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# Salesforce ITSM

KeeperのセキュリティイベントをリアルタイムでSalesforce Service Cloudのケースに変換する連携

<figure><img src="https://762006384-files.gitbook.io/~/files/v0/b/gitbook-x-prod.appspot.com/o/spaces%2F-MJXOXEifAmpyvNVL1to%2Fuploads%2FRGG1pPIkk5VYmbM6aGgp%2Fkeeper%2Bsalesforce.png?alt=media&#x26;token=a5e75bc9-da97-48e2-8c0a-f2106148e8f9" alt=""><figcaption></figcaption></figure>

## 概要

Keeper SecurityのアラートをService Cloudのケースに自動変換し、インシデント管理を効率化するSalesforceマネージドパッケージです。

Keeper環境でセキュリティイベントが発生すると (ログイン失敗、ボルト転送、BreachWatchアラートなど)、パッケージがSalesforceにケースを自動作成し、IT/セキュリティチームが調査・対応できるようにします。

### 主な機能

* **セットアップウィザード** - 進捗表示と自動検出付きの手順ガイド
* **ケースの自動作成** - KeeperのセキュリティアラートからSalesforceのケースを自動生成
* **柔軟なフィールドマッピング** - アラートデータを任意のケース項目 (標準/カスタム) に対応付け
* **優先度ルール** - イベント種別やカテゴリに基づく優先度の設定
* **安全な認証** - トークンベースのWebhook認証
* **管理者向け設定UI** - 管理者向けのわかりやすい設定画面

***

## インストール

### 前提条件

インストール前に次を満たしていることを確認してください。

* Salesforce Enterprise、Performance、Unlimited、Developer Editionのいずれか
* システム管理者プロファイルまたは同等の権限
* 有効なKeeper Securityエンタープライズ契約

### パッケージのインストール

1. AppExchange一覧の**Keeper ITSM**を見つけます。
2. **\[Get It Now]** をクリックします。
3. Salesforce組織を選択します (本番またはSandbox)。
4. **\[Install for Admins Only]** を選びます (推奨)。
5. **\[インストール]** をクリックし、完了を待値ます。

{% hint style="info" %}
インストールには通常2〜5分かかります。完了するとメールで通知されます。
{% endhint %}

***

## インストールされる内容

### インストール時に自動作成されるコンポーネント

| コンポーネント          | 説明                                                                                              |
| ---------------- | ----------------------------------------------------------------------------------------------- |
| **Case上のカスタム項目** | アラート詳細用のKeeper専用項目が8件                                                                           |
| **Case Layout**  | Keeper項目をすべて含むKeeper ITSM Layout。ページレイアウトの割り当てで適用します                                            |
| **カスタムオブジェクト**   | 設定用 `Keeper_Field_Mapping__c`、`Keeper_Priority_Mapping__c`                                      |
| **カスタム設定**       | トークンの安全保管とレート制限用 `Keeper_Webhook_Settings__c`                                                   |
| **権限セット**        | Keeper ITSM Admin、Keeper ITSM User、Keeper Webhook User、Keeper Case Fields Access (全ユーザーに自動割り当て) |
| **Apexクラス**      | Webhookコントローラ、インシデントサービス、マッピング用コントローラ                                                           |
| **Auraコンポーネント**  | 設定UI (`KeeperConfigApp`)                                                                        |
| **カスタムタブ**       | Keeper ITSM Config                                                                              |
| **Lightningアプリ** | Keeper Security ITSM                                                                            |

{% hint style="warning" %}
Webhookエンドポイント用のSalesforceサイトはパッケージに**含まれていません**。インストール後に手動で作成する必要があります。Guided Setupウィザードがこの手順を案内します。
{% endhint %}

### インストール後の自動構成

初回インストール時、パッケージは手動設定を最小限にするため、以下を自動構成します。

* **権限セット:** インストールを行った管理者に `Keeper ITSM Admin` を割り当てます
* **フィールドマッピング:** すべてのKeeperアラート項目を対応するCase項目に対応付ける既定のマッピングを8件作成します
* **優先度ルール:** よくあるセキュリティイベントカテゴリの優先度ルールを作成します (ログイン失敗 → High、ロール変更 → Mediumなど)
* **認証トークン:** 初期の安全なWebhookトークンを生成します

{% hint style="success" %}
これにより、Guided Setupの手順1、3、4、5は**自動的に事前構成**されます。手動で必要な作業は、Salesforceサイトの有効化 (手順2) とKeeper管理コンソールの設定 (手順6) のみです。
{% endhint %}

