Active Directoryプラグイン
Keeper Commanderローテーション用Active Directoryプラグイン
Keeper Secrets Managerの新しいパスワードローテーション機能がリリースされました。パスワードローテーションのどのような事例でもこの新機能の使用を推奨します。詳細については以下をご参照ください。
Keeper Secrets Managerを使用したパスワードローテーション
このプラグインを使用すると、IT管理者はActive Directoryユーザーアカウントのパスワードをローテーションできます。このプラグインは、 ADサーバーにネットワークでアクセスできるすべてのシステムで実行できます。
前提条件
ldap3モジュールをインストールします
ローテーション用の記録を準備
ローテーション用の記録を作成
ローテーションは、従来の記録にもタイプ指定された記録にも対応しています。 タイプ指定された記録を使用する場合は、「パスワード」タイプのフィールドが必要です。 ローテーションの種類に応じて、その他のフィールドを追加することもできます。 以下の手順をご参照ください。
従来の記録とタイプ指定された記録の詳細は、トラブルシューティング セクションをご参照ください。
パスワードフィールドを設定
Keeperの記録の「パスワード」フィールドにユーザーの現在のパスワードを入力します。
ホスト名とポートを設定
タイプ指定されていない記録を使用する場合は、ホストとポートをカスタムフィールドに設定できます。以下をご参照ください。
ローテーションのプラグインが指定されていない場合、Commanderはポート番号で使用するローテーションを推測します。 ポート389はADローテーションを使用します
以下の必須フィールドを追加
ADローテーションには、以下のフィールドが必要です。ラベルを指定して各フィールドを作成し、必要な情報を入力します。
その他のローテーション設定
ローテーションパラメータをカスタマイズできる値は以下のとおりです。 これらのオプションをテキストフィールドとして記録に追加し、表に示すように、パラメータに相当するラベルを設定します。
記録のローテーション
Active Directoryのパスワードをローテーションするには、Commanderでrotate
コマンドを使用します。 コマンドに記録タイトルもしくはUIDを渡します (複数の記録を1度にローテーションさせるには、正規表現で--match
を使用します)。
プラグインは、こちらに示すようにコマンドに指定することも、記録のフィールドに追加することもできます (上記のオプションを参照)。 記録にプラグインタイプを追加すると、プラグインの異なる複数の記録を1度にローテーションできます。
注意事項とトラブルシューティング:
Keeperの「Login」フィールドは、このプラグインでは使用されません。ユーザーは、cmdr:userdnカスタムフィールドで識別されます。
「ADサーバーへの接続中にエラーが発生しました」というエラーが表示された場合は、以下の手順をお試しください。
ADがTLSを使用した安全なバインドをサポートしていることを確認します。証明書は、必要に応じて自己署名にすることができます。
「パスワードの最小有効期間」グループポリシーを無効にします。デフォルトでは1日に設定されています。
ホストサーバーへの接続を検証し、アクセス可能であることを確認します。Softerra LDAPブラウザなどのツールをダウンロードして、Active Directoryに接続できるかテストします。
識別名cmdr:userdnが正しく設定されていることを確認します。完全に正確であることが必要です。正確でないと接続に失敗します。この値は、Softerra LDAPブラウザソフトウェアで確認してもよいですし、ADサーバーで以下のコマンドプロンプトユーティリティを実行してもよいです。
このシナリオでCraigとして接続する場合は、cmdr:userdnカスタムフィールドにこの正確な文字列(引用符なし)が含まれていることを確認します。
Active Directoryに接続
Microsoft Active Directoryでパスワードを変更するには、SSL接続が必要です。以下のリンクでは、Active Directoryへの安全な接続を設定する方法が説明されています。
最終更新