KeeperDB 2.3.0
2026年7月22日リリース
KeeperDBとは
KeeperDBは、高速で安全なクロスプラットフォーム対応のデータベース管理ツールです。KeeperPAM接続の中で利用するほか、Windows、macOS、Linux向けのスタンドアロンデスクトップアプリとしても利用できます。
PostgreSQL、MySQL、SQLite、Microsoft SQL Server、Oracle、Amazon Redshiftに対するクエリ実行、データ探索、運用作業を、単一のインターフェースから行えます。
KeeperDBはエンジニアおよびデータサイエンティスト向けに構築されています。DBeaver、MySQL Workbench、pgAdminなどの従来のツールに代わる製品です。KeeperPAMでは、パスワードレスで完全管理された環境内で主要なデータベース運用ワークフローを利用できます。
バージョン2.3.0の概要
KeeperDB 2.3では、Oracle Client不要のネイティブなOracle接続に対応しました。また、SQL Server向けにMicrosoft Entra IDおよびWindows認証を追加しています。
さらに、接続の復旧、保存済み接続の管理、SQLエディタの動作を改善しました。あわせてアクセシビリティを強化し、セキュリティ関連の依存関係を更新しました。
KeeperDB 2.3はスタンドアロン版として利用できるほか、Keeperゲートウェイ1.8.7にも組み込まれています。
Oracle Client不要のOracle接続
KeeperDBにはネイティブのOracleドライバーが内蔵されています。Oracle Instant Clientをインストールする必要がなくなりました。
すべてのプラットフォームで接続でき、KeeperPAMプロキシ経由の接続にも対応しています。Oracle側でセッションが終了した場合でも自動的に接続を復旧します。直接Oracle接続向けにSSL/TLSを構成できるようになりました。
SQL Server向けMicrosoft Entra IDサインイン
Azure SQLおよびMicrosoft Entra ID対応のSQL Serverへ、Microsoftアカウントを使用して接続できます。
Microsoftアカウントでサインイン: ブラウザで認証を行い、MFA、パスキー、条件付きアクセスに対応します。認証完了後は自動的に接続されます。
アクセストークンによる接続: Entra IDのアクセストークンを直接貼り付けて接続することもできます。
トークンをディスクに保存しない: 保存済みのEntra ID接続では、再接続時に新たなサインインが求められます。
SQL Server向けWindows認証
すべてのプラットフォームで DOMAIN\user 形式の認証情報を使って接続できます。
接続の信頼性向上
アイドルタイムアウト、フェイルオーバー、セッション終了などにより切断された接続を検出し、次回クエリ実行時に自動で再接続するようになりました。この機能は、SQL Server、PostgreSQL、MySQL、Amazon Redshift、Oracleで利用できます。
保存済み接続の改善
接続一覧に名前、ホスト名、データベース名、認証の詳細を表示。NTLMおよびEntra IDはタグとして表示されます。ユーザー名での検索にも対応しています。
再接続時は既存のプロファイルを更新し、重複した接続を作成しないよう改善。
[設定] で認証方法を含む接続設定の全面編集に対応。編集時も暗号化設定などの詳細なオプションは保持されます。
エディタとワークスペースの改善
SQL文を部分選択した場合、選択したSQLのみが実行されます。
確認ダイアログ表示中は、キー入力がエディタへ送られないよう改善。
更新通知から直接ダウンロードページへのアクセスが可能になりました。
アクセシビリティ
キーボード操作およびスクリーンリーダーへの対応をアプリ全体で改善しました。
ダイアログおよびオーバーレイ表示中はフォーカスが適切に保持されます。
サインインの進行状況を含むステータス変更をスクリーンリーダーで通知。
ログイン画面や設定画面でフォームラベルを改善し、コントラストに関する不具合が解消されました。
これらの変更は、WCAG 2.1 AAおよびSection 508への継続的な取り組みの一環です。
リソース
ロードマップ
お客様のフィードバックに基づき、毎月更新を公開しています。機能リクエストや不具合の報告は、pam@keepersecurity.comまでご連絡いただくか、Redditコミュニティページへご投稿ください。
最終更新

