レポートの種類
コマンダーを使用したレポートの作成
概説
コマンダーには、イベントデータとコンプライアンスデータを使用して様々なレポートを実行する機能が用意されています。
一般的なレポート
以下はコマンダーで実行できるレポートの例となります。
X日間ログインしていないユーザーの検索
各ユーザーが最後にログインした時刻の表示
X日以内にレコードの作成も更新もしていないユーザーの検索
ユーザーがアクセスしたすべてのレコードUIDの表示
チームがアクセスできる共有フォルダの特定
X日以内に変更されなかったレコードパスワードの特定
レポートをファイルに保存
コマンダーのすべてのレポートはファイルに保存できます。ファイルに保存するにはreportコマンドに以下のオプションを追加します。
--format レポートを返す形式をコマンダーに指定します。オプションは、json、csv、table (デフォルト表示) です。
--output レポート出力を保存するファイルの名前をコマンダーに指定します。 指定されたファイルが存在しない場合は、作成されます。
例
Microsoft ExcelまたはGoogleシートで使用するために、レポートをCSVとして保存します。
スクリプトで使用するためにレポートをjsonファイルとして保存します
レポートの種類
以下はコマンダーで実行できるレポートの一覧となります。コマンド名をクリックすると詳細情報が表示されます。
指定した日数内に特定の操作を実行しなかったユーザーを表示します
パスワード変更のレポートを表示し、変更されていないレコードを検索します
組織の監査ログとイベントログをエクスポートします
監査イベントのカスタマイズされたレポートを表示します
組織のユーザーのボルト内のレコードに関する情報を表示します
管理対象会社のプランと使用可能なライセンスの情報を表示します
組織内のユーザーごとにパスワードのセキュリティ強度のレポートを表示します
共有レコードの情報を表示します
ログインしたKeeperボルト内の共有レコードのレポートを表示します
ユーザーログインのレポートを表示します
一般的なレポートの詳細
ログインしていないユーザーの検索
デフォルトでは、30日前まで遡ります (結果は、30日以内にログインしていないすべてのユーザーとなります)。遡る日数は--days Xフラグで変更できます。「X」は指定する日数となります。
各ユーザーが最後にログインした時刻の表示
ユーザーのチームやノードなどの詳細を含めるには、--last-loginを付けずにuser-reportを実行します
レコードの作成も更新もしていないユーザーの検索
デフォルトでは、30日前まで遡ります (結果は、30日以内にレコードの作成も更新もしていないすべてのユーザーとなります)。遡る日数は--days Xフラグで変更できます。「X」は指定する日数となります。
ユーザーがアクセスしたすべてのレコードを表示
<ユーザー名>をアクセス履歴を表示するユーザーのユーザー名またはメールアドレスに置き換えます。
チームがアクセスできる共有フォルダを表示
変更されていないレコードパスワードの特定
最終更新

