、2h、1d。-Escalationの指定が必要です。
-Format
出力形式: tableまたはjson。
例:
PAM Workflow remove-approverコマンド
ワークフローの承認者リストからユーザーまたはチームを削除します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow remove-approver
別名: pam-wf ra
パラメーター:
<record>
レコードのUIDまたはレコード名/タイトル。必須。
-u, --user <email>
承認者から削除するユーザーのメールアドレス。繰り返し指定可能。
--approver <email>
--user の別名。繰り返し指定可能。
-t, --team <name|uid>
承認者から削除するチーム名またはチームUID。繰り返し指定可能。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
(--user/_--approver _または_--team`のいずれかが必須です。)
例:
{% code expandable="true" %}
Power Commander
コマンド: Remove-KeeperPamWorkflowApprover
別名: pam-workflow-remove-approver
パラメーター:
-Record, -r
PAMリソースレコードのUIDまたはタイトル。
-User, -u
削除するユーザーのメールアドレス。繰り返し指定可能。
-Approver
承認者メールアドレス用の互換オプション。
-Team, -t
削除するチームUIDまたは一意のチーム名。
-Format
出力形式: tableまたはjson。
例:
PAM Workflow pendingコマンド
現在のユーザーに割り当てられている、承認待ちのワークフローリクエストを一覧表示します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow pending
別名: pam-wf p
パラメーター:
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
PAM Workflow approveコマンド
pending コマンドで取得したフローUIDを使用して、保留中のワークフローアクセスリクエストを承認します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow approve
別名: pam-wf a
パラメーター:
<flow_uid>
保留中リクエストのフローUID (pending コマンドで取得)。必須。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Approve-KeeperPamWorkflowAccess
別名: pam-workflow-approve
パラメーター:
-FlowUid <string>
保留中リクエストのフローUID (Get-KeeperPamWorkflowPending で取得)。必須、位置引数 (0)。
例:
PAM Workflow denyコマンド
保留中のワークフローアクセスリクエストを拒否します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow deny
別名: pam-wf dn
パラメーター:
<flow_uid>
保留中リクエストのフローUID。必須。
-r, --reason <string>
拒否理由 (任意)。暗号化に成功した場合はリクエスト者に表示されます。暗号化に失敗した場合は、理由を表示せずに拒否が実行されます。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Deny-KeeperPamWorkflowAccess
別名: pam-workflow-deny
パラメーター:
-FlowUid <string>
保留中リクエストのフローUID。必須、位置引数 (0)。
-Reason <string>
リクエスト者に表示する理由 (任意)。リクエスト者向けに暗号化されます。暗号化に失敗した場合は警告が表示され、理由を表示せずに拒否が実行されます。
例:
PAM Workflow requestコマンド
ワークフローで保護されたPAMリソースへのアクセスをリクエストします。保留中リクエストのエスカレーションや、実行中リクエストの取り消しにも対応しています。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow request
別名: pam-wf rq
パラメーター:
<record>
レコードのUIDまたはレコード名/タイトル。必須。
-r, --reason <string>
アクセスリクエストの理由。--cancel とは併用できません。
--ticket <string>
リクエストに関連付ける外部チケット/参照番号。--cancel とは併用できません。
--escalate
フラグ。新しいリクエストを送信する代わりに、既存の保留中リクエストをエスカレーション承認者にエスカレーションします。--cancel とは同時に指定できません。
-c, --cancel
フラグ。リクエストを送信する代わりに、そのレコードに対する実行中/保留中のワークフローリクエストを取り消します。--escalate、--reason、--ticket とは同時に指定できません。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Request-KeeperPamWorkflowAccess
別名: pam-workflow-request
パラメーター:
-Record <string>
PAMリソースレコードのUIDまたはタイトル。必須、位置引数 (0)。
-Reason <string>
アクセスリクエストの理由。-Cancel とは併用できません。
-Ticket <string>
外部チケット/参照番号。-Cancel とは併用できません。
-Escalate
スイッチ。新しいリクエストを送信する代わりに、既存の保留中リクエストをエスカレーション承認者にエスカレーションします。-Cancel とは併用できません。
-Cancel
スイッチ。そのレコードに対する自分自身の保留中/実行中のワークフローリクエストを取り消します。-Escalate、-Reason、-Ticket とは併用できません。
注: レコードの所有者および承認者はワークフローの制限が適用されないため、リクエストを送信する代わりに「対象外」というメッセージが表示されます。
例:
PAM Workflow startコマンド
ワークフローセッションを開始します (貸出)。貸出/返却が有効な場合、リソースに接続する前にこの操作が必要です。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow start
別名: pam-wf s
パラメーター:
<record_or_flow_uid>
レコードのUID/名前。ローカルでレコードを解決できない場合はフローUID。必須。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Start-KeeperPamWorkflow
別名: pam-workflow-start
パラメーター:
-Uid <string>
レコードのUID、レコードタイトル、またはフローUID。必須、位置引数 (0)。レコードとして解決できない場合はフローUIDとして扱われます。
例:
PAM Workflow endコマンド
ワークフローセッションを終了します (返却)。返却後に認証情報がローテーションされる場合があります。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow end
別名: pam-wf e
パラメーター:
<record_or_flow_uid>
レコードのUID/名前、またはフローUID。必須。
-f, --force
フラグ。このレコード/フローで他のユーザーが使用中のセッションを強制的に返却します (管理者による強制操作)。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Stop-KeeperPamWorkflow
別名: pam-workflow-end
パラメーター:
-Uid <string>
レコードのUID、レコードタイトル、またはフローUID。必須、位置引数 (0)。
-Force
スイッチ。シングルユーザーの貸出が有効な場合に、他のユーザーが使用中のセッションを代わりに強制返却します (承認者または管理者権限が必要)。
例:
PAM Workflow stateコマンド
PAMリソースレコードの現在のワークフロー状態を取得します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow state
別名: pam-wf st
パラメーター:
<record>
レコードのUIDまたはレコード名/タイトル。必須。
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table。
例:
Power Commander
コマンド: Get-KeeperPamWorkflowState
別名: pam-workflow-state
パラメーター:
-Record, -r
PAMリソースレコードのUIDまたはタイトル。
-Format
出力形式: tableまたはjson。
例:
PAM Workflow my-accessコマンド
現在のユーザーが持つ、有効なワークフローアクセス状態を一覧表示します。
DotNet CLI
コマンド: pam-workflow my-access
別名: pam-wf ma
パラメーター:
--format <table|json>
出力形式。デフォルト: table
例:
最終更新