### Case上のカスタム項目

| 項目ラベル                    | API名                          | 型              |
| ------------------------ | ----------------------------- | -------------- |
| Keeper Alert Name        | `Keeper_Alert_Name__c`        | Text (255)     |
| Keeper Event Type        | `Keeper_Event_Type__c`        | Text (255)     |
| Keeper Username          | `Keeper_User_Identifier__c`   | Text (255)     |
| Keeper Alert Timestamp   | `Keeper_Alert_Timestamp__c`   | Date/Time      |
| Keeper IP Address        | `Keeper_IP_Address__c`        | Text (50)      |
| Keeper Category          | `Keeper_Category__c`          | Text (100)     |
| Keeper Alert Description | `Keeper_Alert_Description__c` | Long Text Area |
| Keeper Client Version    | `Keeper_Client_Version__c`    | Text (100)     |

### 権限セット

| 権限セット                   | 用途                               |
| ----------------------- | -------------------------------- |
| **Keeper ITSM Admin**   | 設定UI、フィールドマッピング、優先度マッピングへのフルアクセス |
| **Keeper ITSM User**    | KeeperのCase項目への参照アクセス            |
| **Keeper Webhook User** | サイトゲストユーザーによるWebhook処理で使用        |

***

## インストール後のセットアップ

パッケージインストール後は、**セットアップウィザード**で構成するか、以下の手動手順に従ってください。

{% hint style="success" %}
**推奨:** Keeper ITSM Configページの **\[Guided Setup]** タブを使います。手順ごとの案内と進捗の自動追記があり、完了済みのステップを検出します。
{% endhint %}

### ガイド付きセットアップの利用 (推奨)

1. **\[アプリケーションランチャー]** (9点グリッドアイコン) を開きます。
2. **\[Keeper ITSM Config]** を検索して選択します。
3. 既定で **\[Guided Setup]** タブが開き、セットアップ進捗が表示されます。
4. 番号付きの手順に従います (完了した手順には緑のチェックが表示される)。
5. 各手順のアクションボタンで作業を完了します。

ガイド付きセットアップでは次を自動検出します。

* Salesforceサイトが有効かどうか
* サイトゲストユーザーに適切なWebhook権限があるかどうか
* 認証トークンが生成済みかどうか
* フィールドマッピングが何件構成されているか
* 優先度ルールが何件構成されているか

#### セットアップ手順

<table><thead><tr><th width="78.828125">手順</th><th>名前</th><th width="224.328125">説明</th><th width="109.40625">自動検出</th><th>自動構成</th></tr></thead><tbody><tr><td>1</td><td>権限セットの割り当て</td><td>アクセスが必要な管理者とユーザーに権限セットを割り当てる</td><td>はい</td><td>はい (インストール時に管理者へ割り当て済み)</td></tr><tr><td>2</td><td>Salesforceサイトの有効化</td><td>Webhookエンドポイント用のサイトを作成・有効化する</td><td>はい</td><td>いいえ (手動)</td></tr><tr><td></td><td>Webhook権限の構成</td><td>Webhook処理用のゲストユーザー権限を割り当てる</td><td>はい</td><td>ワンクリックボタン</td></tr><tr><td>3</td><td>認証トークンの生成</td><td>Webhook認証用の安全なトークンを作成する</td><td>はい</td><td>はい (インストール時に生成済み)</td></tr><tr><td>4</td><td>フィールドマッピングの設定</td><td>Keeperのアラート項目をCase項目に対応付ける</td><td>はい</td><td>はい (既定8件を作成済み)</td></tr><tr><td>5</td><td>優先度ルールの設定</td><td>イベント種別に応じてCaseの優先度を設定する</td><td>はい</td><td>はい (既定を作成済み)</td></tr><tr><td>6</td><td>Keeper管理コンソールの設定</td><td>KeeperにWebhook URLを登録する (外部の手順)</td><td>いいえ</td><td>いいえ (外部)</td></tr><tr><td>7</td><td>連携のテスト</td><td>テスト用ケースを作成して連携を確認する</td><td>手動</td><td>いいえ</td></tr></tbody></table>

#### 進捗の表示

* 進行リングに、コア手順 (手順2〜5、ゲストユーザー構成を含む) の完了率が表示されます。
* 完了した手順には緑のチェックが付きます。
* 未完了の手順には番号アイコンが表示されます。
* 任意の手順には**Optional**バッジが付きます。

#### ガイド付きセットアップからのテスト

手順7の **\[Run Test]** をクリックすると、ウィザードから直接テスト用のケースを作成できます。次を確認できます。

* Salesforceサイトが正しく構成されていること
* フィールドマッピングが動作していること
* 優先度ルールが適用されていること

{% hint style="info" %}
テストでは、**\[Origin]** が 「Keeper Security」 に設定された実際のケースが作成されます。後から表示・削除できます。
{% endhint %}

