パスキー
Keeperでパスキーを保存および管理
パスキーとは?
パスキーとは、パスワードや二要素認証を入力せずに、アカウントやアプリにログインできるようにする暗号鍵のことで、フィッシングに強いという利点があります。
パスキーをKeeperボルトに保存すると、どんなブラウザやオペレーティングシステムでも使用できるようになります。また、ボルトの他のレコードと同様、他のユーザーと共有することもできます。
対応ウェブサイト
パスキーは、パスキー対応のウェブサイトとアプリケーションでのみ動作します。現時点では、対応ウェブサイトは多くありませんが、今後増えていく見込みです。
パスキーの作成
ウェブサイトのパスキーを作成して保存するには、通常、サイトの「セキュリティ」または「アカウント設定」にアクセスします。以下の例では、Yahoo! Japanのログインとセキュリティのページから、生体認証の箇所で[設定する]をクリックします。
[この端末を登録]のボタンをクリックします。
Keeperがリクエストを検知し、パスキーをボルトに保存するようご案内します。[パスキーを作成]をクリックして登録を完了します。
パスキーでログインする
次にパスキーでのログインに対応したウェブサイトにアクセスする際は、そのウェブサイトで「パスキーでサインイン」のようなボタンを見つけ、KeeperFillで[パスキーを使用]をクリックしてログインします。最初にメールアドレスを入力したり、ウェブサイトからパスキーを使用したログインについてのメッセージが表示されたリすることがあります。
Yahoo! JAPANの場合、ログイン画面で ID、携帯電話番号、メールアドレスを入力して[次へ]をクリックすると、Keeperからパスキーでのログインが案内されます。[パスキーを使用]をクリックすると、ログインが完了します。
ボルトでパスキーを保管
Keeperボルトでは、レコードにパスキーフィールドが追加されているのが確認できます。パスキーフィールドには、以下の情報が含まれています。
パスキーが作成された日付
ユーザー名
リライングパーティ (ウェブサイトまたはアプリ)
パスキーのレコードは、ボルト内で管理したり、フォルダに入れたり、他のユーザーと共有したりできます。
モバイル端末でのパスキーの使用
Android 14搭載のAndroid端末とiOS 17搭載のApple端末でパスキーが利用できるようになりました。このアップデートにより、モバイル端末でのKeeperアプリの機能が大幅に向上し、安全でシンプルな操作性を実現します。
パスキー機能はAndroid 14以降とiOS 17以降でご利用になれます。
Androidでパスキーをセットアップ
Androidデバイスで設定アプリを開き、[パスワード、パスキーとアカウント]を選択します。
「Keeper」を自動入力サービスとして設定します。
もしKeeperがKeeperアプリからまだ有効になっていない場合は、「変更」をタップして、利用可能なサービスのリストから[Keeper]を選択します。
すでにKeeperアプリでKeeperFillを有効にしている場合は、すでに自動入力サービスとして設定されているはずです。
iOSでのパスキーのセットアップ
iOS端末で設定アプリを起動し、[パスワード]を選択します。
[パスワードオプション]を選択します。
[パスワードとパスキーの自動入力]をオンに切り替えます。
「Keeper」をタップすると、青いチェックマークが表示されます。以前に自動入力を使用したことがある場合は、「iCloudパスワードとキーチェーン」にも青いチェックマークが付いている場合があります。Keeperでパスキーを使用する際には精度最適化のため必ず「iCloudパスワードとキーチェーン」をタップしてチェックマークを外すようにしてください。
今後の対応
以下はパスキーへの対応予定となります。
デスクトップウェブブラウザでのサポート (実装済み)
ウェブボルトとデスクトップアプリでパスキー管理のサポート (実装済み)
ご質問はございませんか?
パスキーに関するお客様のご意見をお聞かせください。弊社のチーム宛てにメール (feedback@keepersecurity.com) でお寄せください。
最終更新