サービス管理

Docker自動インストールサービス管理

概要

Dockerの自動メソッドを使用すると、Dockerと以下の4つのコンテナ(オプションをすべて選択した場合)がインストールされ、インストールの完了後に自動的に起動します。

  • データベース(選択に応じてMySQLまたはPostgreSQL)

  • Guacamole(Tomcat)

  • Guacd

  • SSL(NGINX)

インストーラーによって、docker-compose.ymlファイルも作成され、以下のファイルシステムでアクセスできます。

/etc/kcm-setup/docker-compose.yml

このDockerComposeファイルは、マルチコンテナDocker システムを管理する設定ファイルです。環境にさらに変更を加える必要がある場合は、このファイルを変更し、kcm-setup.runスクリプトを使用するか、または直接Docker機能を使用して、dockerサービスを再起動してください。

サービスの管理

Docker簡易インストールメソッドを使用する場合、kcm-setup.runスクリプトを使用して、サービス全体と基盤となるdockerコンテナを管理できます。このスクリプトの目的は、Keeper Connection Managerプラットフォームの管理を極めて簡単にすることです。

使用方法:

sudo ./kcm-setup.run [OPTIONS] [COMMAND] [ARG...]

Keeper Connection Managerを自動的にインストール、保守、またはアンインストールします。

コマンド説明

backup

データベースのデータをすべてファイルにバックアップします。

check

すべてのサービスの自動セルフチェックを実行します。

install

Keeper Connection Manager(デフォルト)をインストールします。

logs

インストールされたすべてのサービスのログファイルを表示します。

reconfigure

既存のKCMインストールの設定を変更します。

restart

インストールされたサービスをすべて再起動し、停止しているサービスがあれば開始します。

restore

過去のバックアップからデータベースのデータを復元します。

start

開始していないインストール済みサービスをすべて開始します。

status

インストール済みサービスの状態を表示します。

stop

停止していないインストール済みサービスをすべて停止します。

uninstall

既存のインストールを完全に削除します。これにより、データベースに保存されたデータがすべて削除されます。

upgrade

最新のdockerイメージを取得して、既存のインストールをアップグレードします。サービスに保存されたデータは保持されます。

共有ボリューム

Docker自動インストールメソッドを使用すると、共有ボリュームが自動的に追加され、ファイル転送とセッションの記録が保存されます。作成されたボリュームは、/var/lib/guacamole/に配置され、ドライブと記録が含まれています。

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