KeeperDB 2.1.0
2026年6月3日リリース
概要
KeeperDBは、高速で安全なクロスプラットフォーム対応のデータベース管理ツールです。KeeperPAM接続の中で利用するほか、Windows、macOS、Linux向けのスタンドアロンデスクトップアプリとしても利用できます。
PostgreSQL、MySQL、SQLite、Microsoft SQL Server、Oracle、Amazon Redshiftに対するクエリ実行、データ探索、運用作業を、単一のインターフェースから行えます。

KeeperDBはエンジニアおよびデータサイエンティスト向けに構築されています。DBeaver、MySQL Workbench、pgAdminなどの従来のツールに代わる製品です。KeeperPAMでは、パスワードレスで完全管理された環境内で主要なデータベース運用ワークフローを利用できます。
2.1.0の新機能
KeeperDB 2.1.0には、ネイティブデスクトップアプリケーション (ボルト連携の認証情報保存、生体認証によるロック解除)、SQLクエリワークスペースの拡張、KeeperAI統合の深化、セキュリティ、UI、アクセシビリティの各種主要機能の改善が含まれます。
あわせてKeeperシークレットマネージャー (KSM) との完全統合により、データベース接続、認証情報、ローカルセキュリティ設定をボルトに保存できるようになりました。

ネイティブデスクトップアプリ
Keeperボルト内蔵: データベース接続を暗号化されたローカルボルトに保存・整理。外部ファイルの管理は不要です。
ボルトのロック: 手動ロック、または一定時間操作がない場合の自動ロック。アイドルタイムアウトは設定可能。
生体認証によるロック解除: Touch IDおよびWindows Helloによるボルトのロック解除に対応。
セッションの継続性: ロック/ロック解除やウィンドウ切り替え後も、作業内容と接続を維持。

セキュリティとプライバシー
接続認証情報のエンドツーエンド保護: KeeperPAMセッション中にゲートウェイから渡される接続認証情報を保護。
セッション単位のAPIレート制限: 不正利用や暴走クライアントからの保護。
クエリタイムアウトの厳格な適用: 長時間実行クエリによるデータベース占有を防止。
AI生成クエリのスクリーニング: 意図しない副作用を伴うステートメントを実行前に拒否。
認証の強化: AI、オートコンプリート、プロバイダーエンドポイントの認証を強化。
管理者指定の認証局 (CA): カスタムTLSを使用するエンタープライズ環境向けに、指定したCAを自動読み込み。
サプライチェーンおよび依存関係に関する多数のセキュリティ修正。

KeeperAIの改善
スキーマ認識の高速化と精度向上: 大規模データベーススキーマをより効率的に理解。非常に大規模なデータベース向けに上限を設定可能。
会話の保持: セッションをまたいで会話を継続し、中断した箇所から再開可能。
ワンクリックの「AI無効化」: 保存済みのAIキーおよび認証情報を完全にクリア。
モデルカタログの更新: サポート対象プロバイダ (OpenAI、Anthropic、Gemini、Bedrock、Vertex、Azure など) の2026年最新モデルに対応。
初回起動体験の改善、プロバイダ未設定時のエラー表示の明確化。

SQLクエリワークスペース
マルチタブエディタ: 複数クエリを同時に編集。デスクトップ版では、
.sqlファイルの開閉や保存にも対応。Run Current / Run All: カーソル位置のSQL文のみ、またはスクリプト全体を実行可能。ペイン内のどこからでも利用できるキーボードショートカットをサポート。
Pretty Print / フォーマット: 選択範囲またはドキュメント全体のSQLを、データベース方言に応じてワンクリックで整形。
柔軟な画面レイアウト: エディタと実行結果の間で分割表示サイズを調整可能。表示領域を広げる拡張トグルや行番号表示にも対応。
セッション単位の接続維持: 一時テーブルやセッション設定などのクエリ状態を保持したまま、複数のSQL文を連続して実行可能。
タブ切り替えショートカットの追加、エディタの各種操作性改善。

データおよび結果グリッド
列の並べ替えと移動: すべての結果グリッドで列の並べ替えと移動に対応。ドラッグで列順を変更し、クリックでソート可能。
ドラッグ時の自動スクロール: 列をドラッグしてグリッド端まで移動すると、自動的にスクロールして列の配置を調整。
Snowsightスタイルのスキーマサイドバー: 「SQLエディタに挿入」機能により、テーブル名や列名をクエリへ直接挿入可能。
テーブルナビゲーションの操作性向上および画面表示に関するさまざまな改善。

クエリ履歴
自動更新: 実行のたびに自動更新。新しい順に表示。
履歴のクリア: ワンクリックで履歴をクリア。連続する同一実行は折りたたみ表示。

UI、UX、アクセシビリティ
テーマの改善: ライト/ダークモード全体のコントラストと一貫性の向上。MySQLバッジのブランドカラー精度も改善。
アクセシビリティの向上: WCAG 2.1 AA / Section 508 に向けたコントラスト、フォーカス表示、キーボードナビゲーションの改善。
クエリタブおよびデータタブ間でのエクスポート体験の統一。
Keeperゲートウェイ内実行時の簡素化: エンドユーザー向けに運用者および開発者向け詳細を非表示。
レンダリングおよび安定性の修正によるUIの高速化と操作性向上。


接続とボルトストレージ
KeeperDBデスクトップはKeeperシークレットマネージャー (KSM) と統合し、Keeperボルトからデータベースターゲットおよび認証情報を直接取得できます。ワークステーションからのスタンドアロンでのデータベースアクセス、または既存のVPNやZTNAソリューション経由のアクセスに対応するワークフローです。
ローカル保存シークレットの排除: マルウェアやエンドポイント盗難による露出リスクを低減。
シークレット自動ローテーションへの対応: ローテーションが有効な場合、ユーザーは常に最新の認証情報で接続。
共同作業の簡素化: 接続情報を手動で配布することなく、ボルト内のデータベースリソースへユーザーを共有。


リソース
ロードマップ
お客様のフィードバックに基づき、隔週で更新を公開しています。機能リクエストや不具合の報告は、pam@keepersecurity.com までご連絡いただくか、Redditコミュニティページへご投稿ください。
最終更新

