AIエージェント

Keeperシークレットマネージャーとコマンダーを、Claude Code、Cursor、Codex、GitHub CopilotなどのAIコーディングエージェントと連携させます。

KeeperとAIコーディングエージェントを組み合わせると、ターミナルからシークレットの取得、ボルトの管理、管理者向けワークフローまで扱えます。認証情報がチャットやソース管理に残ることはありません。

GitHub: github.com/Keeper-Security/keeper-agent-kit


概要

AIエージェント向けの連携には、ターミナル中心の開発フロー向けのスキル/プラグインと、エージェントのオーケストレーション向けのMCPサーバーがあります。本ページではKeeper Agent Kitを取り扱います。Agent Kitは、AIコーディングエージェントにKeeperのCLIの使い方を示すスキル (プラグインとも呼ばれます) の一式です。

インストール後は、エージェントに以下の操作を依頼できます。

  • ksm (KeeperシークレットマネージャーCLI) でシークレットの取得と注入

  • keeper (コマンダーCLI) でボルト、ユーザー、チーム、PAMリソースの管理

  • まだCLIが入っていない場合は両方のCLIをゼロからセットアップ

認証情報がチャットに表示されたりソース管理にコミットされたりすることはありません。シークレットの解決は実行時にKSM CLIとコマンダーCLIが行います。CLIへのアクセスは、他のKeeper連携と同様にRBACポリシーと監査ログの対象です。

MCP方式についてはAIエージェント向けMCP (Docker) をご参照ください。


同梱内容

Agent Kitに含まれるスキルは以下の3つです。

スキル
内容
使用するCLI

keeper-secrets

アプリのシークレット、ksm exec、テンプレート、CI/CDへの注入

ksm

keeper-admin

ユーザー、チーム、PAM、エンタープライズボルト操作

keeper

keeper-setup

CLIのインストール、プロファイル設定、初回セットアップ

両方


要件

以下の環境が必要です。

  • Keeper Securityのアカウント (ビジネスまたはエンタープライズ)

  • Python 3.10以降

  • macOS、Linux、またはWindows

KSM CLIとコマンダーCLIは手動でもインストールできます。初回セットアップは、エージェントに keeper-setup スキルで案内させることもできます。

CLI
インストール手順

インストール

環境に合わせてガイドを選んでください。

方法
向いている用途
ガイド

Claude Plugin Marketplace

Claude利用者

Skills CLI (npx skills)

Cursor、Codex、Copilot、マルチエージェント構成

手動 (git clone)

エアギャップ環境、カスタムエージェント構成

どの方法でも同じスキルが入ります。ワークフローに合うものを選んでください。


対応エージェント

エージェント
Plugin Marketplace
Skills CLI
手動

Claude Code

Cursor

Codex

GitHub Copilot

VS Code (Copilot Chat)

その他のエージェント

✅ (自動検出)


クイックスタート

インストール後はいつもどおりエージェントを使います。スキルは文脈に応じて有効になります。

シークレットを環境に注入する例

「Keeperからデータベースの認証情報を取り込んで、アプリの .env に入れてほしい」

エージェントはkeeper-secretsksm exec を実行し、チャットにシークレットを表示せずに取得します。

KSMを初めてセットアップする例

「このマシンでKeeperシークレットマネージャーを設定したい」

エージェントはkeeper-setupで、CLIのインストール、プロファイル作成、トークン設定まで案内します。

Keeperエンタープライズのユーザーを調べる例

「KeeperのEngineeringチームにいるユーザーをすべて一覧して」

エージェントはkeeper-adminで適切な keeper コマンドを実行します。

ほかの例は、リポジトリ内の Test Promptsをご参照ください。


コマンダーで利用できる機能


AIエージェントによるシークレットマネージャー

以下は、Keeper Agent Kitを使ってCursor AIでシークレットマネージャーを操作する例です。

  1. AIエージェントにシークレットマネージャーのセットアップを依頼します。「シークレットマネージャーをセットアップして」

  1. KSMが未インストールまたは未構成の場合、Cursorがインストール手順を案内します。

  1. KSMの構成が完了したら、AIエージェントに構成済みかどうか確認できます。

シークレットマネージャーでレコードを作成

  1. AIエージェントを使ってレコードを作成し、シークレットマネージャーに保存できます。

「タイトル "CursorAIQA"、ログインURL "https://example.com"、ユーザー名 admin、パスワードは自動生成のログインレコードを作成して」

