PostgreSQLプラグイン
Commanderを使用したPostgreSQLデータベースのパスワードローテーション
Keeper Secrets Managerの新しいパスワードローテーション機能がリリースされました。パスワードローテーションのどのような事例でもこの新機能の使用を推奨します。詳細については以下をご参照ください。
Keeper Secrets Managerを使用したパスワードローテーション
このプラグインを使用すると、PostgreSQLサーバーのユーザーのパスワードをローテーションできます
前提条件
psycopg2-binaryのインストール
ローテーション用の記録を準備
ローテーション用の記録を作成
ローテーションは、従来の記録にもタイプ指定された記録にも対応しています。 タイプ指定された記録を使用する場合は、「ログイン」タイプのフィールドが必要です。 ローテーションの種類に応じて、その他のフィールドを追加することもできます。 以下の手順をご参照ください。
従来の記録とタイプ指定のある記録の詳細については、トラブルシューティングをご参照ください。
PostgreSQLのログイン名とパスワードを設定
Keeperの記録の「ログイン」フィールドにPostgreSQLのログイン名を入力
ホスト名とポートを設定
タイプ指定されていない記録を使用する場合は、ホストとポートをカスタムフィールドに設定できます。以下をご参照ください。
ヒント:ローテーションのプラグインが指定されていない場合、Commanderはポート番号またはホストのプレフィックスで使用するローテーションを推測します。 ポート5432または"postgresql://"で始まるホスト名がPostgreSQLのローテーションを使用します
データベース名を入力
「cmdr:db」というラベルの記録にカスタムフィールドを追加し、使用するデータベースの名前をそのフィールドに入力します。
オプションの記録フィールド
これらのフィールドを追加すると、ローテーションに影響する場合があります
ラベル | 値 | コメント |
---|---|---|
cmdr:plugin | postgresql | (任意) PostgreSQLローテーションを使用するようにCommanderに指示します。 これは、記録に設定するか、またはローテーションコマンドに指定する必要があります |
cmdr:host | PostgreSQLサーバーのホスト名。従来の記録にはこのカスタムフィールドが必要で、タイプ指定された記録はホスト名フィールドとポートフィールドを使用できます。 | |
cmdr:rules | 「大文字の数, 小文字の数, 数字の数, 記号の数」 (たとえば、4,6,3,8) | (任意) パスワード生成ルール |
cmdr:port | (任意) PostgreSQLポート。 省略した場合は5432と見なされます |
Keeper Commanderのconnect
コマンドとの連携
connect
コマンドとの連携カスタムフィールド名 | カスタムフィールド値 |
---|---|
connect:xxx:env:PGPASSWORD | ${password} |
connect:xxx | psql --host=${cmdr:host} --port=${cmdr:port} --username=${login} --dbname=${cmdr:db} --no-password |
このユースケースのKeeper ボルトの記録のスクリーンショットを以下に示します。
connect
コマンドの詳細については、こちらのページをご参照ください。
最終更新