リスク管理ダッシュボード

リスク管理ダッシュボードでリスクを可視化

概要

Keeperリスク管理ダッシュボードは、Keeper管理コンソールで使用できる強力な機能です。リスク管理ダッシュボードでは、エンドユーザーの導入状況、利用状況、クラウド構成、イベント監視を網羅した包括的なセキュリティ態勢状況が表示されます。この重要なデータにより、リスクに迅速に対処し、コンプライアンスを効果的に確保するのに役立ちます。

リスク管理ダッシュボードは近日中にリリースされる予定です。ベータ版試用リストへの追加をご希望の場合は、beta@keepersecurity.comまでご連絡ください。

主要な利用状況に関する指標

リスク管理ダッシュボードでは、組織のKeeper環境内の主要な指標に基づいてリスク評価スコアが表示されます。これらの指標には以下が含まれます。

  • レコードを作成済みのユーザー

  • 30日以内にログインしたユーザー

  • Keeperの招待を承諾したユーザー

  • ボルトに二要素認証 (2FA) を適用しているユーザー

    • 2FAは通常シングルサインオン (SSO) に対して行われるため、SSOが有効になっていない組織でのみ表示されます。リスク管理ダッシュボードで、SSO環境が自動的に検出され、組織の設定に応じてリスク管理のレベルが調整されます。

レコードを作成済みのユーザー

「レコードを作成済みのユーザー」は、組織内でKeeperを活発に使用してレコードを作成しているユーザーの数に関する指標です。

フィルターを使用すると、レコードを作成したユーザーとレコードを作成していないユーザーを確認できます。

個々のユーザーをクリックすると詳細情報が表示されます。

[レポートをダウンロードする]をクリックすると、レポートをCSVファイルでダウンロードでき、さらにデータを分析できます。

30日以内にログインしたユーザー

「30日以内にログインしたユーザー」は、組織内で最近Keeperを使用したユーザーに関する指標です。

フィルターを使用すると、最近アクティブなユーザーとアクティブでないユーザーを確認できます。

個々のユーザーをクリックすると詳細情報が表示されます。

[レポートをダウンロードする]をクリックすると、レポートをCSVファイルでダウンロードでき、さらにデータを分析できます。

Keeperへの招待を受諾したユーザー

「Keeperへの招待を受諾したユーザー」は、Keeperへの招待を受諾したユーザーに関する指標です。また、招待を受諾していないユーザーには招待を再送信することもできるので、組織内でのKeeper使用率を上げるのにも有効です。

フィルターを使用すると、招待済みでアクティブなユーザーを確認できるほか、[ユーザー全員に招待メールを再送信する]をクリックしてユーザーを再招待することもできます。

個々のユーザーをクリックすると詳細情報が表示されます。

[レポートをダウンロードする]をクリックすると、レポートをCSVファイルでダウンロードでき、さらにデータを分析できます。

ボルトに2FAを設定済みのユーザー

「ボルトに2FAを設定済みのユーザー」は、Keeperボルトへのログインに2FAを設定したユーザーに関する指標です。

フィルターを使用すると、ボルトで2FAを設定しているユーザーと設定していないユーザーを確認できます。

個々のユーザーをクリックすると詳細情報が表示されます。

[レポートをダウンロードする]をクリックすると、レポートをCSVファイルでダウンロードでき、さらにデータを分析できます。

ライセンスの使用状況

リスク管理ダッシュボードには、最初のユーザーをアクティブ化してから2週間のオンボーディング期間のライセンス数が表示されます。[ユーザーを追加]をクリックして追加のライセンスを購入できます。

組織で使用済みとなったライセンスが90%に達すると、ライセンス不足の警告が表示されます。[解決]をクリックすると追加のライセンスを購入できます。

Keeperセキュリティベンチマーク

リスク管理ダッシュボードでは、 Keeperセキュリティベンチマークを活用して組織のコンプライアンスと安全を確保します。最小権限の原則を適用し、最高レベルのセキュリティを導入できるよう、Keeperではこれらのベンチマークを定期的に更新することで、セキュリティの導入を簡素化するとともに、管理者に重要な情報をお届けします。

Keeperセキュリティベンチマークは、主に以下の3つのカテゴリに分類されます。

  • 解決すべき重要な項目

  • 完了

  • 無視

    • ベンチマークが組織に適用できない場合は無視を選択できます。

機能のアップデートなどによりセキュリティベンチマークの推奨事項は定期的に更新されます。

ベンチマークがアップデートされると、以前解決した項目については現在の推奨事項に準拠するように設定が変更されるまで未解決状態になります。

[セキュリティベンチマーク]タブは、デフォルトのビューで閲覧できます。Keeperセキュリティベンチマークの詳細については、[Keeperセキュリティベンチマークについて]をクリックしてください。

各ベンチマークには、問題を解決するためのアクションが表示されます。

この例では、[副管理者を追加する]をクリックすると、Keeper管理者ロールポリシーへ遷移します。

[ベンチマークを無視する]をクリックすると、そのベンチマークが「無視」リストに追加されます。

優先度の高いセキュリティアラート

[セキュリティアラート]タブには、Keeperの高度なレポートおよびアラートモジュール (ARAM) のアラートの一部が表示されます。これらのアラートは、リスクの高いアラートと見なされるものとなります。

[レポートとアラートを表示]をクリックすると、Keeper管理コンソールのARAMモジュールに移動します。そこで、すべてのアラートを確認して対処できます。

各アラートをクリックすると、以下の内容が表示されます。

  • 過去30日間のアラート発生数

  • 並べ替えオプション

    • 名前

    • 発生回数

    • 最近の発生

  • 直近の30日間とその前の30日間を比較した増減のパーセンテージ

  • データ分析用に傾向csvレポートのダウンロードオプション

  • 個々のユーザーをクリックして詳細情報を閲覧

リスク管理ダッシュボードレポート

[レポートをダウンロードする]をクリックすると、PDFレポート概要が生成されます。

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