カスタムの記録タイプ
CLIには、すべてのユーザーが利用できるデフォルトの記録タイプのリストがあります。CLIでは、カスタムの記録タイプを使用して記録を作成することもできます。
カスタムの記録タイプを使用する記録を作成するには、CLI内でスキーマを定義する必要があります。これを行うには、Keeper Commanderを使用してカスタムの記録タイプをエクスポートします。
以下では、「My Custom」記録タイプをJSONとして、my_record_type.json
ファイルにエクスポートします。
このJSONファイルは、record_type
ディレクトリにコピーする必要があります。record_type
ディレクトリの場所は、keeper.ini
ファイルの場所と同じです。record_type
は、keeper.ini
と同じディレクトリにある必要はなく、CLIがkeeper.ini
を確認する場所にあればよいだけです。
環境変数
KSM_INI_DIR
で定義されたパスカレントディレクトリ
ユーザーのホームディレクトリ
${HOME}
${HOME}/.config/ksm
$env:USERPROFILE
様々なシステムディレクトリ
/etc
/etc/ksm
/etc/keeper
$env:APPDATA/Keeper
$env:ProgamData/Keeper
$env:ProgramFiles/Keeper
代替ディレクトリはconfigコマンドで設定できます。
このファイルがrecord_type
ディレクトリにコピーされると、利用可能な記録タイプのリストに表示されます。
これで、カスタムの記録タイプを使用して新しい記録を作成できます。
カスタムの記録タイプ名にスペースが含まれている場合は、名前を引用符で囲む必要があります。
すべてのカスタムの記録タイプ名は、一意である必要があります。同じ名前の記録タイプがすでにインポートされている場合は、エラーが発生します。また、デフォルトの記録タイプを上書きすることもできません。
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