記録に関するコマンド

記録の操作に関連したすべてのコマンド

コマンド

Keeperコマンドリファレンス

対話型シェル、CLI、JSON設定ファイルのいずれを使用する場合でも、以下のコマンドがサポートされており、各コマンドでは追加のパラメータとオプションがご利用になれます。

特定のコマンドのヘルプを表示するには、以下のコマンドを実行します。

help <command>

コマンド説明

コマンド	説明
`list`または`l`	すべての記録を一覧表示するか、または正規表現を使用して検索します。
`search`または`s`	正規表現を使用してすべての記録を検索します。
`ls`	フォルダの内容を一覧表示します
`tree`	フォルダ構造全体をツリー表示します
`cd`	現在のフォルダを変更します
`get`または`g`	印刷可能形式またはJSON形式でKeeper Record/Folder/Teamを取得して表示します。
`find-password`	指定したKeeperの記録のパスワードフィールドをシステム出力に表示します
`clipboard-copy`	指定したKeeperの記録のパスワードフィールドをクリップボードにコピーするかstdoutに送信します
`record-history`または`rh`	履歴または記録の変更を表示します
`totp`	指定した記録の二要素コードを表示するか、記録が指定されていない場合は、二要素コードを含む記録の一覧を表示します
`download-attachment`	指定した記録のすべての添付ファイルをダウンロードします
`upload-attachment`	指定した記録にファイルをアップロードして添付します
`delete-attachment`	指定した記録から添付ファイルを削除します
`file-report`	ボルト内でアクセスできるすべてのファイルのレポートを表示します
`list-sf`または`lsf`	ボルト内のすべての共有フォルダの詳細情報を表示します
`list-team`または`lt`	アクセスできるすべてのチームを一覧表示します
`add`または `a`	廃止: `record-add`をご使用ください
`record-add`または`ra`	記録を追加します
`edit`	廃止: `record-update`をご使用ください
`record-update`または`ru`	既存の記録を編集します
`rm`	記録を削除します
`append-notes`または`an`	記録にメモを追加します
`mkdir`	フォルダまたは共有フォルダを作成します
`rmdir`	フォルダまたは共有フォルダとその内容を削除します
`mv`	記録またはフォルダに移動します
`ln`	記録またはフォルダ間のリンクを作成します
`find-duplicate`	指定した属性やフィールドに基づいて、ボルト内の重複記録を検索します。
`shortcut`	記録のショートカットを一覧表示または管理します
`transform-folder`	フォルダを共有フォルダから個人用フォルダに変換します (またはその逆)
`trash`	ごみ箱の削除された記録を一覧表示して管理します
`password-report`	パスワードレポートの表示
`find-ownerless`	ボルト内の所有者のいない記録をリストします (任意で所有権を請求します)

listまたはl

すべての記録を一覧表示するか、または正規表現を使用して検索します。

searchまたはs

正規表現を使用してすべての記録を検索します。

フォルダの内容を一覧表示します

フォルダ構造全体をツリー表示します

現在のフォルダを変更します

印刷可能形式またはJSON形式でKeeper Record/Folder/Teamを取得して表示します。

find-password

指定したKeeperの記録のパスワードフィールドをシステム出力に表示します

clipboard-copy

指定したKeeperの記録のパスワードフィールドをクリップボードにコピーするかstdoutに送信します

record-historyまたはrh

履歴または記録の変更を表示します

totp

指定した記録の二要素コードを表示するか、記録が指定されていない場合は、二要素コードを含む記録の一覧を表示します

download-attachment

指定した記録のすべての添付ファイルをダウンロードします

upload-attachment

指定した記録にファイルをアップロードして添付します

delete-attachment

指定した記録から添付ファイルを削除します

file-report

ボルト内でアクセスできるすべてのファイルのレポートを表示します

list-sfまたはlsf

ボルト内のすべての共有フォルダの詳細情報を表示します

list-teamまたはlt

アクセスできるすべてのチームを一覧表示します

addまたは a

廃止: record-addをご使用ください

record-addまたはra

記録を追加します

edit

廃止: record-updateをご使用ください

record-updateまたはru

既存の記録を編集します

rm

記録を削除します

append-notesまたはan

記録にメモを追加します

mkdir

フォルダまたは共有フォルダを作成します

rmdir

フォルダまたは共有フォルダとその内容を削除します

mv

記録またはフォルダに移動します

ln

記録またはフォルダ間のリンクを作成します

find-duplicate

指定した属性やフィールドに基づいて、ボルト内の重複記録を検索します。

shortcut

記録のショートカットを一覧表示または管理します

transform-folder

フォルダを共有フォルダから個人用フォルダに変換します (またはその逆)

trash

ごみ箱の削除された記録を一覧表示して管理します

password-report

パスワードレポートの表示

find-ownerless

ボルト内の所有者のいない記録をリストします (任意で所有権を請求します)

listコマンド

コマンド: listまたはl

詳細: すべての記録を一覧表示するか、または正規表現を使用して検索します

スイッチ:

