ボルトリリース 17.4

2025年9月30日リリース予定

機能強化

  • VAUL-4284: PAMリソースやゲートウェイ設定全体において、KeeperAI脅威検知分析機能を実装。PAMリソース、PAM構成、ゲートウェイ設定、セッション履歴にわたるKeeperAIの脅威検知分析機能を多数更新。詳しくはこちらのページをご参照ください。

  • KDE-1639: KeeperデスクトップをLinux向けSnapストアで公開。SnapcraftやSnapsは、Ubuntu、Debian、Fedora、RHEL、CentOS、AlmaLinux、Rocky Linux、Linux Mint、Manjaro、openSUSEなど多くのLinuxディストリビューションで利用できます。

  • KDE-1738: デスクトップアプリケーションのホットキーシステムを全面的に作り直し、macOSとWindows間で報告されていた不一致を解消しました。これにより、ホットキーをさらに自由に設定できるようになりました。

    • macOS と Windows 間の不一致を複数修正。

    • ホットキーをさらに自由にカスタマイズ可能。

    • Synergyやサードパーティアプリなどの仮想入力でホットキーを操作可能。

    • Hotkeys can be disabled. Visit the Settings > KeeperFill screen in the desktop app to configure hotkeys.ホットキーを無効化することも可能。設定はデスクトップアプリの [設定] > [KeeperFill] 画面から行えます。

  • パスワードインポートツールのWindows用スタンドアロン実行ファイルが改善され、Chromeに保存されたパスワードのインポートが可能に。エンタープライズユーザーは、KeeperがEDRに検出される場合もあるため、必要に応じて除外ポリシーを設定して下さい。

バグ修正と向上点

  • VAUL-7455: ユーザーに必要な権限がない場合でもPAM機能が表示される不具合を修正。

  • VAUL-7612: パスワード生成ツールにおいて、前回のパスワードの長さの設定が保持されない不具合を修正。

  • VAUL-7252: 画面サイズが小さい場合でも検索欄が常に操作できるよう改善。

  • VAUL-7633: ゲートウェイ作成時にオプションを変更した際、意図せず設定がリセットされる不具合を修正。

  • VAUL-7720: レコード履歴のUIを更新。現在のバージョンが上部に表示されるように変更し、モバイルアプリとデザインを統一。

  • VAUL-7656: ボルトが扱うデータの構造を最新のprotobuf定義に対応するよう更新。

  • VAUL-7467: ロールのポリシー設定で無効になっているにもかかわらず、レコード作成時に自動消滅機能付きレコードの作成オプションが表示される不具合を修正。

  • VAUL-7664 & KDE-1696: KeeperPAMに関するUIの翻訳を多数追加。

  • KDE-1657: キーボードの矢印キーでフォーカスを移動した際に、ハイライトが消えてしまう不具合を修正。

  • VAUL-7542: 秘密の質問と回答の作成時に、サイコロボタンで回答を自動生成すると質問が正しく保存されなくなる不具合を修正。

  • VAUL-7539: 自動消滅機能付きレコードの作成時に [保存して共有] ボタンを連続でクリックすると、レコードが重複して作成される不具合を修正。

  • VAUL-7609: V2レコードに添付ファイルのみが保存されている場合に、BreachWatchのバナーが誤って表示される不具合を修正。

  • VAUL-7500: 日本語環境での添付ファイルの使用容量の表示に関する不具合を修正。

  • VAUL-7698: サンドボックスレコード内の、自動生成したMySQLのサンプルレコードでローテーションが正しく動作しない不具合を修正。

  • VAUL-7681: ログイン処理中に発生するエラーを修正。トークンを再発行し、新しいデバイス登録で正常にログインできるよう改善。

  • VAUL-7674: BreachWatchの前回のスキャン時間が正しく表示されない不具合を修正。

  • KDE-1712: デスクトップアプリのWindowsのトレイアイコンを更新。

  • KDE-1715: Windowsにボルトを新規インストール後、既存アカウントへの初回ログインができなくなる不具合を修正。

  • KDE-1665: Windowsにボルトを新規インストール後、ログイン画面で処理が完了せず先に進めない不具合を修正。

  • KDE-1781: CVE-2025-59343に対応するためパッケージを更新。

  • 高解像度ディスプレイでKeeperPAMセッションをフルスクリーンにリサイズした際に、テキストサイズが正しくリサイズされない不具合を大幅に改善。

最終更新