記録の自動消滅機能
Keeperアカウントを持っていない相手に記録を共有する際に、記録が自動的にボルトから削除され、共有リンクも指定時間に無効になる機能
概要
記録の自動消滅機能は、Keeperアカウントを持っていない人にも時間制限付きで安全に記録を共有できる機能で、ワンタイム共有のテクノロジーを利用しています。
記録の自動消滅機能では、共有リンクが無効になり共有相手がアクセスできなくなると、ボルトからも記録が自動的に削除されるので、ワンタイム共有機能よりもさらに強力な機能となります。これにより、手動で記録へのアクセスを取り消し、後ほどボルトから記録を削除する手間が省けます。
主な利点
機密情報を組織外のユーザーに機密情報を暗号化して安全に共有できるので、テキストメッセージ、メッセージングアプリなどで暗号化されていない状態で情報を晒さずに済みます。
時間の経過とともに組織内に不必要な権限が蓄積されるのを防ぎます。
共有した記録の詳細が単一のデバイス上で確実に共有相手のみに留まることが保証されます。
自動消滅機能付き記録を作成する
まず通常どおりに新しい記録を作成します。 記録の詳細情報を入力し、[自動消滅設定を追加する]をクリックします。
メニューが表示されるので、共有リンクの有効期限を選択します。
選択した後、[保存して共有]をクリックしてワンタイム共有リンクを生成します。
リンクを直接コピーするか、招待メッセージ付きリンクをコピーするか、QRコードを送信するかを選択できます。
自動消滅が設定された記録の共有相手が送られてきたリンクをクリックすると、ウェブブラウザに共有記録が表示されます。ワンタイム共有リンクは 1 つのデバイスに紐づけられており、複数のデバイスでの不正な配布や表示が防げるため、安全性が強化されます。リンクは、共有者の指定した時間か共有相手が記録を5分間閲覧した後のいずれか早い方で期限切れとなります。
自動消滅機能を使用してファイルを安全に共有する
指定した時間に自動的に消滅する添付ファイル付きの記録を安全に共有することもできます。
通常どおり記録を作成し、[添付ファイルを追加]をクリックしてファイルをアップロードするか、ファイルをボルトに直接ドラッグアンドドロップします。
[自動消滅設定を追加する]をクリックし、共有リンクの有効期限を選択してから[保存して共有]をクリックしてワンタイム共有リンクを生成します。
自動消滅が設定された記録の共有相手が送られてきたリンクをクリックすると、ウェブブラウザに共有記録が表示されますので、そこからファイルをクリックしてローカルデバイスにダウンロードできます。
自動消滅設定の記録を削除する
自動消滅が設定された記録を開いて[削除する]をクリックすると共有リンクが無効になります。削除された自動消滅設定付き記録を削除すると、ボルトの「削除済みアイテム」に移動します。「削除済みアイテム」から復元するには[復元]をクリックします。
Last updated