-v、--verbose 詳細出力 (記録名が列に対して長すぎる場合)

例:

l
l twitter
l ^(?!.*FTP).*Azure.*$

すべての記録を一覧表示します
twitterという文字列を含むすべての記録を一覧表示します
文字列「FTP」を含まないすべての「Azure」記録を一覧表示します (正規表現を使用)

searchコマンド

コマンド: searchまたはs

詳細: 正規表現を使用してボルトを検索します

パラメータ:

検索で使用する正規表現

スイッチ:

-v、--verbose 詳細出力

例:

s dropbox
s [0-z]*\.org

「dropbox」を含む記録を検索します
「.org」で終わる数字と文字からなる文字列のみを含む記録を検索します

lsコマンド

コマンド: ls

詳細: フォルダの内容を一覧表示します

スイッチ:

-l、--list 詳細なリストを表示します -f、--folders フォルダを表示します -r、--records 記録を表示します -v、--verbose 詳細出力 -R, --recursive サブフォルダの内容を表示します

例:

ls -l
ls -r
ls -l -r -v
ls -R -l "Folder1"

フォルダの内容の詳細なリスト
フォルダ内の記録のみのリスト (サブフォルダなし)
記録の詳細なリストを表示します。表がいびつになっても長いタイトルを表示します
「Folder1」とそのサブフォルダにあるすべての記録とフォルダの詳細なリストを表示します

treeコマンド

コマンド: tree

詳細: 指定したフォルダまたは現在の場所 (フォルダを指定しない場合) をルートとして使用し、フォルダ全体の構造をツリーとして表示します

パラメータ:

ツリーのルートとして使用するフォルダのフルパス、UID、または名前 (現在の場所が親フォルダの場合) (オプション)

スイッチ:

-r、--records ツリー内の各フォルダの記録を表示します (やや暗めのテキストで表示されます) -s、--shares 共有フォルダの共有権限を表示します (デフォルトでは凡例/略語表に表示される権限の種類を示す記号) -hk、--hide-shares-key 権限の凡例を非表示にします (--sharesフラグを指定した場合のみ有効) -t、--title <TITLE> フォルダ構造の表示でオプションのタイトルを表示します -v、--verbose 詳細出力 (名前に加えて記録/フォルダUIDを表示します)

例:

tree
tree "Office Codes/"
tree --verbose --records --title="My Folder Structure w/ Records (UIDs shown)"
tree --shares --hide-shares-key "/Work Folders/Team1"

現在の場所をルートとして使用して、フォルダ全体の構造をツリーとして表示します
サブディレクトリ「Office Codes」フォルダをルートとして、フォルダ全体の構造を表示します
「My Folder Structure w/ Records (UIDs shown)」というタイトルのフォルダ構造を表示します。現在の場所をルートとして使用して、各フォルダ内の記録も (各フォルダ/記録に対応するUIDも含めて) 表示します
格納されている共有フォルダごとに、共有アクセス権限 (略号で) を持つフォルダ構造を表示します。対応するアクセス権限記号の凡例/略語表は表示されません。表示されるフォルダ構造のルートは、ボルトのルートフォルダにあるWork Foldersという名前のフォルダにあるTeam1という名前のサブフォルダです (この例ではターゲットフォルダのフルパスが指定されているため、このコマンドはどこからでも呼び出せます)

cdコマンド

コマンド: cd

詳細: カレントディレクトリを変更します

パラメータ:

移動先の場所

引用符を使用すると、名前にスペースやスラッシュが含まれるフォルダに移動できます。

バックスラッシュ (\) を使用すると、フォルダ名の引用符をエスケープできます。

例:

cd social/
cd financial/banks/
cd /
cd "folder/with/slashes"
cd folder\"with\"quotes

カレントディレクトリの「social」という名前のフォルダに移動します
「financial」という名前のフォルダ内の「banks」という名前のフォルダに移動します
ボルトのルートに移動します
「folder/with/slashes」という名前のフォルダに移動します
「folder"with"quotes」という名前のフォルダに移動します

find-passwordコマンド

コマンド: find-password

詳細: 記録のUIDまたはパスを指定して、指定したKeeperの記録のパスワードをシステム出力に表示します

パラメータ:

記録のパスまたはUID

スイッチ:

--username <USERNAME> 正規表現 (オプション) を使用してログイン名と照合します。記録を検索するには、指定されたタイトルまたはUIDも照合する必要があります。

--output <{clipboard, stdout}> 出力先を選択します

stdout - システム出力にパスワードを表示します (デフォルト)
clipboard - パスワードをクリップボードにコピーします

-l、--login パスワードの代わりにログイン名を出力します

例:

find-password rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn
find-password office/Zoom 
find-password rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn --output clipboard 
find-password social/Twitter -l
find-password reddit --username .*second.*

