Keeper SBOM

Keeperのすべてのプロジェクトに対するソフトウェア部品表

SBOMとは?

SBOM (Software Bill of Materials: ソフトウェア部品表) とはソフトウェアを構成する、サードパーティライブラリ、フレームワーク、依存関係などのすべてのコンポーネントを一覧化したインベントリです。各コンポーネントのバージョン情報やライセンス情報も含まれ、ソフトウェアの「原材料リスト」として、Keeper製品に含まれる外部要素の透明性を提供します。

KeeperがSBOMを提供する理由

SBOMの提供は、FedRAMP準拠に必要なNIST 800-53 Rev 5の要件であり、脆弱性の迅速な特定、コンプライアンス対応、サプライチェーンリスクの評価を支援します。また、悪意のあるコンポーネントや改ざんのリスクを軽減する上でも有効です。

KeeperのSBOMへの取り組み

Keeperは、暗号学的なデジタル署名付きのSBOMを提供し、SBOMの真正性と安全性を保証しています。また、FedRAMP、NIST 800-53 Rev 5、FIPS 140-3、CMMC、HIPAA、FISMA などの各種要件に準拠しており、GovCloudソリューションはすべての連邦セキュリティ基準に対応しています。

SBOMの形式と技術的詳細

Keeperは、業界標準であるCycloneDXフォーマット (JSON 形式) に準拠したSBOMを提供しており、以下の情報が含まれています。

  • コンポーネント名

  • バージョン

  • サプライヤー情報

  • 依存関係

  • ライセンス情報

  • 脆弱性に関する参照情報

  • 暗号学的署名 (NTIAガイドライン準拠)

Keeper SBOMのリクエスト

最新のKeeper SBOMをご希望の場合、[email protected] までお問い合わせください。

Keeper SBOMの活用方法

脆弱性管理

  • セキュリティスキャンツールへのインポート

  • 脆弱性データベースとの照合

  • 新たな脆弱性に対する自動通知の設定

コンプライアンス

  • ソフトウェアインベントリの記録

  • ライセンス遵守の確認

  • ソフトウェアの出所追跡

  • 監査レポートの生成

リスク評価

  • 各コンポーネントのセキュリティ状況の分析

  • サプライチェーンのリスク評価

  • 是正措置の計画立案

SBOMの更新とバージョン管理

Keeperでは、ソフトウェアのリリースごとに最新のSBOMを公開しています。

最終更新