サービス管理

バックアップ

dataフォルダにはSSO Connect設定ファイルが含まれています。少なくとも、最初の設定の後、および設定を変更するたびにバックアップする必要があります。設定ファイル以外にも、dataには実行時に変更されるデータファイルがありますが、こちらは、Keeperサーバーとの同期が外れると自動的に更新されます。そのため、通常の定期バックアップを利用してもよいですが、必須ではありません。すべてのコンフィグレーション設定がインスタンス間で共有されているわけではないため、各SSO Connectインスタンスのdataフォルダを個別にバックアップする必要があります。

Linuxサーバーの場合、dataフォルダはSSO Connectのインストールフォルダ(通常は、$HOME/sso_connect/data)の下にあります。

Windowsサーバーの場合、バージョン14.1以降、dataフォルダは、C:\ProgramData\Keeper SSO Connect\data\にあります。バージョン14.1より前は、C:\Program Files\Keeper Security\SSO Connect\data\にありました。

回復

SSO Connectサーバーが停止した場合は、標準的なインストール手順に従って、代替マシンにSSO Connectを再インストールする必要があります。

上記のとおり、dataフォルダをバックアップした場合は、データフォルダを復元してから、SSO Connectを起動してください。(SSO Connectを起動したため)dataフォルダがすでに存在する場合は、SSO Connectを停止し、データフォルダ内のファイルをすべて削除し、バックアップしたデータフォルダからファイルをコピーして、SSO Connectを再起動します。

dataフォルダをバックアップしていなかった場合、またはバックアップが古い場合は、代替インスタンスを新規でインストールするように設定する必要があります。インストールセクションの手順に従ってください。

HTTPサービスモニター

Keeper SSO Connectアプリケーションでは、既存のモニタリングシステムに統合できるHTTPリクエストが利用できます。アプリケーションのステータスは、以下のURLにHTTP GETリクエストを送信することで確認できます。

https://XX.XXX.X.XX:8443/ping

IP/名前とPortにアクセスできることをご確認ください。サービスが有効であれば、以下に示すようなJSONレスポンスが返ります。

{
    "configuration":"Running",
    "sync_revision":1336,
    "sync":"Thu Feb 28 14:57:06 PST 2019",
    "version": "o14.1.3.12",
    "sso":"Running",
    "status":"Ready"
}

ログファイル

  • Microsoftサーバーにインストールした場合、ログファイルはシステムの隠しディレクトリにあります。このディレクトリにアクセスするには、ファイルエクスプローラーに以下のパスを入力します。

C:\ProgramData\Keeper SSO Connect\logs
  • Linuxディストリビューションでは、ログは以下のsso_connectフォルダにありますが、基本的なインストールパスによって異なります。

/<基本パス(base_path)>/sso_connect/logs

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