configコマンド

configコマンド

説明: CLIのデバッグ出力を設定します

パラメータ:

実行するサブコマンド

形式: ksm config <sub-command>

サブコマンド:

サブコマンド説明

color

カラー表示を有効または無効にします

cache

記録のキャッシュを有効または無効にします

record-type-dir

カスタムの記録タイプのスキーマを格納するディレクトリを設定します

editor

新しい記録をGUI操作で追加するためのエディタを設定します

show

現在のCLI設定を表示します

color

ksm config color <--enable | --disable>

オプション:

--enable カラー表示を有効化

--disable カラー表示を無効化

例:

$ ksm config color --disable
$ ksm config show
 Config Item            Value
 ---------------------- --------------
 Color Enabled          False

cache

記録のキャッシュは記録のコピーを作成し、CLIがSecrets Managerサーバーにアクセスできない場合に使用されます。記録のコピーは、ローカルストレージに暗号化されて保存されます。

ksm config cache <--enable | --disable>

オプション:

--enable 記録のキャッシュを有効化

--disable 記録のキャッシュを無効化

例:

$ ksm config cache --enable
$ ksm config show
 Config Item            Value
 ---------------------- -----------
 Cache Enabled          True

record-type-dir

カスタムの記録タイプのスキーマファイルを格納する記録タイプのスキーマディレクトリを設定します。

ksm config record-type-dir [-d DIRECTORY PATH] [--clear]

以下のいずれかを選択します。

--directory, -d ディレクトリのパス

--clear ディレクトリのパスを削除

例:

$ ksm config record-type-dir -d /path/to/directory
$ ksm config show
 Config Item            Value
 ---------------------- -----------
 Record Type Directory  /path/to/directory

editor

記録をGUI操作で追加するときに使用するエディタを設定します。

ksm config editor [--app APPLICATION] [--blocking] [--process-name PROCESS NAME]

以下のいずれかを選択します。

--application、--app 起動するエディタアプリケーション。

--clear ディレクトリのパスを削除

アプリケーションのオプション:

これらのオプションは、--applicationを設定するときに使用できます。

--blocking CLIが記録データを途中で処理しないように有効化します。

--process-name blockingで使用し、タスクリストで実際のプロセス名を検索します。

例:

 ksm config editor --app Code --blocking --proces-name code.exe
$ ksm config show
 Config Item            Value
 ---------------------- -----------
 Editor                 Code (code.exe)
 Editor Blocking        True

一部のアプリケーションは、起動時にCLIをブロックしません。これらは主にUIを搭載するエディタです。アプリケーションがブロックしない場合、CLIは変更が行われる前に記録テンプレートの解析を試みます。

MacOSでは、アプリケーションが完全に終了するまでブロックして待機します。完全に終了するというのは、エディタウィンドウが閉じているのではなく、エディタがまったく実行されていないことを意味します。

Windowsのブロックは、プロセスが終了するまでタスクリストを監視します。ただし、アプリケーションが.batファイルまたは.cmdファイルを使用する場合は、別の名前でエディタが起動されます。このような場合は、--process-nameを設定する必要があります。CLIは、エディタの起動に使用される名前ではなく、プロセス名を監視します。

show

ksm config show

オプション:

例:

$ ksm config show
 Config Item            Value
 ---------------------- -----------
 Active Profile         all_records
 Cache Enabled          False
 Color Enabled          False
 Record Type Directory  -NOT SET-
 Editor                 vim (NA)
 Editor Blocking        False

最終更新