iOSで自動入力とパスキーをセットアップ

Apple iOS (iPhone、iPad) 端末でKeeperFillをセットアップ

概要

KeeperはiOSデバイスのキーボードの上に表示される[パスワード]ボタンを介して、ウェブサイトやアプリケーションのログイン操作へ完全な統合されており、以下の情報の自動入力に対応しています。

  • パスワード

  • 2要素認証 (TOTP) コード

  • パスキー

セットアップ

自動入力機能を利用する前にまず端末で以下の設定を行います。

  1. デバイスの[設定]を開きます。

  2. 下にスクロールして、[パスワード]を選択します。

  3. [パスワードオプション]をタップし、[パスワードを自動入力]がONになっていることを確かにします。

  4. [入力を許可]および[次を使用して認証コードを設定]の両方で「Keeper」を選択します

  5. 指示に従って、キーチェーンを含む他のパスワードマネージャのチェックをすべて外します。

ウェブサイトとアプリケーション向けに2要素認証を設定する方法については、こちらのページをご参照ください。

自動入力

上記の設定が完了すると、アプリケーションやウェブサイトにログインする際にキーボードの上に[パスワード]ボタンが表示されるようになります。[パスワード]をタップすると、KeeperFillが起動します。

iCloud+に登録している場合、KeeperFillを開くには[メールを非公開]の右側にある鍵アイコンをタップする場合があります。

KeeperFill画面では、ボルト内で作成済みの記録が存在する場合に記録の候補が表示されます。あるいは、記録を検索したり、新しい記録を作成したりすることもできます。一致する記録の候補がある場合は、[入力]をタップするとログイン情報が自動入力されます。

2要素認証コードは通常自動的にクリップボードにコピーされますが、手動でコピーするにはコードの横にあるコピーアイコンをタップし、ポップアップが表示されると該当欄にコードを貼り付けます。

パスキーのセットアップ

パスキーの設定は、自動入力をオンにする際の手順を同様ですが、iOS17以降の端末の設定ページでは、メッセージが変更され最新のオプションが含まれています。

  • [設定]を開き、[パスワード]を選択します。

  • [パスワードオプション]を選択します。

  • [パスワードとパスキーを自動入力]をオンに切り替えます。

  • [Keeper]をタップして青いチェックマークが表示されるようにします。すでに自動入力を使用したことがある場合は、[iCloudパスワードとキーチェーン]にも青いチェックマークが表示されることがあります。Keeperでパスキーを使用する際には、[iCloudパスワードとキーチェーン]をタップしてオプションから削除してください。

パスキー

セットアップが完了すると、パスキーに対応したウェブサイトやアプリケーションでパスキーの作成を案内するメッセージが表示されたり、アカウントセクションでパスキーを設定できるようになります。

  • iOS端末でウェブサイトやアプリケーション用パスキーを作成するのは簡単です。

  • ウェブサイトやアプリケーションで[パスキーの作成]をタップすると、Keeperがパスキー作成リクエストを傍受します。Keeperが関連付けられたユーザー名用にパスキーを作成してボルトに保存するように案内します。

  • パスキーが保存されているウェブサイトやアプリケーションに戻ると、パスキーでのサインインを促すメッセージが表示されたり、パスキーでのサインインを選択できるようになります。後の処理はKeeperにお任せください。

最終更新