グループポリシーの展開 - Firefox
グループポリシーを使用したKeeperFillの展開
グループポリシー管理を利用したKeeper Firefoxブラウザ拡張機能の展開
本ページでは、Firefoxポリシーテンプレートに対してActive Directoryグループポリシー管理を使用することでKeeperブラウザ拡張機能を組織内のすべてのPCに展開する一般的な方法について解説します。
手順 1: Firefoxポリシーテンプレートを追加
ドメインコントローラでzipファイルをダウンロードし、C:\temp
などの場所にFirefoxポリシーテンプレートファイルを展開します。
手順 2: Firefoxの.admxおよび.admlファイルをグループポリシーに追加
Firefoxポリシーテンプレートのzipファイルを展開したディレクトリに移動し、
\policy_templates_v.(version)\windows
ディレクトリにあるfirefox.admxファイルをC:\Windows\PolicyDefinitions
にコピーします。Firefoxポリシーテンプレートのzipファイルを展開したディレクトリに移動し、
\policy_templates_v.(version)\windows\en-US
ディレクトリにあるfirefox.admlファイルをC:\Windows\PolicyDefinitions\en-US
にコピーします。
en-US以外の言語については、es-ESなど各言語のディレクトリに移動してください。
手順 3: Firefoxポリシーを作成または構成する
ドメインコントローラで「グループポリシーの管理」を開き、お使いのドメインの「グループポリシーオブジェクト」を展開します。 Firefoxポリシー向けのグループポリシーを作成していない場合、「グループポリシーオブジェクト」を右クリックして新しいポリシーを作成します。
2. ポリシーに「Firefox Policy」などの名前を付けます。
3. ポリシーの作成後、新しいポリシーを右クリックして[編集]を選択します。
4. [Firefox Policy] > [コンピュータの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [Firefox] > [拡張機能]を展開し、右クリックして「強制インストールするアプリと拡張機能のリストを設定します」を編集します。
5. 「有効」ボタンをオンにして、「表示」ボタンをクリックします。
6. 以下のように、アドオンへのハイパーリンクを追加します。
7. [適用]をクリックし、[OK]をクリックします。
8. 次に、右クリックして、「Prevent extensions from being disabled or removed」 (拡張機能の無効化または削除を禁止する) を編集します。
9. 上記の手順 6のURLを値フィールドに再度追加します。
10. [適用]をクリックし、[OK]をクリックします。
11. Firefoxの内蔵パスワードマネージャを無効化します。Firefoxを右クリックして「Offer to save logins」 (ログイン情報の保存) と 「Offer to save logins (default)」 (ログイン情報の保存 (デフォルト)) の両方を無効にしてから、[適用]、[OK]の順にクリックします。
12. グループポリシー管理エディタを終了し、コンピュータまたはユーザーを含む組織単位 (OU) を右クリックし、[既存の GPO をリンク]を選択します。
13. 「Firefox Policy」を選択し、[OK]をクリックします。
新しいグループポリシーにリンクされる組織単位 (OU) が複数ある場合、手順12~13を繰り返します。
組織単位 (OU) 内のすべてのPCで、Firefoxがインストールされており、かつFirefox内蔵のパスワードマネージャと自動入力機能が無効化されている場合、「Firefox Policy」によって、KeeperFillブラウザ拡張機能が自動的にインストールされます。
手順 4: Firefoxポリシーの確認
対象のクライアントデバイスでFirefoxを開いてabout:policiesに移動し、適用されているすべてのポリシーを確認します。ローカルコンピュータにポリシー設定を適用している場合、ポリシーは直ちに表示されます。
新しいグループポリシーをPCに適用するには、管理者権限のコマンドプロンプトでgpupdate /forceの実行が必要となる場合があります。
新しいポリシーを表示するには、Firefoxを閉じてから開き直す必要があります。
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