***

### 手動セットアップ手順

手動で構成する場合は次の手順に従います。

#### 手順1: 権限セットの割り当て

{% hint style="success" %}
インストールを行った管理者には、インストール時に `Keeper ITSM Admin` 権限セットが**自動的に割り当て**られます。必要に応じて他の管理者にも割り当ててください。
{% endhint %}

連携の設定を行う必要があるすべてのユーザーに **\[Keeper ITSM Admin]** 権限セットを割り当てます。

1. **\[設定]** → **\[権限セット]** を開きます。
2. **\[Keeper ITSM Admin]** をクリックします。
3. **\[割り当ての管理]** → **\[割り当ての追加]** の順にクリックします。
4. 対象の管理者ユーザーを選び**割り当て**ます。

さらに、CaseでKeeperのアラートデータを参照する必要があるユーザーには、**\[Keeper ITSM User]** 権限セットを割り当てます。

1. **\[設定]** → **\[権限セット]** を開きます。
2. **\[Keeper ITSM User]** をクリックします。
3. **\[割り当ての管理]** → **\[割り当ての追加]** の順にクリックします。
4. 対象のユーザーを選び**割り当て**ます。

<div><figure><img src="https://762006384-files.gitbook.io/~/files/v0/b/gitbook-x-prod.appspot.com/o/spaces%2F-MJXOXEifAmpyvNVL1to%2Fuploads%2F5NRDN7afzGToHHJyBjl2%2FScreenshot%202026-02-02%20at%204.36.16%E2%80%AFPM.png?alt=media&#x26;token=c4c7891f-4ecf-4de9-ae6b-b596d5f39f0a" alt=""><figcaption></figcaption></figure> <figure><img src="https://762006384-files.gitbook.io/~/files/v0/b/gitbook-x-prod.appspot.com/o/spaces%2F-MJXOXEifAmpyvNVL1to%2Fuploads%2FlJUMsLkHe1O9LPtrnMlZ%2FScreenshot%202026-02-02%20at%204.36.30%E2%80%AFPM.png?alt=media&#x26;token=2187f510-9952-450d-8c65-cacdc9c45849" alt=""><figcaption></figcaption></figure> <figure><img src="https://762006384-files.gitbook.io/~/files/v0/b/gitbook-x-prod.appspot.com/o/spaces%2F-MJXOXEifAmpyvNVL1to%2Fuploads%2Ffr4zToqcprGXC8L6vGFh%2FScreenshot%202026-02-02%20at%204.38.29%E2%80%AFPM.png?alt=media&#x26;token=eb17739d-cb82-4c37-a231-2ce1f1b389f8" alt=""><figcaption></figcaption></figure></div>

{% hint style="info" %}
**Keeper ITSM Admin** には設定へのフルアクセスがあります。**Keeper ITSM User** は、サポート担当者など管理者以外のユーザーがCase上のKeeper項目を参照できるようにします。
{% endhint %}

#### 手順2: Salesforceサイトの作成と有効化

Webhookエンドポイントには有効なSalesforceサイトが必要です。これは手動で作成する必要があります (サイトはマネージドパッケージに含めることができません)。

1. **\[設定]** → **\[サイト]** を開きます。
2. サイトドメインを登録していない場合は、先に登録します (例: `your-company`)。
3. **\[New]** をクリックし、以下の設定で新しいサイトを作成します。
   * **Site Label**: `KeeperWebhook`
   * **Site Name**: `KeeperWebhook`
   * **Active Site Home Page**: 任意のVisualforceページを選択します (例: 組織の既定ページ)
   * その他の設定は既定のままにします
4. **\[Save]** をクリックし、続けてサイトを\*\*\[Activate]\*\*します。
5. **\[Secure Web Address (HTTPS)]** をメモします (Keeper管理コンソールで必要)。

{% hint style="warning" %}
サイトURLは組織ごとに異なります。通常は次の形式です: `https://[your-domain].my.salesforce-sites.com/KeeperWebhook`
{% endhint %}

**ゲストユーザーのWebhook権限を構成**

サイトを作成・有効化したら、そのサイトのゲストユーザーにWebhook処理の権限を付与する必要があります。

**方法A: ガイド付きセットアップを使用 (推奨)**

1. **\[Keeper ITSM Config]** → **\[Guided Setup]** タブに戻ります。
2. 手順2の **\[Configure Webhook Permissions]** ボタンをクリックします。
3. システムが自動的に `Keeper Webhook User` 権限セットをサイトのゲストユーザーに割り当てます。

