iOS - iPhoneおよびiPad

本クイックスタートガイドでは、iOS用Keeperのセットアップ手順と主な機能について解説します。適宜リンクから詳細情報をご参照ください。

はじめに

すぐにKeeperをお使いいただけるよう、iOS端末とデスクトップコンピュータの両方で以下のセットアップ手順を完了しておきましょう。

アカウントの作成

お使いの端末でApp Storeにアクセスして、Keeperパスワードマネージャーをインストールします。

ダウンロードが完了後、メールアドレスを入力します。既にKeeperをご利用でない場合は、マスターパスワードを作成します。マスターパスワードはKeeper専用の強力なパスワードを設定し、忘れないようにしてください。

2FAを有効にする

ログインした後は、二要素認証 (2FA) を有効にしておきましょう。二要素認証を使用してログイン時に2つ目のパスコードを設定することで、不正アクセスに対する防御を強化します。

[設定] > [二要素認証]の順にタップしてから、[>]をタップします。

二要素認証の通知方法を選択し、画面の指示に従ってセットアップを完了します (詳細についてはこちらのページをご参照ください)。

2FAの方式にSMS通知または認証アプリのいずれを選択した場合でも、ログインするたびに確認コードを入力するという手間を省くには、2FAのセットアップ時に[このデバイスにコードを永続的に保存]を選択します。コードの入力は、ログインする各デバイスで1回だけで済むようになります。

KeeperFill (自動入力支援) を有効にする

iOS 12以降ではウェブサイトやアプリへのログインにKeeperFillが完全に統合されており、ログイン情報が自動入力されます。KeeperFillを使用するには、まず端末の設定でKeeperFillを有効にします。

端末で、[設定] > [パスワード] > [パスワードオプション]の順にタップした後、[パスワードを自動入力]をONに切り替え、リストからKeeperを選択します。

端末内蔵のパスワード保存機能がKeeperFillの自動入力機能と干渉しないよう、Keeperからの入力のみを許可しておきましょう。

アプリやウェブサイトにログインする際、キーボードの上に[パスワード]ボタンが表示されるようになりました。

デスクトップコンピュータで行う手順

ボルト (保管庫) に初めてログインする際には、コンピュータやウェブブラウザからパスワードをインポートできます (デスクトップコンピュータが近くにない場合は、後でインポートできます)。

[現在、コンピュータを使用中]をタップすると、keepersecurity.com/setupに移動して、パスワードのインポート処理を開始するよう求められます。

パスワードのインポート

お使いのウェブブラウザ (Safari、Chrome、Firefoxなど) 、別のパスワードマネージャ、テキストファイル (.csv) から既存のパスワードを直接インポートしていただけます。

まず、画面右上のアカウントのドロップダウンメニューをクリックし、[設定] > [インポート]の順にクリックします。

  • ウェブブラウザからインポートする方法については、こちらをご覧ください。

  • 別のパスワードマネージャからインポートする方法にについては、こちらをご覧ください。

  • テキストファイルからインポートする方法については、こちらをご覧ください。

レコードを作成して、ボルト (保管庫) にログインとパスワードを手動で入力する方法については、こちらのページをご覧ください。

デスクトップ用KeeperFillのダウンロード

KeeperFillは自動入力支援のブラウザ拡張機能で、ウェブサイトやアプリでログイン情報を自動的に入力してくれます。こちらをクリックしてKeeperのウェブサイトにアクセスし、ブラウザ用のKeeperFillをダウンロードしてください。

各ブラウザでのセットアップ手順と詳細情報については、以下をご覧ください。

ブラウザのパスワード保存機能を無効にする

Keeperのブラウザ拡張機能を最大限に活用するために、ブラウザ内蔵のパスワード保存機能を無効化しておきましょう。これにより、ブラウザ、端末、コンピュータでパスワードを一括して管理し、保存や自動入力ができるようになります。各ブラウザでの手順については、こちらのページをご覧ください。

iOS用Keeperボルトの概要

記録 (レコード) とフォルダの作成

レコードの作成

KeeperFillを使用して、ウェブサイトにログイン中に新しいレコードを作成することもできます。詳細についてはこちらをご覧ください。

フォルダを作成する

フォルダの名前を入力し、[保存]をタップします。

共有フォルダの作成

共有フォルダの名前を入力し、[保存]をタップします。

レコードとフォルダの共有の詳細については、こちらをご覧ください。

レコードの移動

移動するレコードをタップし、ドラッグしてフォルダにドロップします。

追加したいレコードをリストから選択してから、[追加]をタップします。

記録 (レコード) とフォルダの整理

編集ツールを使用すると、複数のレコードの場所を一度に管理できます。このツールを使用すると、ショートカットの作成、新規フォルダへの移動、既存のフォルダへの移動、ごみ箱への移動などが実行できます。