AIエージェントによるKeeperボルト操作

AIエージェントのスキルを使うと、レコードやフォルダを別のユーザーと共有するなど、コマンダーの機能を操作できます。

  1. AIに「CursorAIQA レコードを [email protected] と共有して」と依頼します。

  2. AIエージェントが付与するアクセス権限を確認します。

  1. 必要な権限が指定されると、指定したユーザーとレコードを共有します。

AIエージェントによるエンタープライズ管理

Keeper Agent Kitを使うと、エンタープライズ管理の操作もAIエージェントから実行できます。

  1. AIエージェントに「ロール 'AI Agent Team' を作成して」と依頼します。

  1. [email protected] をロール 'AI Agent Team' に追加して」と依頼して、ユーザーをロールに追加できます。

AIエージェントによるMSP管理

Keeper Agent Kitは、AIエージェント経由のMSP管理も可能です。

  1. AIに「新しいMSP 'AI Agent LLP' を作成して」と依頼します。

  2. MSPアカウント作成に必要なライセンスプランを確認します。

  1. MSPアカウントのシート数とファイルストレージプランを確認します。

  1. 必要な項目が確認されると、指定したMSPアカウントを作成します。


動作の仕組み

スキルは、AIエージェントにCLIの使い方を伝えるマークダウンファイル (SKILL.md) です。実行可能なコードではありません。各スキルにコマンド、フラグ、エラー時の扱いが書かれています。指示に応じてエージェントが該当スキルを読み、そこから適切なCLIコマンドを組み立てます。

セキュリティモデル: エージェントは、認証済みのセッションを使ってローカルマシン上でCLIコマンドを実行します。シークレットはチャットに出さず、実行時にKSM CLIとコマンダーCLIが解決します。KeeperのRBACポリシーと監査ログが通常どおり適用されます。


スキルとMCPの比較

AIエージェントの接続方法は2通りあります。同じ環境で両方を使うこともできます。

Agent Kit (スキル/プラグイン)
MCPサーバー (コネクタ)

概要

エージェントがスキルを読み、KeeperのCLIをローカルで実行する

稼働中のModel Context Protocolサーバーへエージェントが接続する

接続のしかた

スキルを読み込み、CLIをローカル実行

MCPサーバープロセスに接続

向いている用途

開発者ワークフロー、CI/CD、DevOps、ローカル利用

エージェントオーケストレーション、ホスト環境

認証

既存のKSM/コマンダーCLIセッション

KSMのワンタイムアクセストークン

追加情報

本ページ


トラブルシューティング

スキルが読み込まれない

スキルファイルが、利用中のエージェント用の正しいディレクトリにあるか確認してください。インストール後はセッションを再起動してください。Claude Codeでは /plugin を実行し、Installedタブを確認します。

ksm または keeper が見つからない

CLIは別途インストールが必要です。エージェントに「KSM CLIのインストール方法を教えて」と依頼すると、keeper-setupスキルが案内します。

CLI実行時に Permission denied (権限不足)

KSMのプロファイルまたはコマンダーのセッションに必要な権限があるか確認してください。KeeperのRBACポリシーはすべてのCLIアクセスに適用されます。ロールの付与が必要な場合はKeeper管理者に相談してください。

グローバルに入れたスキルがプロジェクトで読み込まれない

エージェントによっては、プロジェクト単位のスキルをグローバルより優先します。プロジェクトに独自のスキル用ディレクトリがあると、グローバル側のスキルが読み込まれないことがあります。npx skills list や Claude Codeの /plugin で確認してください。


リソース

最終更新