指定されたUIDを持つ特定の記録のパスワードを表示します
「office」フォルダの「Zoom」というタイトルの記録のパスワードを表示します
特定の記録のパスワードをクリップボードにコピーします
「social」フォルダ内の「Twitter」というタイトルの記録のログインを表示します
タイトルが「reddit」で始まり、ユーザー名に「second」が含まれる記録のパスワードを表示します

clipboard-copyコマンド

コマンド: clipboard-copy

詳細: 指定したKeeperの記録のパスワードを、記録のUIDまたはパスを指定してクリップボードにコピーするか、パスワードをstdoutに送信します。

パラメータ:

記録のパスまたはUID

スイッチ:

--username <USERNAME> regexを使用してログイン名を照合します。記録を発見するには、指定されたタイトルまたはUIDも一致する必要があります。

--output <{clipboard, stdout, stdouthidden}> 出力先を選択します。

clipboard - パスワードをクリップボードにコピーします (デフォルト)
stdout - システム出力にパスワードを表示します
stdouthidden - システム出力にパスワードを表示しますが非表示の状態です

-l、--login パスワードの代わりにログイン名を出力します

--field <FIELD NAME> カスタムフィールドを出力します

-r、--revision 記録のリビジョン

-tまたは--totp TOTPコードを出力します

例:

clipboard-copy rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn
clipboard-copy office/Zoom 
clipboard-copy rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn --output stdout
clipboard-copy social/Twitter -l
clipboard-copy reddit --username .*second.*

指定されたUIDを持つ特定の記録のパスワードをクリップボードにコピーします
「office」フォルダの「Zoom」というタイトルの記録のパスワードをクリップボードにコピーします
指定されたUIDを持つ特定の記録のパスワードを表示します
「social」フォルダ内の「Twitter」というタイトルの記録のログインをクリップボードにコピーします
タイトルが「reddit」で始まり、ユーザー名に「second」が含まれる記録のパスワードをクリップボードにコピーします

getコマンド

コマンド: getまたはg

詳細: 対応するUIDを指定して、印刷可能形式またはJSON形式でKeeper記録、フォルダ、チームを取得して表示します。

パラメータ:

記録、フォルダ、またはチームのUID

スイッチ:

--unmask 伏せ字項目の内容をプレーンテキストとして表示します

--format<{detail, json, password}> 出力の形式を選択します

detail - 記録/フォルダ/チームの詳細表示 (デフォルト)
json - json形式の詳細情報
password - パスワードのみ

--legacy JSON出力のみ。タイプ指定のある記録をレガシーJSON形式で表示します。

例:

get rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn
g rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn --format json --legacy

特定の記録の詳細情報を表示します
特定の記録の詳細情報をJSON形式で表示します

出力としてパスワードのみを取得する方法については、clipboard-copyコマンドをご参照ください。

record-historyコマンド

コマンド: record-historyまたはrh

詳細: 記録のUIDを指定して、記録の変更履歴を表示します

パラメータ:

記録のUID

スイッチ:

-a、--action <{list, diff, show, restore}> 記録に対する操作を実行します

list - リビジョンを表示します
diff - 各リビジョンで行われた変更を表示します
show - 現在のリビジョンの詳細を表示します
restore - 以前のリビジョンに復元します（-rまたは--revision引数が必要です）

-r、--revision <リビジョン番号> 特定のリビジョンの詳細のみを表示します

例:

record-history rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn
record-history rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn -a diff
record-history rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn -r 4 
record-history rvwIBG_ban2VTH64OsnzLn -a restore -r 2

特定の記録の変更履歴一覧
特定の記録の各バージョンで加えられた変更一覧
特定の記録の4番目のリビジョンの詳細 (V.4)
指定した記録を2番目のバージョンに復元します

totpコマンド

コマンド: totp

詳細: パスまたはUIDを指定して、記録の二要素コードを表示します。パスもUIDも指定されていない場合は、二要素コードを含む記録のリストを表示します

パラメータ:

記録のパスまたはUID（オプション）

スイッチ:

--details 2FAの詳細情報を表示します

--range <RANGE> 最後から次の[x]までのコードを表示します

例:

totp
totp Dropbox
totp U-QSpjIL9e9_huXrbTwz4Q
totp Dropbox --range 1
totp U-QSpjIL9e9_huXrbTwz4Q --details

TOTP二要素コードを含む記録のリスト
「Dropbox」記録のタイマー付き二要素コードを表示します
指定したUIDを持つ記録のタイマー付き二要素コードを表示します
「Dropbox」記録の最後、現在、次の二要素コードを表示します
指定したUIDを持つ記録のTOTPトークンの詳細情報を表示します

download-attachmentコマンド

コマンド: download-attachment

詳細: 記録のパスまたはUIDを指定して、指定した記録に添付されたファイルをすべてダウンロードします

パラメータ:

記録またはフォルダのパスまたはUID

スイッチ:

-rまたは--recursive サブフォルダをたどって再帰的にダウンロードします

--out-dir <LOCAL DIRECTORY> ダウンロードされたファイルのローカルフォルダ

--preserve-dir ボルトのフォルダ構造を維持します

--record-title ダウンロードした添付ファイルのタイトルに記録名を追加します

ダウンロードした添付ファイルの命名規則:

