デプロイパッケージ、エージェント、要求

本節では、展開グループエージェントのインストール要求の管理について説明します。Keeperエンドポイント特権マネージャー (EPM) を計画的に展開し、特権昇格や承認の一連の流れを扱えるようにします。

デプロイパッケージ

デプロイパッケージ (別名 デプロイコレクション と説明されることもあります) は、KEPMがエンドポイントに何をインストールするかどのエンドポイントに配布するかを定義する仕組みです。同じ手順で繰り返しKEPMを展開し、展開の範囲を制御できます。

デプロイパッケージに含まれるもの

デプロイパッケージには、通常次のものが含まれます。

  • 対象プラットフォーム (Windows、macOS、Linux) 向けの KEPMエージェントインストーラ

  • インストール後にエンドポイントをご利用のKeeper環境へ登録できる 登録トークン (または同等の導入用の値)

デプロイパッケージの定義: 展開の対象を絞った単位です。KEPMのエージェントインストーラと導入に必要な情報 (登録トークンなど) を束ね、指定したエンドポイント群に適用します。端末が登録されたあと、適切なポリシーと構成を同期できる状態にします。

インストールと登録が完了すると、エージェントは Keeper管理コンソールから構成とポリシーの更新を受け取れるようになります。

スコープとして決まること (デプロイコレクション)

ここでいう「コレクション」は、どのエンドポイントにデプロイを届けるかを指定する層です。次のような使い方があります。

  • 特定のマシンやユーザーに展開の範囲を絞る

  • 段階的に展開する (まず試行用のグループに適用し、その後に広げる)

  • グループ分けと配布先の指定に合わせて、登録後のエンドポイントが想定したポリシー/構成の一式を受け取れるようにする

エージェント

デプロイとは、各エンドポイントにKeeperエンドポイント特権マネージャーのエージェントを導入し、登録して、ご利用のKeeper環境からポリシーを受け取れるようにすることです。

手順の概要

1

エージェントインストーラの取得

ご利用のプラットフォーム (Windows、Linux、macOS) 向けのエージェントインストーラ (またはパッケージ) を、ご利用のKeeper環境または担当のアカウントチームから入手します。

2

エージェントのインストール

通常お使いの展開手段 (例: GPO、MDM、スクリプト、手動インストール) で、各エンドポイントにエージェントをインストールします。サービスをインストールして起動できるよう、ローカルの管理者 (または root) 権限を持つアカウントでインストールしてください。

3

ワークステーションの再起動

要求の管理

要求の管理とは、承認・正当化、またはMFAが必要な操作をユーザーが求めたときの流れを整え、承認者が承認または拒否しやすくすることです。

どれが「要求」にあたるか

  • ポリシーで承認が必要なときの特権昇格の要求 (例: [管理者として実行])

  • 承認・正当化、またはMFAを要するよう構成したその他の操作 (例: 特定のファイルアクセスやコマンド)

要求の流れ

1

操作の発生

ユーザーが操作を行います (例: 右クリックで [管理者として実行] を選ぶ、または制御対象のアプリを開く)。

2

ポリシー評価

エージェントがポリシーを評価し、承認 (または正当化、またはMFA) が必要かどうかが分かります。

3

要求の作成

新しい要求が作成され、Keeperバックエンド (または連携している承認システム) に送られます。

4

承認依頼

承認者に通知が届き、コンソールまたは承認用UI (KeeperApprovalなど) で承認または拒否できます。

5

結果の反映

エージェントが結果を受け取り、操作を許可またはブロックします。

どこで管理するか

  • 承認者: ダッシュボードで誰が承認できるかを定義します。詳しくは承認者の作成をご参照ください。

  • ポリシー: どの操作に承認、MFA、正当化が必要かを設定します。詳しくはポリシーの詳細をご参照ください。

  • 要求と履歴: Keeper管理コンソールで要求を表示し、監査できます。誰が何を求め、誰が承認または拒否したかを確認できます。

コレクション (誰とどのマシンか)、ポリシー (何が承認を要するか)、承認者 (誰が承認できるか) を組み合わせると、業務を止めずにきめ細かな制御を実現できます。

最終更新