レコードとファイルの共有

Keeperボルト内の個別のレコードとファイルの共有

レコードの共有

Keeperレコードには、認証情報、ファイル、2要素コード、特権アクセス機能など、あらゆる種類のデータを含めることができます。Keeperレコードは、他のユーザーと個別に共有できるほか、他のユーザーに所有権を譲渡することも可能です。

以下の例では、レコードにログイン/パスワード、パスキー (MFA用)、添付ファイル、2要素コードが含まれています。

[共有]ボタンを押します。

レコードの共有

[ユーザーの追加]タブで、メール アドレス欄の中をクリックし、レコードを共有したいKeeperユーザーのメールアドレスを検索または入力します。

ドロップダウンの矢印をクリックして許可レベル (編集、共有、編集と共有、閲覧のみ、所有権の譲渡) を設定し、[追加]をクリックします。

アクセス許可の共有

既存のKeeperエンタープライズテナント内で共有する場合はそれ以上の手順は必要ありませんが、テナント以外のユーザーと共有する場合は、まず共有関係を確立する必要があります。ユーザーは、Keeperにログインして共有リクエストを受諾するか拒否するかを促すメールを受信します。共有関係が確立されると、そのユーザーがメールアドレスのドロップダウンリストに表示されます。

権限

共有するレコードに対する権限をコントロールできます。

権限
内容

編集

ユーザーはレコードを編集できます

共有

ユーザーはレコードを共有できます

編集と共有設定

ユーザーはレコードの編集と共有ができます

閲覧のみ

ユーザーはレコードの閲覧のみできます

所有権を譲渡

ユーザーはレコードの所有権を得て他のユーザーの権限をコントロールできます

共有管理者ロール

共有されたレコードの受信者が共有管理者ロールの一員である場合、そのレコードの内容・所有権・権限に関して追加の権利が付与されます。

期限付きアクセス

共有実行後、ユーザーは権限を期限付きで割り当て、有効期限後に認証情報を自動的にローテーションすることができます。詳しくは、「時間制限付きアクセス」のページをご参照ください。

管理コントロール

レコードやファイルの共有機能は、Keeper管理コンソールの [ロール] セクションでKeeper管理者によって制限できます。

コマンダーCLI

KeeperコマンダーCLIからレコード共有コマンドをご利用になれます。これにより、共有に関するアクションをスクリプト化して自動化できるようになります。

詳細については以下の共有コマンドのページをご覧ください。

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