コマンダーSDKを使用したCLIのプロビジョニング

KeeperコマンダーはオープンソースのPython SDKで、Keeperシステム内でさまざまなボルト機能や管理機能を実行できます。

Keeperでは、PythonベースのKeeperコマンダーSDKを使用した、APIベースのプロビジョニングがサポートされています。KeeperコマンダーSDKはオープンソースのPythonコードで、KeeperのGithubリポジトリからダウンロードできます。以下は、コマンダーSDKの使用例となります。

  • Keeperボルトへのコマンドラインアクセス

  • レポート生成

  • パスワード、フォルダ、共有フォルダのインポート

  • ユーザーやチームのプロビジョニング

  • レコードをユーザーへチームにプッシュ

  • ユーザーやチームとレコードやフォルダを共有

  • 目的のパスワードローテーションの実行

  • シークレットマネージャーとKeeper PAMの管理

KeeperコマンダーはオープンソースのSDKであり、Pythonで記述されているため、必要に応じてカスタマイズし、バックエンドシステムに統合できます。

Keeperコマンダーの詳細については、こちらのページをご覧ください。

コマンドラインの使用

コマンダーのコマンドラインインターフェースとインタラクティブシェルでは、Keeperボルトのアクセスや制御など、多くの管理操作を実行できます。使用可能なすべてのコマンドを確認するには、以下のように入力します。

$ keeper

usage: keeper [--server SERVER] [--user USER] [--password PASSWORD]
              [--version] [--config CONFIG] [--debug]
              [command] [options [options ...]]

positional arguments:
  command               Command
  options               Options

optional arguments:
  --server SERVER, -ks SERVER
                        Keeper Host address.
  --user USER, -ku USER
                        Email address for the account.
  --password PASSWORD, -kp PASSWORD
                        Master password for the account.
  --version             Display version
  --config CONFIG       Config file to use
  --debug               Turn on debug mode

インタラクティブシェル

コマンドを実行したりログイン状態を維持するのにコマンダーのインタラクティブシェルを使用できます。

$ keeper shell

  _  __
 | |/ /___ ___ _ __  ___ _ _
 | ' </ -_) -_) '_ \/ -_) '_|
 |_|\_\___\___| .__/\___|_|
              |_|

 password manager & digital vault

Logging in...
Syncing...
Decrypted [400] Records

My Vault>

hと入力すると、すべてのコマンドとヘルプ情報が表示されます。

Keeperのコマンドリファレンス

コマンダーにはさまざまな機能があります。 以下は、ユーザーやチームのプロビジョニングに関連したコマンドとなります。

  • create-user

  • enterprise-info

  • enterprise-node

  • enterprise-user

  • enterprise-role

  • enterprise-team

  • enterprise-push

  • team-approve

コマンダーでユーザーアカウントを作成するには、以下の2つの方法があります。

  • enterprise-user --addコマンドでユーザーをエンタープライズに招待します。

  • create-user コマンドで新しいユーザーアカウントとボルトを作成します。

コマンダーで使用できる全コマンドの詳細については以下のページをご覧ください。

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