CLIによるローテーション管理

Keeperコマンダーを使用して、個々にあるいはまとめて記録のローテーション設定を管理

Keeperコマンダーは、フォルダ内の記録セット全体にローテーションを追加するなど、PAMリソース記録に対して個別または一括での更新を実行できます。

要件

  • すべてのローテーション記録が適切なフォルダにインポートされていること

  • Keeper Gatewayが少なくとも1つインストールされ実行されていること

  • アクティブなPAM構成が少なくとも 1 つあること

例 1: PAM構成にPAMリソースを追加

PAMマシンリソース記録を既存のPAM構成に添付し、デフォルトのローテーションスケジュールを割り当てるには、以下のコマンダーCLIコマンドを使用します。

sync-down
pam config edit -c "<PAM_Config_UID>" --resource-record "<Machine1_UID>" --schedule Daily
pam config edit -c "<PAM_Config_UID>" --resource-record "<Machine2_UID>" --schedule Daily

注 1: PAM構成UIDはpam config listのように入力すると見つかります。

注2: マシンUIDは、フォルダに移動してls -lを使用することで見つかります。

My Vault> cd "My Folder"
My Vault> ls -l

例 2: PAMマシン記録にローテーション設定を割り当てる

以下のコマンドは、特定のPAMマシンレコードにスケジュールされたローテーションを割り当て、リソースレコードを次のように設定します。

sync-down
pam rotation set --record="<Machine1_UID>" --config="<PAM_Config_UID>" --resource="<Machine1_UID>" --schedulecron "0 3 * * 2" --enable --force
pam rotation set --record="<Machine2_UID>" --config="<PAM_Config_UID>" --resource="<Machine2_UID>" --schedulecron "0 3 * * 2" --enable --force

例3: JSON表記で回転設定を割り当てる

以下のコマンドを実行すると、JSON表記を使用してリソースを割り当て、ローテーションスケジュールを設定します。

pam rotation set --record="<Machine1_UID>" --config="<PAM_Config_UID>" --resource="<Machine1_UID>" -sj '{"type":"DAILY","tz":"Etc/UTC","time":"03:00:00","intervalCount":60}' --enable --force

例4: すべての記録にローテーション設定を割り当てる

以下のコマンドを実行すると、特定のフォルダ内のすべての記録にローテーション機能を一括で割り当てます。この場合、フォルダは共有フォルダの下のサブフォルダとなります。

pam rotation set --folder="/ShareFolder1/PrivateFolder2" --config="<PAM_CONFIG_UID>" --resource="<PAM_Machine_UID>" --schedulecron "0 3 * * 2" --enable --force

バッチモード

バッチモードで多数のコマンドを実行するには、Keeperのバッチモードコマンドをご参照ください。

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