**方法B: 手動構成**

1. **\[設定]** → **\[権限セット]** → **\[Keeper Webhook User]** を開きます。
2. **\[割り当ての管理]** → **\[割り当ての追加]** をクリックします。
3. KeeperWebhookサイトに紐づくゲストユーザーを探して選択します (ユーザー名に「KeeperWebhook」または「Keeper」が含まれます)。
4. **\[Assign]** をクリックします。

{% hint style="info" %}
Guided Setupの **\[Configure Webhook Permissions]** ボタンが最も簡単な方法です。サイトのゲストユーザーを自動的に検出し、正しい権限セットをワンクリックで割り当てます。
{% endhint %}

#### 手順3: 認証トークンの取得

{% hint style="success" %}
安全な認証トークンは、パッケージのインストール時に**自動的に生成**されます。取得するだけで済みます。
{% endhint %}

1. **\[アプリケーションランチャー]** (9点グリッドアイコン) を開きます。
2. **\[Keeper ITSM Config]** を検索して選択します。
3. **\[Webhook Setup]** タブで **\[Reveal]** をクリックしてトークンを表示し、**\[Copy]** でコピーします。
4. 新しいトークンが必要な場合は **\[Generate New Token]** をクリックします。

{% hint style="danger" %}
トークンは安全に保管してください。Keeper管理コンソールの設定に必要です。
{% endhint %}

#### 手順4: Keeper管理コンソールの設定

1. [Keeper管理コンソール](https://keepersecurity.com/console/#login)にログインします。
2. **\[レポートとアラート]** を開きます。
3. **\[アラート]** で **\[アラートを追加]** をクリックし、監視するアラート種別を選択します。
4. **\[受信者を追加]** をクリックします。
5. 受信者の種類として **\[Webhook]** を選択します。
6. トークン付きの完全なURLを入力します。

```
https://[your-site-url]/services/apexrest/KeeperITSM/keeper/webhook?token=YOUR_TOKEN_HERE
```

{% hint style="info" %}
URLには `keeper/webhook` の前に `KeeperITSM/` ネームスペースプレフィックスを含める必要があります。ネームスペースを含む完全なWebhook URLは、Keeper ITSM Configの **\[Webhook Setup]** タブに表示されます。エラーを避けるため、そこからコピーしてください。
{% endhint %}

7. 設定を保存します。

#### Case項目へのKeeper項目の追加

パッケージには、Keeper項目をすべて含む事前構成済みの**Keeper ITSM Layout**が付属しています。設定方法は以下の2つです。

**方法A: Keeper ITSM Layoutを割り当てる (推奨)**

1. **\[設定]** → **\[オブジェクトマネージャー]** → **\[ケース]** → **\[ページレイアウト]** へ移動します。
2. **\[ページレイアウトの割り当て]** をクリックします。
3. Keeperのアラート詳細を表示する各プロファイルに **\[Keeper ITSM Layout]** を割り当てます。
4. **\[保存]** をクリックします。

**方法B: 既存のレイアウトにKeeper項目を追加する**

1. **\[設定]** → **\[オブジェクトマネージャー]** → **\[ケース]** → **\[ページレイアウト]** へ移動します。
2. 対象のCaseレイアウト (例: Case Layout) をクリックし、**\[編集]** します。
3. 新しいセクションを追加します (例: 「Keeper Security Details」)。
4. 以下の8つのKeeper項目をそのセクションにドラッグします。Keeper Alert Name、Keeper Event Type、Keeper Category、Keeper Alert Timestamp、Keeper Username、Keeper IP Address、Keeper Client Version、Keeper Alert Description
5. **\[保存]** をクリックします。

***

## 設定

**\[アプリケーションランチャー]** から **\[Keeper ITSM Config]** を開きます。タブは **\[Guided Setup]**、**\[Webhook Setup]**、**\[Field Mapping]**、**\[Priority Mapping]** の4つです。

{% hint style="info" %}
設定ページにアクセスするには**Keeper ITSM Admin**権限セット、または**システム管理者**プロファイルが必要です。
{% endhint %}

### **Webhookのセットアップ**

**\[Webhook Setup]**&#x30BF;ブでは、KeeperからSalesforceにアラートを送るために必要なURLと認証トークンを確認できます。

#### Webhook URL

設定ページにWebhook URLが表示されます。Keeper管理コンソールで使うためにコピーします。

**URLの形式:**

```
https://[your-domain].my.salesforce-sites.com/KeeperWebhook/services/apexrest/KeeperITSM/keeper/webhook
```

{% hint style="info" %}
URLには `KeeperITSM/` ネームスペースプレフィックスが含まれます。組織ごとの正確なURLはWebhook Setupタブに表示されるので、常にそこからコピーしてください。
{% endhint %}

