高可用性(HA)設定

Keeper SSO ConnectをHAモードで運用

Keeper SSO Connectは、マルチインスタンスHA環境で動作するようにオプションで設定できます。最初のインスタンスを(このドキュメントのWindowsおよびLinuxの手順に従って)設定し、起動時にサービスを開始できるようにすると、このインスタンスを複製して、ロードバランサーの背後で新たなインスタンスを起動できます。

各HAインスタンスは、同じバージョンのSSO Connectを実行する必要があります。

Windows

  1. Keeper SSO Connectを新しいインスタンスにインストールします。\

  2. SSO Connectインスタンスの設定画面にログインし、ログイン後にドロップダウンメニューからSSO接続(SSO Connection)を選択します。\

  3. Windowsサービス画面でKeeper SSO Connectを再起動します。

起動すると、SSO Connectサービスがこのインスタンスに同期され、ユーザートランザクションの処理を開始します。

Linux

コマンドラインインターフェースを使用して、以下の手順でインスタンスを初期化します。 $ java -jar SSOConnect.jar -config

プロンプトが表示されたら、以下の項目を入力します。

  • Keeper管理者のメールアドレス

  • Keeper管理者のマスターパスワード

  • 二要素認証コード(アカウントで有効な場合)

  • SSOドメイン名(この属性はKeeper管理コンソールのSSO Connectのプロビジョニング画面で定義します)

設定手順が完了すると、SSL証明書とIDP XMLファイルを含む現在の設定がサーバーから同期されるため、それらの設定情報を入力する必要はありません。ただし、プライベートIPを使用している場合は、設定ダイアログで設定する必要があります。「...を設定しますか」 と尋ねられたら、「Y」と入力します。Enterキーを押して、プライベートIPとプライベートポートの入力を求めるプロンプトが表示されるまで、既存の値を保持します。適切な値を入力します。

Enterキーを繰り返し押して、現在の設定を承認し、すべてのプロンプトに返答します。

サービスを再起動します。

$ systemctl restart ssoconnect

起動すると、SSO Connectサービスがこのインスタンスに同期され、ユーザートランザクションの処理を開始します。

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