フィールド/レコードタイプ
シークレットマネージャーで使用できるフィールドタイプとレコードタイプの参考情報。
フィールドタイプ
フィールドのデータの格納方法を定義したのがフィールドタイプです。フィールドタイプは、デフォルトのレコードタイプとユーザーが作成したカスタムレコードで使用されます。
フィールドタイプに適した書式設定をご使用ください。デフォルトでは、SDKはほとんどのフィールドの妥当性検査を実行しません。最良の方法は、フィールドのデータを適切に書式設定することでしょう。Keeperが提供する他の製品は、フィールドタイプに基づいてレコードからデータを取得します。
accountNumber
文字列値。値は検証されません。
address
以下の連想配列値を使用します。
street1
- 番地1street2
- 番地2city
- 市state
- 州zip
- 郵便番号
キーは必要ありません。
例:
bankAccount
以下の連想配列値を使用します。
accountType
- 当座預金 | 普通預金 | その他otherType
- 他の勘定の種類の説明routingNumber
- 銀行のルーティングナンバーaccountNumber
- 口座番号
キーは必要ありません。
例:
birthDate
エポックミリ秒値。作成方法、つまりヘルパーモジュールの使用次第で、ISO8601値を使用する場合もあります。ISO8601値はエポックミリ秒値に変換されます。
cardRef
クレジットカードのUIDレコードの配列。
例:
date
エポックミリ秒値。作成方法、つまりヘルパーモジュールの使用次第で、ISO8601値を使用する場合もあります。ISO8601値はエポックミリ秒値に変換されます。
email
文字列値、通常はユーザーのメールアドレス。値は検証されません。
expirationDate
エポックミリ秒値。作成方法、つまりヘルパーモジュールの使用次第で、ISO8601値を使用する場合もあります。ISO8601値はエポックミリ秒値に変換されます。
fileRef
ファイルUIDの配列。ファイルがレコードに添付されると、そのファイルUIDがこの配列に表示されます。
host
以下の連想配列値を使用します。
hostName
- ホスト名またはIPport
- リモートポート
キーは必要ありません。
例:
以下の連想配列値を使用します。
publicKey
- 公開鍵privateKey
- 秘密鍵
キーは必要ありません。
例:
licenseNumber
文字列値。値は検証されません。
login
文字列値、通常はユーザーのログイン名。値は検証されません。多くのKeeper関連サービスは、ログイン値としてこのタイプのフィールドを検索します。
multiline
文字列値、通常は改行を含むテキスト。値は検証されません。
name
以下の連想配列値を使用します。
first
- 個人のファーストネームmiddle
- 個人のミドルネームlast
- 個人のラストネーム
キーは必要ありません。
例:
note
複数行を使用できる文字列値。値はマスクされています。値は検証されません。
otp
TOTPの1回限りのパスワードのURL。
oneTimeCode
TOTPの1回限りのコードのURL。
password
文字列値。値は検証されません。多くのKeeper関連サービスは、パスワード値としてこのタイプのフィールドを検索します。
paymentCard
以下の連想配列値を使用します。
cardNumber
- クレジットカード番号cardExpirationDate
- MM/YYYYの有効期限。cardSecurityCode
- セキュリティコード
例:
phone
電話番号の連想配列。電話番号の各連想配列には、以下のキー/値が含まれます。
region
- 国コード番号number
- 通常の電話番号ext
- 内線番号type
- モバイル | 自宅 | 会社
キーは必要ありません。
例:
pinCode
文字列値。値は検証されません。
secret
文字列値。このタイプのフィールドは通常マスクされています。値は検証されません。
securityQuestion
以下の連想配列値を使用します。
question
- 秘密の質問answer
- 秘密の質問への回答
例:
text
文字列値。値は検証されません。
url
文字列値、通常はWeb URL 。値は検証されません。
デフォルトのレコードタイプ
Keeperで利用するデフォルトのレコードタイプと、レコードタイプ内のフィールドを以下に示します。レコードタイプには、標準フィールド用の一連のフィールドタイプが含まれます。カスタムフィールドは、レコードタイプで定義されていません。
すべてのデフォルトのレコードタイプには、fileRef