#### 認証トークン

* **\[Reveal]** でトークン全文を表示
* **\[Copy]** でクリップボードにコピー
* **\[Generate New Token]** で新しいトークンを発行

{% hint style="danger" %}
新しいトークンを発行すると、直前のトークンは直ちに無効になります。サービス中断を避けるため、すぐにKeeper管理コンソールのURLを更新してください。
{% endhint %}

#### トークン付きWebhook URL

クエリパラメータとしてトークンを付加します。

```
https://[your-site-url]/services/apexrest/KeeperITSM/keeper/webhook?token=YOUR_TOKEN_HERE
```

### **Field Mapping (フィールドマッピング)**

**\[Field Mapping]** では、どのKeeperアラートデータをどのSalesforce Case項目に入れるかを制御します。

#### 利用可能なKeeper項目

| Keeper項目          | API名             | 説明                             |
| ----------------- | ---------------- | ------------------------------ |
| Alert Name        | `alert_name`     | 発動したアラートルール名                   |
| Audit Event Type  | `audit_event`    | イベント種別コード (例: `login_failure`) |
| Username          | `username`       | イベントを起こしたユーザー                  |
| Description       | `description`    | アラートの説明文                       |
| Timestamp         | `timestamp`      | イベント発生時刻 (ISO 8601)            |
| Remote IP Address | `remote_address` | リクエスト元IPアドレス                   |
| Category          | `category`       | イベントカテゴリ                       |
| Client Version    | `client_version` | Keeperクライアントのバージョン             |

#### フィールドマッピングの追加

1. **\[Field Mapping]** タブを開きます。
2. ドロップダウンから **\[Keeper Field]** を選択します。
3. ドロップダウンから **\[Salesforce Case Field]** を選択します。
4. **\[Add Mapping]** をクリックします。

<figure><img src="https://762006384-files.gitbook.io/~/files/v0/b/gitbook-x-prod.appspot.com/o/spaces%2F-MJXOXEifAmpyvNVL1to%2Fuploads%2FHjHSZuD6oxK121p5s9V1%2FScreenshot%202026-02-02%20at%204.45.45%E2%80%AFPM.png?alt=media&#x26;token=2a3da9c4-361d-4333-b4f5-78ecebf1c702" alt=""><figcaption></figcaption></figure>

{% hint style="warning" %}
各Salesforce項目には1つのKeeper項目だけを対応付けられます。重複して追加すると既存のマッピングが置き換わります。
{% endhint %}

#### 推奨マッピング

| Keeper項目          | 推奨のCase項目                |
| ----------------- | ------------------------ |
| Alert Name        | Keeper Alert Name        |
| Audit Event Type  | Keeper Event Type        |
| Username          | Keeper Username          |
| Timestamp         | Keeper Alert Timestamp   |
| Remote IP Address | Keeper IP Address        |
| Category          | Keeper Category          |
| Description       | Keeper Alert Description |
| Client Version    | Keeper Client Version    |

#### マッピングの管理

* **\[Toggle Active/Inactive]** - トグルでマッピングの有効/無効を切り替え
* **\[Search]** - 検索ボックスでマッピングを絞り込み
* **\[Delete]** - 削除アイコンでマッピングを削除
* **\[Pagination]** - ページ操作で一覧を移動

#### 既定の動作 (マッピング未設定時)

フィールドマッピングが1件もない場合、パッケージは次の既定を適用します。

| 項目          | 既定値                              |
| ----------- | -------------------------------- |
| Subject     | `[Alert Name]: [Event Type]`     |
| Description | アラート詳細をテキスト形式で全文                 |
| Origin      | `Keeper Security`                |
| Status      | `New`                            |
| Priority    | Priority Mappingルールで決定 (既定: Low) |

### **Priority Mapping (優先マッピング)**

**\[Priority Mapping]** では、セキュリティイベントの種類に応じてCaseの優先度を自動設定します。

#### 優先度の照合の仕組み

Keeperアラートを受信すると、システムは次の順で処理します。

1. 設定したイベントパターンとの **\[完全一致]** を確認します。
2. 一致がなければ **\[部分一致/含む]** を確認します。
3. どれにも一致しなければ既定優先度 **\[Low]** を割り当てます。

#### 優先度ルールの追加

**方法1: カテゴリとイベントの選択**

1. **\[Priority Mapping]** タブを開きます。
2. ドロップダウンから **\[Category]** を選択します。
3. 必要に応じて **\[Event]** を選択します (空欄のままならそのカテゴリの **\[すべて]** のイベントが対象)。
4. **\[Priority]** を選択します。
5. **\[Add Rule]** をクリックします。

