Android - スマートフォンとタブレット
本クイックスタートガイドでは、Android用Keeperのセットアップ手順と主な機能について解説します。適宜リンクから詳細情報をご参照ください。
はじめに
すぐにKeeperをお使いいただけるよう、Android端末とデスクトップコンピュータの両方で以下のセットアップ手順を完了しておきましょう。
アカウントの作成
お使いの端末でGoogle Playにアクセスして、Keeperパスワードマネージャーをインストールします。
ダウンロードが完了後、メールアドレスを入力します。既にKeeperをご利用でない場合は、マスターパスワードを作成します。マスターパスワードはKeeper専用の強力なパスワードを設定し、忘れないようにしてください。
2FAを有効にする
ログインした後は、二要素認証 (2FA) を有効にしておきましょう。二要素認証を使用してログイン時に2つ目のパスコードを設定することで、不正アクセスに対する防御を強化します。
メニューアイコンをタップした後、[設定]をタップし、二要素認証をONに切り替えます。
ドロップダウンボタンをタップして、二要素認証の通知方法を選択し、画面の指示に従ってセットアップを完了します (詳細についてはこちらのページをご覧ください)。
2FAの方式にSMS通知または認証アプリのいずれを選択した場合でも、ログインするたびに確認コードを入力するという手間を省くには、2FAのセットアップ時に[このデバイスにコードを永続的に保存]を選択します。コードの入力は、ログインする各デバイスで1回だけで済むようになります。
KeeperFill (自動入力支援) を有効にする
Android Oreo (8.0) 以降では、KeeperFill機能によってログイン情報がアプリやウェブブラウザに自動入力されます。KeeperFillを使用すると、Chrome、Firefoxなどのウェブブラウザや、サードパーティ製アプリケーションでパスワードをすばやく作成して自動入力できます。
端末でKeeperFill機能を使用する前に、いくつか簡単な設定を行いましょう。
Keeperでメニューアイコンをタップし、[設定]をタップします。
KeeperFillをONにします。
デバイスで以下のようなさまざまな設定を有効にするように求められます。
自動入力サービスでKeeperを選択する
インストール済みのサービスでKeeperFillを有効にする
仮想キーボードセクションでKeeperFillを有効にする
Keeperが他のアプリ上に表示されるようにする
デバイス内蔵のパスワード保存機能がKeeperFillの自動入力機能と干渉しないよう、Keeperからの入力のみを許可しておきましょう。
デスクトップコンピュータで行う手順
ボルト (保管庫) に初めてログインする際には、コンピュータやウェブブラウザからパスワードをインポートできます (デスクトップコンピュータが近くにない場合は、後でインポートできます)。
[現在、コンピュータを使用中]をタップすると、keepersecurity.com/setupに移動して、パスワードのインポート処理を開始するよう求められます。
パスワードのインポート
お使いのウェブブラウザ (Safari、Chrome、Firefoxなど)、別のパスワードマネージャ、テキストファイル (.csv) から既存のパスワードを直接インポートしていただけます。
まず、画面右上のアカウントのドロップダウンメニューをクリックし、[設定] > [インポート]の順にクリックします。
ウェブブラウザからインポートする方法については、こちらをご覧ください。
別のパスワードマネージャからインポートする方法については、こちらをご覧ください。
テキストファイルからインポートする方法については、こちらをご覧ください。
記録を作成して、ボルト (保管庫) にパスワードを手動で入力する方法については、こちらのページをご覧ください。
デスクトップ用KeeperFillのダウンロード
KeeperFillは自動入力支援のブラウザ拡張機能で、ウェブサイトやアプリでログイン情報を自動的に入力してくれます。こちらをクリックしてKeeperのウェブサイトにアクセスし、ブラウザ用のKeeperFillをダウンロードしてください。
各ブラウザでのセットアップ手順と詳細情報については、以下をご覧ください。