命名規則説明

命名規則	説明
`$AttachmentFileName`	デフォルトでは、ダウンロードされた添付ファイルはすべて元の名前を保持します。記録に添付ファイル「file.txt」が含まれている場合、ダウンロードされた添付ファイルの名前は、`file.txt`になります。
`$AttachmentFileName($RecordUUID).$AttachmentFileNameExtension`	これは重複がある場合の命名規則です。記録に同じ名前 (「file.txt」) の添付ファイルが2つ含まれている場合、または出力ディレクトリに同じ名前のファイルがすでにある場合、ダウンロードされた添付ファイルの命名規則は次のようになります。 `file.txt`と`file(Lw7K5ah3LjP5uVkhkrSzrw).txt`
`$AttachmentFileName($AttachmentUUID).$AttachmentFileNameExtension`	重複したため、上の行の命名規則が使用された場合、`RecordUUID`ではなく`AttachmentUUID`が使用されます。上記の行の想定例では、file.txtをダウンロードすると、`recordUUID`ではなく、次のように`attachmentUUID`が使用されます。 `file(Bu2WLg-7eqWPhO-NW18lgw).txt`
`$RecordName-$AttachmentFileName`	`--record-title`スイッチを付けると、ダウンロードした添付ファイルに記録名が追加されます。これは重複にも適用されます。「Record 1」という名前の記録に添付ファイル「file.txt」が含まれる場合、この命名規則では次のようになります。 `Record1-file.txt`

$AttachmentFileName

デフォルトでは、ダウンロードされた添付ファイルはすべて元の名前を保持します。記録に添付ファイル「file.txt」が含まれている場合、ダウンロードされた添付ファイルの名前は、file.txtになります。

$AttachmentFileName($RecordUUID).$AttachmentFileNameExtension

これは重複がある場合の命名規則です。記録に同じ名前 (「file.txt」) の添付ファイルが2つ含まれている場合、または出力ディレクトリに同じ名前のファイルがすでにある場合、ダウンロードされた添付ファイルの命名規則は次のようになります。 file.txtとfile(Lw7K5ah3LjP5uVkhkrSzrw).txt

$AttachmentFileName($AttachmentUUID).$AttachmentFileNameExtension

重複したため、上の行の命名規則が使用された場合、RecordUUIDではなくAttachmentUUIDが使用されます。上記の行の想定例では、file.txtをダウンロードすると、recordUUIDではなく、次のようにattachmentUUIDが使用されます。 file(Bu2WLg-7eqWPhO-NW18lgw).txt

$RecordName-$AttachmentFileName

--record-titleスイッチを付けると、ダウンロードした添付ファイルに記録名が追加されます。これは重複にも適用されます。「Record 1」という名前の記録に添付ファイル「file.txt」が含まれる場合、この命名規則では次のようになります。 Record1-file.txt

例:

download-attachment "documents/Financial Records"
download-attachment _j0SPqnUeUCZN5UoEfD6cg
download-attachment / --recursive --preserve-dir --out-dir=C:\\Attachments
download-attachment "documents/Financial Records" --record-title

「documents」フォルダの「Financial Records」というタイトルの記録のすべての添付ファイルをダウンロードします
指定したUIDを持つ記録のすべての添付ファイルをダウンロードします
ボルト内のすべての添付ファイルを、指定した次の出力場所に再帰的にダウンロードします。「C:\Attachments」
「documents」フォルダの「Financial Records」というタイトルの記録のダウンロード可能なすべての添付ファイルの名前に「Financial Records」という記録名を追加します

upload-attachmentコマンド

コマンド: upload-attachment

詳細: ファイルをアップロードし、特定の記録のパスまたはUIDを指定してその記録に添付します

パラメータ:

記録のパスまたはUID

スイッチ:

--file <FILENAME> アップロードするファイル名 (必須)

例:

upload-attachment "documents/Financial Records" --file C:/June_2021.pdf
upload-attachment _j0SPqnUeUCZN5UoEfD6cg --file C:/Users/pictures/5_15_21.jpeg

「documents」フォルダの「Financial Records」記録にpdfファイルを添付します
指定したUIDを持つ記録に画像を添付します

delete-attachmentコマンド

コマンド: delete-attachment

詳細: 特定の記録のパスまたはUIDを指定して、その記録に添付されたファイルを削除します

パラメータ:

記録のパスまたはUID

スイッチ:

--name <FILE> 削除するファイルの名前またはID (必須)

例:

delete-attachment "documents/Financial Records" --name June_2021.pdf
delete-attachment _j0SPqnUeUCZN5UoEfD6cg --name 5_15_21.jpeg
delete-attachment -o

「documents」フォルダの「Financial Records」記録から「June_2021.pdf」という名前のpdfファイルを削除します
指定したUIDを持つ記録から「5_15___21.jpg」という名前の画像を削除します
ボルト内の孤立したファイル添付をすべてを削除します

file-reportコマンド

コマンド: file-report

詳細: ボルト内でアクセスできるすべてのファイルの詳細レポートを表示します。レポートはタイトル、記録UID、ファイルIDで構成されます。

スイッチ:

-d、--try-download ボルト内のすべての添付ファイルのダウンロードを試みます

例:

file-report
file-report -d

ボルト内の記録に添付されたすべてのファイルのレポートを表示します
ボルト内の記録に添付されたすべてのファイルのダウンロードを試みます

list-sfコマンド

コマンド: list-sfまたはlsf

詳細: ボルト内のすべての共有フォルダのUID、名前、デフォルト権限、記録権限、ユーザー権限、チーム権限を表示します

例:

lsf

ボルト内のすべての共有フォルダの詳細情報を表示します

list-teamコマンド

コマンド: list-teamまたはlt

詳細: アクセスできるチームそれぞれのUIDと名前を表示します

例:

list-team

アクセス可能なすべてのチームの詳細情報を表示します

record-addおよびrecord-updateコマンド

コマンド: record-addまたはrecord-update

詳細: ボルトに記録を追加するか、既存の記録を更新します。記録を追加および更新する場合に推奨されるコマンドです。すべての記録タイプ、カスタムタイプ、標準フィールド、およびカスタムフィールドがサポートされています。詳細な例については、--syntax-helpをご参照ください。

パラメータ:

スペースで区切られたフィールド値のリスト。フィールドの構文は次のとおりです。

<FIELD_NAME>=<FIELD_VALUE> see ...

スイッチ:

-t、--title 記録タイトル

-n、--notes 記録メモ

-rt、--record-type 記録タイプ。標準記録タイプの一覧を表示します。

-f、--folder <FOLDER PATH or UID> 記録のフォルダ。record-addにのみ適用されます。

-r、--record <RECORD PATH or UID> 編集する記録のパスまたはUID。record-updateにのみ適用されます。

-f、--force 警告を無視します。

--syntax-help これらのコマンドの使用方法に関する詳細情報を表示します。

例:

record-add --title="Sample Login" --record-type=login --folder="Personal Folder" login=username password=$GEN url=https://www.google.com "License ID"="9ACB123" url.AlternateURL=https://amazon.com
record-add --title="Empty Legacy Record" --record-type=legacy
record-add --syntax-help
record-update --syntax-help

rmコマンド

コマンド: rm

詳細: 指定したパスまたはUIDを持つ記録を削除します

パラメータ:

記録のパスまたはUID

スイッチ:

--purge すべてのフォルダから記録を削除し、ゴミ箱からも削除します

-f、--force プロンプトを表示しません

例:

rm social/Twitter
rm -wAZ13kI8d326j1HEUTqmQ -f
rm Bank --purge
rm rec1 rec2

「social」フォルダの「Twitter」記録を削除します。「y」を入力して承認するよう促すプロンプトが表示されます。
指定したUIDを持つ記録を削除し、承認のプロンプトを表示しません。
「Bank」記録を削除し、ゴミ箱からも削除します (記録は復元できません)
記録「rec1」と「rec2」を削除します

append-notesコマンド

コマンド: append-notesまたはan

詳細: 指定したパスまたはUIDを持つ記録のメモに追加します

パラメータ:

記録のパスまたはUID

スイッチ:

--notes <NOTES> 追加するメモ

例:

append-notes social/Twitter
an KEdxyHgtCOv3hBdjz_aJEw --notes "Outdated as of June 2021"

「social」フォルダの「Twitter」記録のメモに追加します。追加するメモの入力を促すプロンプトが表示されます
指定したUIDを持つ記録のメモに「2021年6月時点で期限切れ」というメッセージを追加します

mkdirコマンド

コマンド: mkdir

詳細: 指定したパスにフォルダまたは共有フォルダを作成します

パラメータ:

新しいフォルダのパス/名前

スイッチ:

-sf、--shared-folder 共有フォルダを作成します

-uf、--user-folder ユーザーフォルダを作成します (共有しない)

-a、--all すべてのユーザーにユーザー管理、記録管理、記録共有、記録編集を許可するデフォルトのフォルダ権限を設定します

-u、--manage-users すべてのユーザーにユーザーアクセス管理を許可するデフォルトのフォルダ権限を設定します

-r、--manage-records すべてのユーザーに記録管理を許可するデフォルトのフォルダ権限を設定します

-s、--can-share すべてのユーザーに記録共有を許可するデフォルトのフォルダ権限を設定します

-e、--can-edit すべてのユーザーに記録編集を許可するデフォルトのフォルダ権限を設定します

--color <{none, red, green, blue, orange, yellow, gray}> フォルダの色を設定します

共有フォルダに他のユーザーまたはチームを追加する場合、共有時にアクセス権限が特に取り消されたり追加されたりしない限り、そのフォルダのデフォルトのアクセス権限が付与されます。詳細については、share-folderコマンドをご参照ください。

例:

mkdir finance/personal
mkdir social -uf
mkdir office-codes -sf -s

既存の「finance」フォルダに「personal」という名前のフォルダを作成します。共有フォルダまたはユーザーフォルダの作成を促すプロンプトが表示されます
「social」という名前のユーザーフォルダを作成します
すべてのユーザーがフォルダ内の記録を共有できるように、デフォルトのアクセス権限を設定した「office-codes」という名前の共有フォルダを作成します

rmdirコマンド

コマンド: rmdir

詳細: フォルダのパスまたはUIDを指定してフォルダまたは共有フォルダを削除します

パラメータ:

