開発者用SDK
Keeperシークレットマネージャー用のサンプルコードとSDKの実装ガイド

概要
KeeperシークレットマネージャーSDKは、すべての主要なプログラミング言語からシークレット管理機能にシンプル・高速・効率的にアクセスできるよう特別に設計されています。
インストール
Mavenのスナップショットリポジトリを参照
repositories {
mavenCentral()
maven { url
"https://s01.oss.sonatype.org/content/groups/public/" }
}
プロジェクトに以下の依存関係を追加
com.keepersecurity.secrets-manager:core:16.6.4
mavenのスナップショットリポジトリを参照
repositories {
mavenCentral()
maven("https://s01.oss.sonatype.org/content/groups/public/")
}
プロジェクトに以下の依存関係を追加
com.keepersecurity.secrets-manager:core:16.0.1-SNAPSHOT
npm install @keeper-security/secrets-manager-core
dotnet add package Keeper.SecretsManager
認証
シークレットマネージャーSDKは、ボルトへの認証にワンタイムアクセストークンまたはローカル構成ファイル内の生成済みキーのいずれかを使用します。 コマンダーCLIでワンタイムアクセストークンを1つまたは複数生成するには、secrets-manager client add コマンドを使用します。
初期化
シークレットマネージャーSDKは、接続トークンや設定情報を保持するために構成ファイルを使用します。以下のコード例は、シークレットマネージャーSDKとワンタイムアクセストークンを使用して設定ファイルを作成します。
構成ファイルを初期化した後、ワンタイムアクセストークンはコードから削除しておきます。
この初期化コードでは、以下のキーを含むJSON構成ファイルがデバイスのローカルストレージに作成されます。
キー
説明
hostname
自社テナントが配置されている宛先ホスト:
keepersecurity.com
keepersecurity.eu
keepersecurity.com.au
govcloud.keepersecurity.us
clientID
ハッシュ化されたclientKey、ここでclientKeyはクライアントデバイスの一意の識別子
privateKey
クライアントデバイスの秘密鍵
serverPublicKeyId
Keeperインフラストラクチャの公開鍵のID
appKey
アプリケーションの秘密鍵
appOwnerPublicKey
アプリケーション所有者の公開鍵
以下は生成された構成ファイルの例です。
構成ファイル作成のその他の方法については、構成ファイルのページをご参照ください。
すべてのシークレットを取得
個々のシークレットを取得
レコードタイトルでシークレットを取得
レコードUIDでシークレットを取得
この例では、レコードUIDはXXXになっています。
シークレットを取得すると、シークレットから個々のフィールドを取得できます。
パスワードを取得
個々のレコードのパスワードフィールドを取得する例。
この例では、レコードUIDはXXXになっています。
添付ファイルのダウンロード
添付ファイルのアップロード
TOTPコードを取得
パスワードの更新
パスワードの生成
シークレットの作成
シークレットマネージャーSDKでは、Keeperのボルト内にレコードを作成することができます。
レコードを作成するには、シークレットマネージャーアプリケーションがアクセスできる共有フォルダのUIDが必要です。また、その共有フォルダ内での編集権限を持っている必要があり、そのフォルダ内に既存のレコードが1件以上存在している必要もあります。新しいレコードは、そのフォルダ内に作成されます。
以下の例では、[FOLDER UID]を対象の共有フォルダのUIDに置き換えてください。
シークレットの削除
シークレットマネージャーを使用して、Keeperのボルトからレコードを削除することができます。
レコードを削除するには、シークレットマネージャーアプリケーションがそのレコードが属する共有フォルダにアクセスできること、および編集権限を持っていることが必要です。また、レコードを削除するには、シークレットマネージャーSDKにレコードのUIDを指定する必要があります。
スクリプトの実装
KeeperシークレットマネージャーCLIは、任意のシステムコマンドを実行するラッパー関数を提供しており、その中で使用される環境変数をKeeperのボルトから取得した値に置き換えることができます。
ボルトおよび管理者用SDK
ボルトおよび管理レベルでの高度な機能については、各種開発ツールへのリンクを含むボルトSDKのページをご覧ください。
最終更新