ブラウザのパスワード保存機能を無効にする
Keeperのブラウザ拡張機能を最大限に活用するために、ブラウザ内蔵のパスワード保存機能を無効化しておきましょう。これにより、ブラウザ、デバイス、コンピュータでパスワードを一括して管理し、保存や自動入力ができるようになります。各ブラウザでの手順については、こちらのページをご覧ください。
Android用Keeperボルト (保管庫) の概要
記録 (レコード) とフォルダの作成
記録の作成
ドロップダウンメニューから[記録タイプ]を選択します (デフォルトのタイプはログインとなります)
記録に名前を付けます
メールアドレスまたはユーザー名を入力します
パスワードを入力するか、サイコロをタップしてパスワードを生成します
ウェブサイトのアドレスを入力します
メモとカスタムフィールドに入力します
チェックマークアイコンをタップして終了します
KeeperFillを使用して、ウェブサイトにログイン中に新しい記録を作成することもできます。詳細についてはこちらをご覧ください。
フォルダを作成する
フォルダの名前を入力し、[保存]をタップします。
共有フォルダの作成
記録とフォルダの共有の詳細については、こちらをご覧ください。
記録 (レコード) とフォルダの整理
個々の記録や複数の記録の整理を一度に簡単に行ったり、ショートカットを作成したり、記録を削除するなど、様々な方法が用意されています。
ショートカット、移動、削除
記録/フォルダメニューを表示してショートカットの作成、個々の記録やフォルダの移動、削除を行います。
ショートカットはエイリアスファイルのようなもので、複数の場所に配置でき、編集時には一括で変更されます。
記録やフォルダの横にある3つの点をタップし、メニューから実行したい操作を選択します。
これらの操作は、記録/フォルダの詳細画面からでも実行できます。
ショートカットの作成、複数の記録やフォルダの移動や削除を1度に行なうには、各記録やフォルダを長押しします。画面下部のアイコンをタップして実行したい操作を選択します。
KeeperFillで効率アップ
Android Oreo (8.0) 以降では、KeeperFillがログイン情報をアプリやChrome、Firefoxなどのウェブブラウザに自動入力してくれます。
KeeperFillを有効にする
デバイスでKeeperFill機能を使用する前に、いくつかの設定を行います。
Keeperでメニューアイコンをタップし、[設定]をタップします。
KeeperFillをONにします。
デバイスで以下のようなさまざまな設定を有効にするように求められます。
自動入力サービスでKeeperを選択する
インストール済みのサービスでKeeperFillを有効にする
仮想キーボードセクションでKeeperFillを有効にする
Keeperが他のアプリ上に表示されるようにする
デバイス内蔵のパスワード保存機能がKeeperFillの自動入力機能と干渉しないよう、Keeperからの入力のみを許可しておきましょう。
ログインとパスワードの自動入力
KeeperFillの表示はデバイスのAndroidのバージョンによって多少異なります。現在ご使用のAndroidのバージョンの手順については、以下を参照してください。
Androidバージョン8.0以降
Android Oreo (8.0) 以降では、KeeperFillがログイン情報をアプリやウェブブラウザに自動入力してくれます。
アプリまたはウェブサイトのログイン画面で[Keeperにサインイン]をタップして、マスターパスワードを入力します。
Keeperがそのウェブサイトに一致する記録を見つけると、ログイン情報がKeeperFillのドロップダウンに表示されます。[はい]をタップして入力し、自動入力を確定します。
Keeperアカウントにサインインすると、セッションがタイムアウトするまで再度ログインを求められることはありません。
Androidバージョン7.0以前
Android Nougat (7.0) 以前の場合、旧バージョンのKeeperFillをカスタムの仮想キーボードとして利用できます。
Android 8.0のGoogle Chromeブラウザでも、旧バージョンのKeeperFillをご利用になれます。
アプリまたはサイトのログイン欄をタップしてから、画面の右側に表示されるKeeperアイコンをタップしてKeeperFillキーボードを有効にします。