フォルダのパス

パターンを判定し、一致するフォルダをすべて削除します。

* すべてに一致
? 任意の単一の文字に一致
[seq] _配列_内の任意の文字に一致
[!seq] _配列_に含まれない任意の文字に一致

スペースで区切られた複数のパラメータを指定できます

スイッチ:

-f、--force プロンプトを表示せずにフォルダを削除します

-q、--quiet -fと一緒に使用した場合、出力を返しません

例:

rmdir social/temporary
rmdir zXuYXRYWgsie5TBPzQACLw -f
rmdir [A-Z]*2
rmdir DevOps/secrets MyFolder 
rmdir t5uYXRYWgsie5TBPzQACLw -f -q
rmdir *

「social」フォルダの「temporary」という名前のフォルダを削除します。確認を求めるプロンプトが表示されます
指定したUIDを持つフォルダを削除し、確認を求めるプロンプトを表示しません
名前に文字だけを使用し、最後が「2」のフォルダをすべて削除します
「DevOps」フォルダの「secrets」フォルダと「MyFolder」フォルダを削除します
指定したUIDを持つフォルダを削除し、出力は一切表示しません
Keeperボルトからすべてのフォルダを削除します

mvコマンド

コマンド: mv

詳細: 記録またはフォルダのパスもしくはUID、および移動先フォルダのパスもしくはUIDを指定して、記録またはフォルダを別のフォルダに移動します

パラメータ:

記録のパスもしくはUIDの後に移動先フォルダのパスもしくはUID

形式:

mv SRC DST

SRC: フォルダまたは記録へのソースパス。タイトルパス、検索パターン、UIDを指定できます

DST: 移動先のフォルダ名またはUID

スイッチ:

-f、--force プロンプトを表示せずに記録またはフォルダを移動します

-s、--can-reshare すべてのユーザーが記録を再共有できます

-e、--can-edit すべてのユーザーが記録を編集できます

例:

mv Twitter social
mv zXuYXRYWgsie5TBPzQACLw /

「Twitter」記録を「social」フォルダに移動します
指定したUIDを持つ記録をルートフォルダに移動します

lnコマンド

コマンド: ln

詳細: 記録またはフォルダのパスもしくはUID、および宛先フォルダのパスもしくはUIDを指定して、記録またはフォルダを別のフォルダにリンクします

パラメータ:

記録のパスもしくはUIDの後に移動先フォルダのパスもしくはUID

形式:

ln SRC DST

SRC: フォルダまたは記録へのソースパス。タイトルパス、検索パターン、UIDを指定できます

DST: リンク先のフォルダ名またはUID

スイッチ:

-f、--force プロンプトを表示せずに記録またはフォルダを移動します

-s、--can-reshare すべてのユーザーが記録を再共有できます

-e、--can-edit すべてのユーザーが記録を編集できます

例:

ln Twitter social
ln zXuYXRYWgsie5TBPzQACLw /

「Twitter」記録を「social」フォルダにリンクします
指定したUIDを持つ記録をルートフォルダにリンクします

find-duplicateコマンド

コマンド: find-duplicate

詳細: 1つまたは複数の記録フィールドに基づいてボルト内の重複記録を検索するのに便利なツール。

パラメータ:

比較に使用するフィールドのリストを指定します。

スイッチ:

--title タイトルフィールドを照合して重複を検索します

--login ログインフィールドを照合して重複を検索します

--password パスワードフィールドを照合して重複を検索します

--url URLフィールドを照合して重複を検索します

--shares 共有権限で照合します

--full すべてのフィールドを照合して重複を検索します

--merge、-m 重複記録を統合します (このフラグを付けると、重複記録は共有を含むすべてのフィールドで自動的に照合されます)

--ignore-shares-on-merge 重複記録をマージするために照合する際に共有権限を無視します

--force、-f 確認を求めるプロンプトを表示せずに重複を削除します (--mergeオプションを指定した場合のみ有効)

--quiet、-q 画面出力を抑制します (--force/--mergeオプションを指定した場合のみ有効)

--dry-run、-n 重複の削除をシミュレーションします (記録は削除も変更もされません)。--mergeフラグを指定した場合のみ有効

--scope, -s <enterprise, vault> 検索の範囲を定義します (デフォルトは Vault)。 enterpriseスコープは、コンプライアンスデータアクセス権限を持つエンタープライズアカウント管理者のみが使用できます。

--refresh-data, -r ローカルキャッシュに最新の監査データを格納します。 --scope=enterpriseオプションと一緒に使用した場合にのみ有効です。

--format <{csv, json, table}> 出力形式を選択します

--output <ファイル名> 検索結果をファイルに出力します

例:

find-duplicate --title
find-duplicate --login --password
find-duplicate --login --password --url
find-duplicate --full
find-duplicate --merge --force
find-duplicate --merge -n
find-duplicate -s enterprise --format csv --output enterprise_duplicates.csv