{% hint style="info" %}
イベントを空にすると、選択したカテゴリ内のすべてのイベントを一度にマッピングできます。カテゴリ単位で優先度を素早く設定するのに便利です。
{% endhint %}

**方法2: \[Quick Add] ボタン**

**\[Quick Add]** ボタンでよく使うセキュリティルールを追加できます。

| ボタン                       | 作成される内容                                                      |
| ------------------------- | ------------------------------------------------------------ |
| **Security → High**       | BreachWatchアラート、ボルト転送、ユーザー削除、2FA失敗、KeeperAIのcritical/highリスク |
| **Login Failures → High** | ログイン失敗、コンソールログイン失敗、IPブロック、認証失敗                               |
| **Role Changes → Medium** | ロールの追加/削除、チーム変更、権限変更、ユーザーロック                                 |
| **Normal Ops → Low**      | 通常ログイン、レコード操作、パスワードコピー、エクスポート/インポート                          |

<figure><img src="https://762006384-files.gitbook.io/~/files/v0/b/gitbook-x-prod.appspot.com/o/spaces%2F-MJXOXEifAmpyvNVL1to%2Fuploads%2FZ8g552pMDkJwzakvZKCp%2FScreenshot%202026-02-02%20at%204.45.54%E2%80%AFPM.png?alt=media&#x26;token=ca96cb18-a0e4-42f0-a4e5-af2631a5ff31" alt=""><figcaption></figcaption></figure>

#### イベントカテゴリの参照

パッケージではKeeper Securityのイベントを17カテゴリ、300種類以上サポートします。

イベント種別と説明の一覧については、[レポート作成、アラート、SIEM](/enterprise-guide/jp/event-reporting/event-descriptions.md)のページをご参照ください。

{% hint style="info" %}
Salesforce ITSMパッケージには、現行パッケージバージョン時点のKeeperイベントレポートドキュメントのイベント種別がすべて含まれます。
{% endhint %}

#### 推奨する優先度設定

| イベント種別の例                          | 推奨優先度      |
| --------------------------------- | ---------- |
| ボルト転送、アカウント削除、2FA失敗、IPブロック        | **High**   |
| ログイン失敗、BreachWatch検出、KeeperAIアラート | **High**   |
| ロール変更、権限変更、ユーザーロック                | **Medium** |
| レコード表示、パスワードコピー、通常ログイン            | **Low**    |

***

## 連携のテスト

### 方法1: 組み込みテストの利用 (推奨)

最も簡単な確認方法です。

1. **\[Keeper ITSM Config]** → **\[Guided Setup]** タブを開きます。
2. **\[Step 7: Test Integration]** までスクロールします。
3. **\[Run Test]** をクリックします。
4. 成功するとテスト用ケースが作成され、リンクが表示されます。

作成されるケースの内容

* Subject: "Guided Setup Test Alert: test\_event"
* Origin: "Keeper Security"
* 設定済みのフィールドマッピングをすべて適用

### 方法2: cURL/PostmanでテストWebhookを送信

cURLまたはPostmanでテストWebhookを送ります。

```bash
curl -X POST \
  'https://[your-site-url]/services/apexrest/KeeperITSM/keeper/webhook?token=YOUR_TOKEN' \
  -H 'Content-Type: application/json' \
  -d '{
    "alert_name": "Test Alert",
    "audit_event": "login_failure",
    "username": "test.user@example.com",
    "description": "Test alert from manual trigger",
    "timestamp": "2025-01-30T10:30:00Z",
    "remote_address": "192.168.1.100",
    "category": "Login",
    "client_version": "16.10.0"
  }'
```

<figure><img src="https://762006384-files.gitbook.io/~/files/v0/b/gitbook-x-prod.appspot.com/o/spaces%2F-MJXOXEifAmpyvNVL1to%2Fuploads%2Fz9Cpa5QQsXqnnbE8d7np%2FScreenshot%202026-02-02%20at%204.52.03%E2%80%AFPM.png?alt=media&#x26;token=b3b6d8ae-3eb0-458a-a551-306a7eea03ed" alt=""><figcaption></figcaption></figure>

### 想定される応答

**成功 (HTTP 200):**

```json
{
  "success": true,
  "caseId": "500XXXXXXXXXXXX"
}
```

**認証エラー (HTTP 401):**

```json
{
  "success": false,
  "errorCode": "ERR_001",
  "message": "Unauthorized"
}
```

**不正なペイロード (HTTP 400):**

```json
{
  "success": false,
  "errorCode": "ERR_002",
  "message": "Invalid request format"
}
```