ショートカット、移動、削除

鉛筆アイコンをタップしてフォルダまたはレコードを選択してから、画面下部のアイコンをタップして操作を選択します。

ショートカットはエイリアスファイルのようなもので、複数の場所に配置でき、編集時には一括で変更されます。

KeeperFillで効率アップ

iOS 12以降ではKeeperFillがウェブサイトやアプリのログインに完全に統合されているため、端末の垣根を越えて多くのメリットや利便性が得られます。

iOS 11以前のKeeperFillの詳細については、こちらのページをご覧ください。

KeeperFillを有効にする

ご利用の端末でKeeperFillを利用する前に、まず端末の「設定」でKeeperFillを有効にします。

ご利用の端末で、[設定] > [パスワードとアカウント] > [パスワードを自動入力]の順にタップした後、[パスワードを自動入力]をONにし、一覧からKeeperを選択します。

端末内蔵のパスワード保存機能がKeeperFillの自動入力機能と干渉しないよう、Keeperからの入力のみを許可しておきましょう。

アプリやウェブサイトにログインする際、キーボードの上に[パスワード]ボタンが表示されるようになりました。

ログインとパスワードの自動入力

アプリまたはウェブサイトのログイン画面で[パスワード]をタップし、KeeperFillを開きます。

一致するレコードがある場合は、[入力]をタップします。

Keeperが関連するレコードがないか照合しますが、レコードの検索ワードを検索バーに入力すると関連するレコードが表示されます。

二要素認証コードの自動入力

二要素認証コードの隣のコピーボタンをタップします。

ログイン情報を入力してプロンプトが表示されると、二要素認証フィールドを長押ししてコピーしたコードを貼り付けます。

レコードの新規作成

アプリやサイトにログインする際に一致するレコードが存在しない場合は、[新規作成]をタップして記録を作成できます。

ログイン情報を入力して[入力&保存]をタップすると、ログイン情報が入力されて新しいレコードとしてボルト (保管庫) に保存されます。

記録 (レコード) を安全に共有する

レコードを家族、友人、同僚と安全に共有できます。

レコードを共有

ボルト (保管庫) からレコードをタップして詳細を表示してから[共有]をタップします。

[他のユーザーと共有する]をタップしてメールアドレスを入力し、共有相手に付与する権限をON/OFFで設定してから[保存]をタップします。

共有フォルダへのレコードの追加

ボルトからレコードをタップして詳細を表示してから[共有]をタップします。

[新規共有フォルダ]をタップします。

共有フォルダ名を入力します。他の記録を追加したい場合は検索フィールドを使用します。次に[>]をタップし、付与する権限のON/OFFを設定します。完了後に[戻る]をタップします。

新規共有フォルダにユーザーを追加するには[ユーザー]をタップします。

ユーザーのメールアドレスを入力し、ユーザーを追加するたびにキーボードの[完了]をタップしてから [保存]をタップして終了します。

その他の機能

レコードの詳細では、お気に入りの作成、レコードの履歴の閲覧など、他の多くの機能にもアクセスできます。また、編集画面では以下の操作もご利用になれます。

ボルトからレコードをタップして詳細を表示してから[その他]をタップします。

メニューが表示されますので操作項目をタップし、画面の指示に従います。

生体認証ログイン

生体認証ログイン機能を使用すると、指紋 (Touch ID) や顔認証 (Face ID) でKeeperにログインできるようになります。

生体認証ログインを有効にする

[設定]をタップして生体認証ログインをONにします。

生体認証ログイン

iOSでの生体認証ログインの詳細については、以下の動画をご覧ください。

文書やメモをスキャンする

Keeperの文書スキャン機能を使用すると、OCR (光学文字認識) で画像、文書、カード、紙面上の認証情報を読み取って文字変換し、レコードのメモとしてプレーンテキストで保存できます (iOS 13以降でご利用になれます)。

文書をスキャン

レコードを表示し、[編集] > [文書をスキャン]の順にタップします。

端末のカメラ機能を使用してスキャンを保存すると、画像としてレコードに追加したりメモ欄にテキストとして保存できます。[保存]をタップして完了します。

スキャンを保存する前に、必要に応じて文字変換したテキストを確認したり修正したりできます。

最終更新