パスキー
2023年8月10日にブラウザおよびKeeper Desktopでのパスキーのサポートを開始しましたので、Keeperアプリケーションを最新バージョンに更新してください。
パスキーとは?
パスキーとは、パスワードや二要素認証を入力せずに、アカウントやアプリにログインできるようにする暗号鍵のことで、フィッシングに強いという利点があります。
パスキーをKeeperボルトに保存すると、どんなブラウザやオペレーティングシステムでも使用できるようになります。また、ボルトの他の記録と同様、他のユーザーと共有することもできます。
対応ウェブサイト
パスキーは、パスキー対応のウェブサイトとアプリケーションでのみ動作します。現時点では、対応ウェブサイトはごくわずかですが、今後増えていく見込みです。
パスキーの作成
ウェブサイトのパスキーを作成して保存するには、通常、サイトの「セキュリティ」または「アカウント設定」にアクセスします。以下の例では、Yahoo! Japanのログインとセキュリティのページから、生体認証の箇所で[設定する]をクリックしています。
[この端末を登録]のボタンをクリックします。
Keeperがリクエストを検知し、パスキーをボルトに保存するようご案内します。[パスキーを作成]をクリックして登録を完了します。
パスキーでログインする
次にパスキーでのログインに対応したウェブサイトにアクセスする際は、そのウェブサイトで「パスキーでサインイン」のようなボタンを見つけ、KeeperFillで[パスキーを使用]をクリックしてログインします。最初にメールアドレスを入力したり、ウェブサイトからパスキーを使用したログインについてのメッセージが表示されたリすることがあります。
Yahoo! JAPANの場合、ログイン画面で ID、携帯電話番号、メールアドレスを入力して[次へ]をクリックすると、Keeperからパスキーでのログインが案内されます。[パスキーを使用]をクリックすると、ログインが完了します。
ボルトでの保管
Keeperボルトでは、記録に追加されたパスキーフィールドを確認できます。パスキーフィールドには、以下の情報が含まれています。
パスキーが作成された日付
ユーザー名
リライングパーティ (ウェブサイトまたはアプリ)
パスキーの記録は、ボルト内で管理したり、フォルダに入れたり、他のユーザーと共有したりできます。
モバイル端末でのパスキーの使用
Android 14搭載のAndroid端末で待望の機能であるパスキーが利用できるようになりました。このアップデートにより、モバイル端末でのKeeperアプリの機能が大幅に向上し、安全でシンプルな操作性を実現します。
Androidでパスキーを有効にする
お使いの端末でChromeまたはChromiumベースのブラウザを開きます。
アドレスバーに「chrome://flags」と入力します。
Flagsページで検索ボックスをタップし、「Passkeys」を検索します。
「Default」 (デフォルト) ボタンを選択してドロップダウンメニューを表示し、「Enable for Google Password Manager and 3rd party passkeys」 (Googleパスワードマネージャーとサードパーティのパスキーを有効にする) を選択します。
ブラウザの下部に表示される「Relaunch」 (再起動) ボタンをクリックします。
今後の対応
以下はパスキーへの対応予定となります。
デスクトップウェブブラウザでのサポート (実装済み)
ウェブボルトとKeeper Desktopでパスキー管理のサポート (実装済み)
Android 14でパスキー自動入力 (実装済み)
iOS17でパスキー自動入力は2024年3月に実装予定
ご質問はございませんか?
パスキーに関するお客様のご意見をお聞かせください。弊社のチーム宛てにメール (feedback@keepersecurity.com) でお寄せください。
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