KCM バージョン 2.24.0
2026年6月1日リリース
KCM 2.24.0のバイナリは、2026年4月30日にリリースされたKeeperゲートウェイ 1.8に統合されています。スタンドアロン版については、今後のリリースを最適化するために必要なビルドプロセスの再設計に伴い、リリースが延期されました。
KCM 2.24.0における、ユーザー向け・管理者向けの主な変更点は以下のとおりです。
RBIの大幅な機能強化
HTTP Basic認証への対応
任意のDOM要素の非表示/マスキング機能
その他の不具合修正および機能改善
RBIの大幅な改善
KCM-528: タブ作成のためのCtrl/Shift/Cmd+クリックおよび中クリックに対応。
KCM-529: RBIにおける右クリックコンテキストメニューに対応。
KCM-555: モバイル版RBIにおける長押しコンテキストメニューに対応。
KCM-556: モバイル版RBIにおけるテキスト選択ハンドルに対応。
KCM内のRBI接続では、通常のブラウザと同様に右クリックコンテキストメニューが利用できるようになりました。ユーザーはリンクを新しいタブで開いたり、テキストをコピーまたはペーストしたりできます。
これらの改善はモバイルデバイスにも適用されています。モバイル版RBIでは、長押しコンテキストメニューとテキスト選択ハンドルが利用できるようになりました。
HTTP Basic認証
KCM-530: RBIにおけるHTTP Basic認証に対応。
これまでRBIの自動入力機能では、ウェブベースのログインフォームを使用した認証が必要でした。今回のアップデートにより、独自のログインUIを持たないデバイスやサービス向けに、HTTP Basic認証もサポートされるようになりました。
管理者は、自動入力ルールで page の代わりに http-auth プロパティを使用することで、HTTP Basic認証の対象を指定できます。
HTTP Basic認証を使用する場合、ユーザー名フィールドやパスワードフィールドを個別に定義する必要はありません。通常は上記の設定のみで利用できます。
任意のDOM要素の非表示/マスキング
KCM-546: RBIにおける任意のDOM要素の非表示に対応。
KCMのRBIでは、任意のDOM要素を非表示、マスキング、または削除できるようになりました。これにより、サービス側に無効化するための設定がない場合でも、ユーザーに利用させたくない操作やコントロールを表示しないよう制御できます。
この機能は特に、現在のパスワードを表示するための目のアイコンや鍵アイコンが付いたパスワード入力欄で有効です。KCMはこうしたコントロールを非表示にすることで、KCMおよびRBIによって管理される認証情報がユーザーに表示されるのを防ぎ、セキュリティを強化します。
その他の修正と改善
KCM-432: 接続グループページでKSM構成ヘッダーおよびフィールドラベルのテキストが読み込まれない場合がある不具合を修正。
KCM-473: WoLパケット送信時に、待機時間に関係なくログメッセージを記録するよう改善。
KCM-481: ページ内のiframeで表示されるRBIに対する自動入力に対応。
KCM-488: RBIの同時ユーザー数超過時に、分かりにくいエラーが表示される不具合を修正。
KCM-491: KCMビルドで「Errors during downloading metadata」という404エラーが発生する不具合を修正。
KCM-512: Ctrl+クリック/Shift+クリックによる複数選択が安定して動作しない不具合を修正。
KCM-513: RBIクライアントの共有メモリ使用量を削減。
KCM-515:
guac_tcp_connect()のエラー処理に関する修正をバックポート。KCM-517: RBIのファイルダウンロード機能を実装。
KCM-521: MacでCaps Lock使用時にCtrl+Shift操作のShiftキー動作が反転する不具合を修正。
KCM-523: モバイルデバイスで接続切り替えリストが長い場合、サイドバーメニュー内で表示が切れてしまう不具合を修正。
KCM-531: ダウンロードリンクが新しいタブで開かれた後にRBIセッションが応答しなくなる不具合を修正。
KCM-535:「Display Recent Connections」を
falseに設定すると、ホームページのナビゲーションバーが表示されなくなる不具合を修正。KCM-539: K8s接続設定でクリップボードデータサイズ上限のヘッダーが表示されない不具合を修正。
KCM-541: タブ切り替え時にドロップダウンメニューがクリアされない不具合を修正。
KCM-543: ARM (Apple Silicon) 環境で
guac_wait_for_fd()におけるEINTRの未処理により、RBI接続が失敗する不具合を修正。KCM-544: RBIにおけるダブルクリックおよびトリプルクリックに対応。
KCM-545: RBIでWebGLに対応。
KCM-548: RBIでFacebookにログインした後、半透明の白いモーダル画面が表示される不具合を修正。
KCM-550: guacdプロセス内の無限ビジーループにより、CPU使用率が100%に達する不具合を修正。
KCM-552: 複数の処理経路で、EINTR発生時の再試行処理が正しく行われない不具合を修正。
KCM-554: モバイルデバイスでRBIファイルアップロード時にネイティブのファイル選択ダイアログが起動しない不具合を修正。
KCM-558: Docker環境でブラウザプロファイルストレージディレクトリを使用する際に「Failed to initialize CEF」エラーが発生しRBI接続が失敗する不具合を修正。
KCM-559: CEFをChromium 146ベースへ更新。
KCM-561: RHEL 8環境でguacdのSQL Serverプラグインワーカーが接続後約160ミリ秒で異常終了し、画面が描画されない不具合を修正。
アップグレード手順については、こちらのページをご参照ください。
最終更新