**レート制限 (HTTP 429):**

```json
{
  "success": false,
  "errorCode": "ERR_004",
  "message": "Too many requests. Please try again later."
}
```

**処理エラー (HTTP 500):**

```json
{
  "success": false,
  "errorCode": "ERR_003",
  "message": "An error occurred processing the request"
}
```

***

## トラブルシューティング

### ケースが作成されない

| 事象                        | 対処                                                                                                                                               |
| ------------------------- | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ |
| Webhook URLにネームスペースがない    | URLには `KeeperITSM/` ネームスペースプレフィックスを含める必要があります: `/services/apexrest/KeeperITSM/keeper/webhook`。正確なURLはWebhook Setupタブからコピーしてください。                 |
| Webhook URLでHTTP 404が発生する | URLに `KeeperITSM/` ネームスペースプレフィックスが含まれているか確認してください。含まれていないと、Salesforceはエンドポイントを見つけられません。                                                          |
| トークンが無効                   | 新しいトークンを発行し、Keeper管理コンソールを更新                                                                                                                     |
| サイトが無効                    | **\[設定]** → **\[サイト]** へ移動してKeeperWebhookサイトを有効にします                                                                                              |
| HTTP 403 / 「FORBIDDEN」    | サイトゲストユーザーにWebhook権限がありません。Guided Setupの手順2にある **\[Configure Webhook Permissions]** ボタンを使うか、`Keeper Webhook User` 権限セットをサイトゲストユーザーに手動で割り当ててください。 |
| ゲストユーザーの権限が失われた           | 組織に一定の変更があった後は、ゲストユーザーの権限を再割り当てする必要が生じることがあります。Guided Setupの **\[Configure Webhook Permissions]** ボタンを使用してください。                                  |
| レート制限によるロックアウト (HTTP 429) | ロックアウトが解除されるまで5分待ってから、有効なトークンで再試行してください                                                                                                          |

### 設定ページでアクセス拒否 (**Access Denied) が発生する**

**原因:** 必要な権限セットがユーザーに付いていない。

**対処:**

1. **\[設定]** → **\[権限セット]** → **\[Keeper ITSM Admin]** へ移動します。
2. **\[割り当ての管理]** → **\[割り当ての追加]** をクリックします。
3. ユーザーを選んで**割り当て**ます。

### ケースに項目データが入らない

| 事象          | 対処                                                        |
| ----------- | --------------------------------------------------------- |
| マッピングが無効    | マッピングのトグルがONか確認                                           |
| 項目が許可リストにない | マッピング可能なのはホワイトリストの項目のみ (`KeeperIncidentService` をご参照ください) |
| FLS権限       | ゲストユーザープロファイルに項目の作成権限があるか確認                               |

### 優先度が想定と異なる

**優先度の評価順**

1. 完全一致ルールが先に評価されます。
2. 次に部分一致/含むが評価されます。
3. どれにも一致しない場合、優先度低がデフォルトです。

**ヒント:** 広いカテゴリルールより、具体的なイベントルールを先に作成するようにします。

### ケースのステータスにクローズ (**Closed) と表示**

**原因:** 既定ではSalesforceは誤操作防止のため、終了ステータスをCaseのステータスピックリストに表示しません。

**対処:**

1. **\[設定]** → **\[サポート設定]** へ移動します。
2. **\[Show Closed Statuses in Case Status Field]** を探します。
3. チェックを入れて有効化します。
4. **\[保存]** をクリックします。

{% hint style="info" %}
組織全体の設定であり、Keeper ITSMが作成したケースに限らずすべてのCaseに影響します。
{% endhint %}

***

## セキュリティ上の考慮事項

### トークンの安全

* トークンは暗号学的に安全なAES-128の乱数で生成されます。
* トークンは保護されたカスタム設定に保存され ( 通常のクエリでは表示されません ) 、参照できません。
* トークンの検証には、タイミング攻撃を防ぐため定数時間比較 (HMAC + XOR) が使われます。
* セキュリティのベストプラクティスとして、定期的にトークンを再発行してください。
* トークンを安全でないチャネルで共有しないでください。

### レート制限

Webhookエンドポイントにはブルートフォース対策が組み込まれています。

* 認証に**5回連続で失敗**すると、エンドポイントは**5分間のロックアウト**に入ります。
* ロックアウト中は、有効なトークンを使ったリクエストであっても、すべてのリクエストがHTTP 429 (Too Many Requests) で拒否されます。
* 認証に成功すると、失敗回数カウンターは直ちにリセットされます。
* ロックアウトは5分後に自動的に解除されます。

