静的トークン
コネクションマネージャーとボルトの連携を使用した静的フィールド検索

静的トークン
コネクションマネージャーは、共有フォルダ内に格納された特定のKeeperボルトのレコードの特定のフィールドに対応可能な静的なカスタムトークンの設定をサポートしています。これらの静的トークンは、プラットフォームのインストールメソッドに応じて、Docker composeで、または直接guacamoleの設定ファイルで指定する必要があります。通常は、動的トークンが連携方法としてはお勧めです。
Dockerの自動インストールメソッド
Docker自動インストールメソッドを使用してKeeperコネクションマネージャーをインストールした場合、自動生成されたDocker Composeファイルを変更して静的トークンを定義する必要があります。
rootとして、/etc/kcm-setup/docker-compose.yml
ファイルを編集します。
「guacamole」dockerイメージの下の「environment」 (環境) セクションを編集します。複数行にわたるカスタムトークンの定義が含まれたKSM_TOKEN_MAPPING
という環境変数を挿入します。以下の例では、Keeperボルトの共有フォルダ内の特定のフィールドに3つのカスタムトークンがあります。トークンの構文は、Keeper表記法を使用しています。
guacamole:
image: xxx
restart: unless-stopped
volumes:
- common-storage:/var/lib/guacamole
environment:
ACCEPT_EULA:"Y"
GUACD_HOSTNAME: "guacd"
MYSQL_HOSTNAME: "db"
MYSQL_DATABASE: "guacamole_db"
MYSQL_USERNAME: "guacamole_user"
MYSQL_PASSWORD: "xxxxxxx"
KSM_CONFIG: "xxxxxxx"
KSM_TOKEN_MAPPING: |
MY_CUSTOM_SECRET: keeper://cps2OgKHpFQ8Ye30L9587w/field/password
MY_OTHER_CUSTOM_SECRET: keeper://sS6jDVv0HoM0yGMU4OaOAw/file/linuxssoconnect.pem
RDP_INITIAL_PROGRAM: keeper://cps2OgKHpFQ8Ye30L9587w/custom_field/program
ファイルの変更を保存したら、コンテナを更新します。
$ sudo ./kcm-setup.run upgrade
Docker Composeのインストールメソッド
docker-compose.yml
ファイルを編集します。「guacamole」dockerイメージと環境変数を定義する「environment」セクションを探します。
複数行にわたるカスタムトークンの定義が含まれたKSM_TOKEN_MAPPING
という環境変数を挿入します。以下の例では、Keeperボルトの共有フォルダ内の特定のフィールドに3つのカスタムトークンがあります。トークンの構文は、Keeper表記法を使用しています。
guacamole:
image: xxx
environment:
ACCEPT_EULA:"Y"
GUACD_HOSTNAME: "guacd"
MYSQL_HOSTNAME: "db"
MYSQL_DATABASE: "guacamole_db"
MYSQL_USERNAME: "guacamole_user"
MYSQL_PASSWORD: "xxxxxxx"
KSM_CONFIG: "xxx"
KSM_TOKEN_MAPPING: |
MY_CUSTOM_SECRET: keeper://cps2OgKHpFQ8Ye30L9587w/field/password
MY_OTHER_CUSTOM_SECRET: keeper://sS6jDVv0HoM0yGMU4OaOAw/file/linuxssoconnect.pem
RDP_INITIAL_PROGRAM: keeper://cps2OgKHpFQ8Ye30L9587w/custom_field/program
ファイルの変更を保存したら、コンテナを更新します。
sudo su
docker-compose up -d
カスタムトークンの使用方法
カスタムトークンを使用する場合、レコードは自由に設定できます。マッピングファイルでKeeper表記法を使用して、指定した任意のフィールドを識別できます。
これで、トークンは、コネクションマネージャーのパラメータ画面内で${XXX}形式で使用できるようになります。以下に例をいくつか示します。


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