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モバイルのハードウェアセキュリティキー

モバイル版KeeperでのFIDO2セキュリティキーのサポート

本ページでは、iOSおよびAndroidでKeeperとハードウェアセキュリティキーを使用する際のセットアップ手順、PINの動作、デバイスの互換性、一般的な問題への対処方法を取り扱います。

対応ハードウェアキー

iOS

Keeperは、iOS上でFIDO®認定セキュリティキーをすべて利用できます。認定済みキーの完全なリストは、FIDO®認定ショーケースをご参照ください。

セットアップを始める前に、以下の点を確認してください。

  • NFCキーはほとんどのiPhoneモデルで利用できます。iPadはNFCハードウェアキーに対応していません。LightningまたはUSB-Cで直接接続できるキーのみがiPadで動作します。

  • NFCキーはKeeperFill (iOSの自動入力拡張機能) では動作しません。回避策については、以下の NFCキーとKeeperFill (iOS) セクションをご参照ください。

  • USB-Cキーには Keeperバージョン16.12.0以降 が必要です。

iOSバージョンの互換性

iOSバージョン

Keeperアプリ (メイン)

自動入力

iOS 16以前

✅ 対応

❌ 非対応

iOS 17

✅ 対応

✅ 対応

iOS 18

✅ 対応

✅ 対応

iOS 26以降

✅ 対応

✅ 対応

Android

Keeperは、Android上でFIDO2認定ハードウェアキーをすべて利用できます。互換性はキーのメーカーやGoogleのFIDOライブラリによって異なる場合があります。認定済みキーの完全なリストは、FIDO®認定ショーケースをご参照ください。

セットアップを始める前に、以下の点を確認してください。

  • NFC対応のほとんどのFIDO2キーは、Android上でNFC経由で動作します。

  • 特定のキーで問題が発生した場合は、NFCではなくUSB経由で登録するか、Keeperウェブボルトから登録すれば、モバイルデバイスにも反映されます。


セキュリティキーのセットアップ

どちらのプラットフォームでもセキュリティキーを追加する前に、アカウントで少なくとも1つの他の2要素認証方式が有効になっている必要があります。これは、キーが使用できない場合のバックアップとして機能します。

アカウントには最大5個のセキュリティキーを登録できます。登録したキーのいずれか1つでログインできます。

iOS

  1. Keeperアプリを開き、[設定] > [2要素認証] に移動します。

  2. 「セキュリティキー」 の横の [追加] をタップし、[+ キーを追加] をタップします。

  3. キーに名前を付けて [登録] をタップします。

  4. 画面の指示に従います。キーを接続するか、iPhoneの背面にタップします。

  5. キーにPINが設定されている場合、PINの入力を求められます。

  6. 登録が完了したら、確認画面で [OK] をタップします。

Android

  1. Keeperアプリを開き、[設定] > [2要素認証] に移動します。

  2. 「セキュリティキー」 の横の [追加] をタップし、[+ キーを追加] をタップします。

  3. キーの名前を入力して [登録] をタップします。

  4. オプションの一覧から NFC Security key (NFCセキュリティキー) または USB Security key (USBセキュリティキー) を選択します。

  5. NFCの場合はキーをデバイスの背面に平らに当て、USBの場合はUSB-Cポートに挿入します。

  6. 画面上で登録が確認されるまでキーを所定の位置に保ちます。


ログイン頻度

セキュリティキーの使用頻度は、2要素認証の頻度設定によって決まります。

  • ログインごと: Keeperを開いてログインするたびにキーが必要です。

  • 12時間ごと: 12時間に1回キーが必要です。

  • 24時間ごと: 24時間に1回キーが必要です。

  • 30日ごと: 30日に1回キーが必要です。

  • このデバイスでは次回から表示しない: デバイスごとに1回のみキーが必要です。

[設定] > [2要素認証] > [2FAの頻度] からいつでも変更できます。

アカウントで2要素認証を有効にすると、オフラインでのボルトアクセスはデフォルトでオフになります。オフラインアクセスが有効な状態でセキュリティキーまたは他の2FA方式を追加すると、オフラインログイン時は2要素認証を省略する旨の通知が表示されます。


PINとハードウェアセキュリティキー

Yubico Authenticator など、メーカーのソフトウェアを使用してハードウェアセキュリティキーにPINを設定できます。PINは、キーを紛失または盗難された場合の保護層を追加しますが、設定は任意です。

iOS: キーにPINが設定されている場合、キーを使用するたびにiOSからPINの入力を求められます。PIN入力をスキップする方法はなく、これはiOSのシステムレベルで強制されています。

Android: PINの動作はデバイスのメーカーによって異なる場合があります。セットアップまたはログイン中に問題が発生した場合は、まずPINなしでキーを登録し、PIN関連の互換性の問題を切り分けてください。


iPadとハードウェアセキュリティキー

ハードウェアセキュリティキーはiPadでも使用できますが、1点重要な制限があります。iPadモデルはNFCに対応していません。デバイスに物理的に接続できるキーのみが動作します。