一致するタイトルに基づいて重複記録を検索します
一致するログインとパスワードに基づいて重複記録を検索します
一致するログイン、パスワード、ウェブサイトアドレスに基づいて重複記録を検索します
すべての関連フィールド (各記録に適用されるカスタムフィールドと共有アクセス権限を含む) を照合して重複記録を検索します
すべての関連フィールド (および共有) で一致する重複記録を検索し、記録を削除する前に確認プロンプトを表示せずに、重複記録のセットごとに1つの記録に統合します (つまり、互いに重複しているとみなされる記録のセットごとに、1つの記録を除いてすべて削除します)
重複記録 (すべてのフィールドで一致するもの) を検索し、結果の統合をシミュレーションします
企業全体のボルトに渡って重複した記録を検索し、検索結果をenterprise_duplicates.csvというCSV形式のファイルに出力します

shortcutコマンド

コマンド: shortcut

詳細: 記録のショートカットを一覧表示または管理します。ショートカットは、記録が属するフォルダ以外のフォルダ内にある記録へのリンクです。

パラメータ:

コマンド:

list <記録UID, フォルダUID, パス (オプション)>: すべてのショートカットの一覧を表示します。記録やフォルダを指定した場合はフィルタリングします
keep <記録またはファイルパス> : 1つのショートカットを除くすべてのショートカットを削除します

スイッチ:

listのスイッチ:

--format <{csv, json, table}> 出力形式を選択します

--output <FILENAME> 出力結果を書き込むファイル

例:

shortcut list
shortcut list --format csv --output "shortcuts.csv"
shortcut list 461XtX26R1SggIyQDf4HZg
shortcut keep "memberships/My Membership"

記録のショートカットの一覧を表示します
記録のショートカットの一覧をファイルに出力します
指定したUIDを持つフォルダ内に存在する記録のショートカットの一覧を出力します
指定した場所にある記録以外のすべての記録のショートカットを削除します

使用例:keepコマンドを使用して1つを除くすべてのショートカットを削除します

以下の記録に複数のショートカットがあり、その記録を保持したいだけとします

My Vault> shortcut list 461XtX26R1SggIyQDf4HZg
Record UID              Record Title    Folder
----------------------  --------------  ----------------------
461XtX26R1SggIyQDf4HZg  ksm-key1        [ User ] /key-folder1/
                                        [ User ] /key-folder2/
                                        [ User ] /key-folder3/

この記録を「key-folder2」にのみ保持し、他のすべてのショートカットを削除するには、次のコマンドを実行します。

My Vault> shortcut keep 461XtX26R1SggIyQDf4HZg key-folder2

上記のコマンドを実行すると、余分なショートカットの削除の確認を求めるプロンプトが表示されます

余分なショートカットが削除されたことを確認するには、次のいずれかの手順を実行してください。

ウェブボルトにアクセスし、ショートカットが削除されていることを確認します。例: 上記のシナリオと例では、key-folder2に記録ksm-key1のインスタンスが1つだけ表示されます
shortcut list <Record UID>コマンドを実行すると、その記録にはショートカットがないと出力されます上記のシナリオと例では、不要なショートカットを削除した後、listコマンドを実行すると以下のように表示されます。

My Vault> shortcut list 461XtX26R1SggIyQDf4HZg 
shortcut-get:Record UID 461XtX26R1SggIyQDf4HZg does not have shortcuts

transform-folderコマンド

コマンド: transform-folder

詳細: フォルダを共有フォルダから個人用フォルダに変換します (またはその逆)

パラメータ:

フォルダのUIDまたはパス/名前 (複数の値を指定できます)

スイッチ:

-c、--children 目的のフォルダの子にのみ変換を適用します (目的のフォルダは変更されません)

-n、--dry-run 更新せずにフォルダ変換をプレビューします

-f、--force 確認プロンプトを省略して出力を最小化します

例:

次の例では、以下の内容とフォルダ構造を持つボルトを想定します (Keeperシェルでtree -s -r -vコマンドを実行した結果は以下のとおり)。

共有フォルダをユーザーフォルダに変換します

ボルトのルートフォルダ内から次のコマンドを実行します

transform-folder "My Folder (Misc.)"