[ログイン]をタップしてマスターパスワードでKeeperにサインインし、KeeperFillキーボードを有効にします (プロンプトが表示された場合)。
Keeperが一致する記録を見つけると、ログイン情報がKeeperFillキーボードに表示されます。入力ボタンをタップしてから、[はい]をタップして自動入力を確定してログイン情報を入力します。
Keeperのアプリ内ブラウザを使用したウェブサイトの起動については、こちらのページをご覧ください。
記録の新規作成
KeeperFillの表示はデバイスのAndroidのバージョンによって多少異なります。現在ご使用のAndroidのバージョンの手順については、以下を参照してください。
Androidバージョン8.0以降
ログインの際にKeeperで一致する記録が見つからない場合は、[検索/追加]、[新規記録を作成]の順にタップして記録を作成します。
Androidバージョン7.0以前
アプリやサイトにログインする際にKeeperで一致する記録が見つからない場合は、指示が表示されてから[はい]をタップすることで記録を作成できます。
Keeperで新規記録を作成するには、まずデバイス側でKeeperFillを有効にする必要があります。
二要素コードおよび他の機能の追加
Keeperでは、TOTP、SMS、Touch/Face ID、U2Fセキュリティキーなど、すべての二要素認証 (2FA) 方式がご利用になれます。Keeperを使用してウェブサイトの二要素認証コードを保存すると、次回の2FAが必要なログイン時にKeeperFillが自動入力してくれます (Android 8.0以降)。
記録の詳細では、お気に入りの作成、記録の履歴の閲覧、記録の削除など他の機能にもアクセスできます。
二要素認証コードを追加
二要素認証コードを選択し、Keeperに撮影を許可するか尋ねるプロンプトで[許可]をタップします。
デバイスのカメラ機能を使用して、ウェブサイトのQRコードにカーソルを合わせます。記録に二要素認証コードが自動的に生成されます。チェックマークアイコンをタップして終了します。
必要に応じて二要素認証コードフィールドをタップしてクリップボードにコピーし、アプリやウェブサイトに貼り付けてください。
その他の機能
記録の詳細画面では以下の操作にアクセスできます。
お気に入りに追加 (星形のアイコンをタップ)
ウォッチのお気に入りに追加
ショートカットの作成
移動
削除
記録の履歴
ボルトから記録をタップして詳細を表示し、3つの点をタップします。
メニューが表示されると操作項目をタップします。
記録 (レコード) とフォルダを安全に共有する
記録を家族、友人、同僚と安全に共有できます。
単一の記録を共有する
[ユーザーと共有]をタップしてメールアドレスを入力し、許可タイプのON/OFFを設定してからチェックマークアイコンをタップして終了します。
連絡先のリストが事前に表示されるようにするには、[ユーザーの追加]をタップします(Keeperによるデバイス上の連絡先へのアクセスを許可する必要があります)。
記録の詳細から新規または既存の共有フォルダに記録を追加することもできます。
共有フォルダの作成
共有フォルダの名前を入力します。[記録]タブをタップして、記録とフォルダを追加します。[ユーザー]タブをタップして、メールアドレスでユーザーを検索したり追加したりします。完了後、戻るボタンをタップします。
[ユーザー管理を許可]または[記録管理を許可]アイコンをタップして、各ユーザーの許可タイプを設定します。
デフォルトのフォルダ権限を設定するには、3つの点、[フォルダ設定]の順にタップし、チェックマークアイコンをタップして終了します。
デフォルトのフォルダ権限とは、新規のユーザーや記録がフォルダに追加される際に適用される権限です。デフォルト設定を変更しても、変更以前に追加した記録には適用されません。
生体認証ログイン
生体認証ログインを有効にする
メニューボタン > [設定]の順にタップし、生体認証ログインをONにします。
生体認証ログイン
Androidでの生体認証ログインサポートの詳細については以下の動画をご覧ください。
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