ボルトリリース 16.10.10

2023年11月23日リリース

仕様

  • VAUL-6175: 数多くの人気のウェブサイトのロゴをボルトUIに追加。

ロゴファイルのライブラリ全体がボルトアプリケーション内に埋め込まれていますので、完全なゼロ知識の暗号化とプライバシーが保護されます。

  • KDE-1403: デフォルトのウェブブラウザを介したオプションのSSOログイン方法

デスクトップアプリケーションメニューで新しい[SSOでデフォルトのブラウザを使う]のオプションが有効になっている場合、設定済みのIDプロバイダーでログインするためにデバイス上のデフォルトのウェブブラウザにルーティングされます。

この機能を実装する主な理由としては、FIDO2 セキュリティ キーや、厳密にはKeeper Desktop組み込みブラウザでサポートされていないその他の認証方法をサポートするSSOアイデンティティプロバイダーをサポートするためとなります。

この機能をすべてのデスクトップアプリケーションで使用したい場合、管理者はUseDefaultBrowserSSOと呼ばれる新しいエンタープライズ設定項目が使用できます。

  • DR-265: スケジュールされたパスワードローテーションのタイムゾーンと時刻を指定する機能

  • VAUL-5620: 最近削除されたページの機能強化

  • VAUL-5686: セキュリティ監査画面に「最終変更」列を追加

  • VAUL-6138: 以下の機能を含む新しい[詳細設定]メニュー

    1. 検索オーバーレイの制御

    2. 多人数のエンタープライズユーザーグループでの全体的なパフォーマンスを向上させるための同期遅延

    3. 記録一覧表示での番号表示

バグ修正

  • VAUL-6135: 現在、権限の更新、ユーザーの追加/削除、有効期限タイマーの設定/更新ができるのは、所有者と共有管理者のみとなります。can_share権限を持つユーザーは、そのユーザーの権限レベルまでユーザーを管理できます。

  • VAUL-5659: 削除済みアイテムで複数の記録の選択が機能しない。

  • KDE-1421: オンラインになると、オフラインモードで作成した記録が正しく同期しない。

  • KDE-1373: トレイが表示されているドックに含まれていない際、アプリ用KeeperFillのウィンドウが間違った場所で開く。

  • KDE-1395: cmd+tabによる起動の反復、ドック項目のクリックなどによるMacアプリのメモリリーク。これにより、意図しないイベントハンドラーが有効になる。

  • VAUL-5675: [アクセス権なし]から共有フォルダを介して共有された、アクセス権のない記録を完全に削除できない。

  • VAUL-5737: [アクセス権なし]タブの記録詳細パネルに[マイボルトに追加]ボタンがない。

  • VAUL-6009: ボルト内のすべての記録タイプを制限するようにロール強制を設定している場合、オンボーディング中のインポートオプションが非表示になる。

  • VAUL-6083: Chrome/Edgeで添付ファイルをドラッグアンドドロップする際にファイル名がタイトルに追加されない。

  • VAUL-6204: Thycotic / Delinea Secret Serverからのインポートにメモ欄とSecretTemplates部分がない。

  • VAUL-6213: 複数の単語がある際、記録タイトルの自動提案が機能しない。

  • VAUL-6214: アラビア語を選択した際の日付形式エラー。

  • KDE-1411: Macでキーボードレイアウトが最初の使用時にキャッシュされる。Macのアプリ用KeeperFillでパスワードを入力する際、キーコードと文字マッピングのマップが生成され、キャッシュされる。アプリの実行中にキーボードレイアウトが変更された場合、このキャッシュが解放されず、一部の文字に対して誤ったキーコードが送信される。

  • KDE-1422: [記録の作成]のホットキーが、アプリが最初にフォーカスされていないときにオンになり、他のアプリでそのホットキーを使用できなくなる。

  • KDE-1385: アプリ用KeeperFillで、記録に[ネイティブアプリフィラー]のフィールドタイプが使用されている際、セキュリティで保護されたフィールドを検出できない。

  • KDE-1426: ファイルをインポートした後、アプリ用KeeperFillに記録が表示されない。これにより、データを復号化するために記録キーを必要とするにBreachWatchデータにアサーション失敗が発生する。

セキュリティのアップデート

  • VAUL-6170: Firefoxブラウザ上のCryptoKeyストレージを使用したデバイスキーのセキュリティの向上。

  • VAUL-6179: ログイン時に、ECIESで暗号化された記録キーをデータキーで暗号化された記録キーに変換。

  • KDE-1406: 新しいデスクトップアプリのインストールで、デバイスの秘密キーがChrome CryptoKeyローカル ストレージではなくAppleキーチェーンまたはWindows Credential Lockerに保存されるようになっています。これによりネイティブアプリのインストールのセキュリティが向上します。既存のキーはリセットが行われるまで転送されません。

  • KDE-1412: Electronプラットフォームをv26.2.4にアップグレード。実際にはバージョン 16.10.9でスタンドアロンですでに製品環境にリリースされていました。

その他の向上点

  • KDE-1417: mstsc.exeを使用してリモートデスクトップセッションに入力すると、ホストマシンとは異なるキーボードレイアウトで間違った文字が使用される。

  • VAUL-6219: ログイン時のチームユーザーの自動承認を改善。この新しい方法で多数の保留中のユーザーを処理します。

  • VAUL-6200: 削除された記録を見る際、記録が復元されるまで添付ファイルをダウンロードできない。

  • DR-348: ローテーション設定を変更する際の[ローテーションする]ボタンを非表示またはグレー表示にする。

  • VAUL-5926: 混乱を避けるために、[共有フォルダ]画面と[直接共有]画面にはオブジェクトを共有されている共有管理者のみが表示されます。

  • VAUL-5738: 無料トライアルユーザーが記録履歴を閲覧できるようになりました。

  • VAUL-6128: カーソルを合わせると長いフォルダ名を表示。

  • KDE-1399: アプリ用KeeperFillを閉じたときにフォーカスを前のアプリやウィンドウに戻す。

  • 508への準拠: 508への準拠および人間工学的改善に関連した20件を超えるチケットに対処。

  • VAUL-5875: さまざまな使用事例に対応するためのUI複製機能に対する変更。

    • プライバシー画面が有効になっている場合は、複製は許可されない

    • 住所や支払記録などリンクされた記録を含む記録を複製する場合、記録の複製は許可する一方リンクされた記録の複製は禁止し、「複製している記録には他の記録へのリンクが含まれています。リンクされた記録は複製されません。」という通知が表示される。

    • 添付ファイルを含む記録を複製する場合、記録の複製は許可する一方添付ファイルの複製は禁止し、「複製しているレコードには添付ファイルが含まれています。添付ファイルは複製されません。添付ファイルを複製するには元の記録から添付ファイルをダウンロードし、新しく作成したレコードにアップロードし直します。」という通知が表示される。

  • KDE-1414: Overpassに代わる新しいフォントのOutfitの導入。Keeperの新しいフォントで、すべてのプラットフォームとインターフェイスにわたって徐々に展開されています。

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