以下の変換されたフォルダ構造が表示されます (変換されたフォルダとその内容のみツリー表示します)

ユーザーフォルダを 共有フォルダに変換します

ボルトのルートフォルダ内から次のコマンドを実行します

transform-folder "Shared Folder (Team3, Admin)"

以下の変換されたフォルダ構造が表示されます (変換されたフォルダとその内容のみツリー表示します)

フォルダの子を変換

ボルトのルートフォルダ内から次のコマンドを実行します

transform-folder --children "Shared Items"

以下の変換されたフォルダ構造が表示されます (変換されたフォルダとその内容のみツリー表示します)

セキュリティ上の理由と、特定の共有フォルダに格納できるフォルダの種類に現在制限があるため、指定したボルト内のすべてのフォルダが上記のコマンドを使用して変換できるとは限りません。そのため、ある種のフォルダはこのコマンドを実行できません。具体的には、以下のフォルダが含まれます。

フォルダ自体、いずれかのサブフォルダ、またはいずれかのサブフォルダのサブフォルダなどに、以下の項目のいずれか1つを含むユーザーフォルダ
- 次のいずれの権限も持っていないユーザーの共有フォルダ
  1. 共有管理者権限
  2. 完全共有権限 (「共有先の管理」、「記録の追加と削除を許可」)
- 次のいずれの権限も持っていないユーザーの直接共有記録
  1. 共有管理者権限
  2. 再共有権限 (「共有可」)
共有フォルダに含まれるユーザーフォルダ (つまり、親フォルダまたは親フォルダの親フォルダなどが共有フォルダであるユーザーフォルダ)

trashコマンド

コマンド: trash <sub command>

詳細: ごみ箱の削除された記録を一覧表示または管理します。削除された記録は、ゴミ箱を空にするまでゴミ箱に残ります。

パラメータ:

サブコマンド:

list <SEARCH PATTERN> :ゴミ箱内のすべての削除済み記録の一覧を表示します。記録やフォルダを指定した場合はフィルタリングします
get <RECORD UID> : 指定したUIDを持つ削除された記録に関する情報を表示します
restore <RECORD UID(S)> : 以前に削除した記録を復元します。スペースで区切られた複数のUIDを指定できます
unshare <RECORD UID(S)>: 削除された記録の共有を削除します
purge : ゴミ箱のすべての記録を完全に削除します

スイッチ:

listのスイッチ:

--format <{csv, json, table}> 出力形式を選択します

--output <FILENAME> 出力結果を書き込むファイル

--reload 削除された記録の一覧を更新します

listの例:

trash list
trash list --format csv --output "deleted.csv"
trash list Twitter*

削除された記録の一覧を表示します
削除された記録の一覧を「deleted.csv」という名前のファイルに出力します
タイトルが「Twitter」で始まる削除済み記録の一覧を表示します

getの例:

trash get Do5[...]mJw

指定したUIDを持つ削除された記録の詳細情報を表示します

restoreスイッチ:

--force 復元時にプロンプトを表示しません

listの例:

trash restore DoO[...]Gw
trash restore DoO[...]Gw Gng[...]1-g
trash restore --force DoO[...]Gw Gng[...]1-g

指定したUIDを持つ削除された記録を復元します
指定したUIDを持つすべての削除された記録を復元します
指定したUIDを持つすべての削除された記録をプロンプトを表示せずに復元します

unshareの例:

// すべての削除記録から共有を削除します
trash unshare * 
// 単一の記録から共有を削除します
trash unshare <RECORD UID>

purgeの例:

trash purge

削除されたすべての記録をゴミ箱からも削除します

password-reportコマンド

コマンド: password-report

詳細: パスワードレポートを表示する

スイッチ:

--policy <comma separated integers> パスワードの複雑さに関するポリシー。長さ,小文字,大文字,数字,特殊文字例: 12,2,2,2,0

--length <Number> 最短のパスワードの長さ

--lower <Number> 最小の小文字の数

--upper <Number> 最小の大文字の数

--digits <Number> 最小の数字の数

--special <Number> 最小の特殊文字の数

パラメータ:

folder 任意。フォルダ内の弱いパスワードをスキャンします。

例:

My Vault> password-report --policy=12,2,2,2,0
My Vault> password-report --length=10 --digits=2

find-ownerlessコマンド

コマンド: find-ownerless

詳細: 所有者のいないボルト内の記録をリストします (任意で所有権を取得します)。

スイッチ:

--format <{csv, json, table}> 出力形式を選択します

--output <ファイル名> 出力結果を含めるファイル (table形式の場合は無視されます)

--claim 見つかった記録の所有権を取得します

-v, --verbose 見つかった各記録の詳細を出力します

パラメータ:

folder 検索するフォルダのパスまたはUID（任意で複数の値も可能）

例:

My Vault> find-ownerless -v 
My Vault> find-ownerless --claim

所有者のいないすべての記録を検索し、見つかった各記録の詳細を出力します
見つかった所有者のいない記録を全て取得します

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最終更新 2 か月前

コマンド

Keeperコマンドリファレンス

listコマンド

searchコマンド

lsコマンド

treeコマンド

cdコマンド

find-passwordコマンド

clipboard-copyコマンド

getコマンド

record-historyコマンド

totpコマンド

download-attachmentコマンド

upload-attachmentコマンド

delete-attachmentコマンド

file-reportコマンド

list-sfコマンド

list-teamコマンド

record-addおよびrecord-updateコマンド

rmコマンド

append-notesコマンド

mkdirコマンド

rmdirコマンド

mvコマンド

lnコマンド

find-duplicateコマンド

shortcutコマンド

transform-folderコマンド

共有フォルダをユーザーフォルダに変換します

trashコマンド

password-reportコマンド

find-ownerlessコマンド