フィールドが含まれます。このフィールドには、レコードに添付されたファイルUIDと画像UIDが含まれます。ファイルのダウンロード方法については、使用しているSDKのドキュメントをご確認ください。
現在、SDKを使用したファイル添付は制限されています。
address (住所)
address
番地1 番地2 市 州/県 Zip/郵便番号 国
bankAccount (銀行口座)
bankAccount
口座種別 その他の種類 口座番号 ルーティングナンバー
name
ファーストネーム ミドルネーム ラストネーム
login
ログイン
password
パスワード
url
ウェブサイトのアドレス
cardRef (値はbankCardのUIDレコード)
クレジットカード
bankCard (クレジットカード)
paymentCard
カード番号 有効期限月 有効期限年 セキュリティコード
text
カードの所有者名
pinCode
暗証番号
addressRef (値は住所のUIDレコード)
住所 (UIの住所のレコードタイプを参照)
birthCertificate (出生証明書)
name - ファーストネーム、ミドルネーム、ラストネーム
birthDate - 生年月日
name
ファーストネーム ミドルネーム ラストネーム
birthDate
生年月日
contact (連絡先)
name
ファーストネーム ミドルネーム ラストネーム
text
会社名
メール
phone
国 電話番号 内線番号 種別
addressRef (値は住所のUIDレコード)
住所 (UIの住所のレコードタイプを参照)
databaseCredentials (データベース)
text
種別
host
ホスト名またはIPアドレス ポート
login
ログイン
password
パスワード
driverLicense (運転免許)
accountNumber
運転免許番号
name
ファーストネーム ミドルネーム ラストネーム
birthDate
生年月日
addressRef (値は住所のUIDレコード)
住所 (UIの住所のレコードタイプを参照)
expirationDate
有効期限
encryptedNotes (セキュアノート)
note
セキュリティで保護された情報
date
日付
file (ファイル添付)
このレコードは、ファイルが別のレコードに添付されたときに作成されます。UIDレコードは、fieldRef
フィールドタイプを使用してレコードに添付されます。
現在、すべてのSDKでレコードへのファイル添付は完了していません。コンテンツは追加予定です。
healthInsurance (健康保険)
accountNumber
口座番号
name
ファーストネーム ミドルネーム ラストネーム
login
ログイン
password
パスワード
url
ウェブサイトのアドレス
login (ログイン)
login
ログイン
password
パスワード
url
ウェブサイトのアドレス
membership (メンバーシップ)
accountNumber
口座番号
name
ファーストネーム ミドルネーム ラストネーム
password
パスワード
passport (パスポート)
accountNumber
パスポート番号
name
ファーストネーム ミドルネーム ラストネーム
birthDate
生年月日
addressRef (値は住所のUIDレコード)
住所 (UIの住所のレコードタイプを参照)
expirationDate
有効期限
date
発行日
password
パスワード
photo (画像)
このレコードは、画像が別のレコードに添付されたときに作成されます。UIDレコードは、fieldRef
フィールドタイプを使用してレコードに添付されます。
現在、すべてのSDKでレコードへの画像添付は完了していません。コンテンツは追加予定です。
serverCredentials (サーバー)
host
ホスト名またはIPアドレス ポート
login
ログイン
password
パスワード
softwareLicense (ソフトウェアライセンス)
licenseNumber
ソフトウェアライセンスキー
expirationDate
有効期限
date
有効化した日
ssnCard (IDカード)
accountNumber
ID番号
name
ファーストネーム ミドルネーム ラストネーム
sshKeys (SSH鍵)
login
ログイン
keyPair
公開鍵 秘密鍵
password
パスフレーズ
host
ホスト名またはIPアドレス ポート
カスタムのレコードタイプ
カスタムのレコードタイプは、シークレットマネージャーで使用できます。
Keeperコマンダーを使用して、カスタムのレコードタイプのスキーマを取得できます。
使用しているSDKに基づいて、JSONをインポートし、任意のヘルパーツールでカスタムのレコードを使用できます。
最終更新