  • 旧型iPadモデル向けのLightningコネクタキー

  • 新型iPadモデル向けのUSB-Cキー (Keeper 16.12.0 以降が必要)

YubiKey 5C NFCのようにNFCとプラグインの両方に対応したコンビネーションキーは、プラグイン接続でのみiPadと互換性があります。


既知の問題

新しいYubiKeyでNFCが動作しない (ファームウェア5.7以降)

影響: ファームウェア5.7.0以降のNFC対応YubiKey、iOSおよびAndroidの両方

ファームウェア5.7以降、NFC対応の新しいYubiKeyはすべてNFCが意図的に無効な状態で出荷されます。これはRestricted NFCと呼ばれるYubicoのセキュリティ対策で、キーが梱包されたままの状態での改ざんを防ぐためのものです。

これらのキーを初めてスマートフォンにタップすると、ブラウザがYubicoのセットアップページ (yubico.com/getting-started) を開く場合があります。これはNFCがまだ有効化されていないことを意味します。

ファームウェア5.7以降のYubiKeyでNFCを有効化するには:

キーを任意のUSBポート (パソコン、充電器、USBハブ) に接続し、約3秒間接続したままにします。この操作は1回だけで済み、以降はNFCが通常どおり動作します。

YubiKeyのファームウェアバージョンが不明な場合は、Yubico Authenticator をダウンロードしてキーを接続すると、ホーム画面にファームウェアバージョンが表示されます。


AndroidでYubiKey NFC登録が失敗する (エラーコード28)

影響: Android、YubiKeyファームウェア5.7.1

ファームウェアバージョン5.7.1のYubiKeyを使用している一部のユーザーは、Android上でNFC経由のキー登録時に以下のエラーが表示される場合があります。

"Something went wrong with your Security Key, please try again. (Error code 28)"

このエラーは登録プロセスの最後、登録成功画面の直後に表示されることがあります。ファームウェア5.4.3および5.7.4のキーは問題なく登録できます。これはファームウェア5.7.1固有の問題と考えられます。

回避策:

  1. USB経由で登録する: YubiKeyをUSB-C経由でAndroidデバイスに接続し、登録時にプラグインオプションを選択します。USB経由で登録すると、以降のログインではNFC経由で使用できる場合が多いです。

  2. ウェブボルト経由で登録する: デスクトップブラウザ (ChromeまたはEdge) からボルトにログインし、そこからキーを追加します。アカウントに追加されると、モバイルデバイスでも利用できます。

  3. 別のキーを先に登録する: ファームウェア5.4.3、5.7.4、またはそれ以降の別のYubiKeyにアクセスできる場合、まずそのキーをNFC経由で登録してから5.7.1のキーを再試行すると、問題が解消された事例があります。


NFCキーとKeeperFill (iOS)

影響: iOS、NFCハードウェアキー

NFCハードウェアキーは、iOS上のKeeperFill自動入力拡張機能では動作しません。これはシステムレベルの制限です。iOSではサードパーティの拡張機能がNFCキー操作を開始できません。

回避策: Keeperアプリの設定で [ログイン状態を維持] を有効にします。これによりセッションがアクティブな状態が維持され、KeeperFillはハードウェアキーでの再認証なしに認証情報を入力できます。


長押し自動入力とハードウェアセキュリティキー (iOS)

影響: iOS 18以降

iOS 18では、パスワードマネージャーに保存された認証情報をアプリやウェブサイトに直接入力できる長押し自動入力機能が追加されました。Keeperアカウントがハードウェアセキュリティキーで保護されている場合、このフローは期待どおりに完了しません。システムがハードウェアキーと連携する必要がありますが、長押し自動入力の仕組みとは互換性がありません。

回避策:

  1. Keeperアプリの設定で [ログイン状態を維持] を有効にします。

  2. まずデバイス上のKeeperメインアプリにログインします。

  3. その後、長押し自動入力機能を通常どおり使用できます。


iOSでのYubiKey FIDO PINループ

影響: iOS 18.1およびiPadOS 18.1、iOS 18.2で解消

iOSまたはiPadOS 18.1でファームウェア5.7のYubiKeyを使用しているユーザーは、PINループに陥る場合があります。キーがPINを受け入れた直後に再度PINの入力を求められ、ログインが完了しない状態になります。

AppleはiOS 18.2およびiPadOS 18.2でこの問題を解消しました。[設定] > [一般] > [ソフトウェアアップデート] からデバイスを更新してください。

更新後も問題が続く場合は、セキュリティキーをアカウントから削除して再登録してください。詳細は、Yubicoのサポートページをご参照ください。


役立つリンク

最終更新