{% hint style="warning" %}
Keeper管理コンソールが古いトークンでアラートを送信している場合、それらのリクエストは失敗回数として数えられ、ロックアウトを引き起こす可能性があります。新しいトークンを発行したら、必ず直ちにKeeperでトークンを更新してください。ロックアウトは5分後に自動的に解除されます。
{% endhint %}

### データの安全

* すべてのWebhookリクエストには、有効なトークン認証が必要です。
* エラーメッセージは、情報漏えいを防ぐようサニタイズされます。
* すべてのデータベース操作では、CRUDおよびFLSが強制されます。
* フィールドマッピングは、許可された項目のみを対象とするホワイトリスト方式です。

### 監査証跡

* すべてのWebhookリクエストは、Salesforceのデバッグログに記録されます。
* Webhookで作成されたケースは、識別のために `Origin = Keeper Security` として設定されます。
* 認証の失敗は、セキュリティレビューのためにログに記録されます。

### ゲストユーザーの安全

サイトゲストユーザーには、`Keeper Webhook User` 権限セットを通じて最小権限が付与されます。

* **Apexアクセス**: Webhook関連クラスのみ (`KeeperWebhookController`、`KeeperIncidentService`、`KeeperTokenService`)
* **オブジェクトアクセス**: ケースは作成のみ、マッピング用オブジェクト (`Keeper_Field_Mapping__c`、`Keeper_Priority_Mapping__c`) は参照のみ
* **フィールドアクセス**: 必要なケース項目に限定

{% hint style="info" %}
ゲストユーザーの権限は `Keeper Webhook User` 権限セットで管理されます。Guided Setupの **\[Configure Webhook Permissions]** ボタンを使うと、この権限セットをサイトゲストユーザーに自動的に割り当てられます。
{% endhint %}

***

## FAQ

**Q: SalesforceのSandboxで使えますか?**

A: はい。Sandboxにパッケージをインストールしてテストできます。Sandboxと本番では別々のトークンを使ってください。

**Q: 新しいパッケージバージョンへのアップグレード方法は?**

A: AppExchangeから新バージョンをインストールします。マッピングやトークンなどの設定はアップグレード後も保持されます。

**Q: どのKeeperイベントがアラートを発動できますか?**

A: Keeper管理コンソールのレポートとアラートで設定した任意のイベント種別です。

**Q: Webhookエンドポイントは安全ですか?**

A: はい。すべてのリクエストに有効な認証トークンが必要です。エンドポイントはHTTPSを使用し、エラーメッセージに内部詳細は含めません。また、トークンの検証にはタイミング攻撃を防ぐ定数時間比較が使われ、レート制限によってブルートフォースによるトークン推測 (5回失敗でロックアウト) からも保護されます。

**Q: ケースのサブジェクトの形式をカスタマイズできますか?**

A: 現状の既定形式は `[Alert Name]: [Event Type]` です。`alert_name` や `audit_event` をサブジェクトフィールドにマッピングすると、挙動をカスタマイズできます。

**Q: トークンが漏えいした場合は?**

A: すぐにWebhook Setupタブで新しいトークンを発行してください。旧トークンは即座に無効になります。Keeper管理コンソールを新トークンに更新してください。

**Q: Webhook URLでHTTP 404「Not Found」が発生するのはなぜですか?**

A: Webhook URLには `KeeperITSM/` ネームスペースプレフィックスを含める必要があります。正しい形式は `/services/apexrest/KeeperITSM/keeper/webhook` です。エラーを避けるため、**\[Webhook Setup]** タブに表示される正確なURLをコピーしてください。

**Q: Webhookで HTTP 403「FORBIDDEN」が発生するのはなぜですか?**

A: サイトゲストユーザーにWebhookのApexクラスを実行する権限がありません。**\[Keeper ITSM Config]** → **\[Guided Setup]** → **\[Step 2]** に移動し、**\[Configure Webhook Permissions]** ボタンをクリックすると自動的に解決します。

**Q: パッケージはインストール時に何かを自動構成しますか?**

A: はい。インストール後のスクリプトが、管理者権限セットの割り当て、既定のフィールドマッピングの作成、優先度ルールの作成、認証トークンの生成を自動的に行います。手動で必要な作業は、Salesforceサイトの作成とKeeper管理コンソールの設定のみです。

**Q: HTTP 429「Too many requests」エラーが発生するのはなぜですか?**

A: Webhookエンドポイントには、認証に5回連続で失敗すると5分間ロックアウトするレート制限機能があります。これは通常、Keeper管理コンソール側のトークンが古くなっている場合に発生します。ロックアウトが解除されるまで5分待ってから、Keeper管理コンソールのトークンをSalesforce側の現在のトークンと一致するように更新してください。


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