Python開発者用セットアップ

ソースコードの変更を目的としたPythonベースのコマンダーのインストール手順

インストール

Keeperコマンダーをソースから開発またはテストするには、Pythonの仮想環境を使用して依存関係を分離します。

コマンダーリポジトリをクローンする

こちらのGithubページからリポジトリをローカルマシンにクローンします。

$ git clone https://github.com/Keeper-Security/Commander
cd Commander

「master」ブランチは本番リリースと同期されます。「release」ブランチは次回リリースに対応しています。任意で「release」ブランチに切り替えるには、以下の手順を実行してください。

git checkout release

Pythonをインストールする

python.orgから最新のPython3インストールを使用します。

Virtualenvをインストールする

sudo pip3 install virtualenv

仮想環境を作成して有効にする

virtualenv -p python3 venv
source venv/bin/activate

依存関係をインストールし、開発モードでセットアップする

pip install -r requirements.txt
pip install -e .

セットアップ完了

コマンダーCLIを起動できるようになりました。

keeper shell

認証プロセスの詳細については「ログイン」ページをご参照ください。利用できるコマンドについてもぜひご確認ください。


サンプルPythonコード

Pythonスクリプト内でbash形式のCLIコマンドを直接実行するには、keepercommanderライブラリのcliパッケージをインポートし、do_command関数を使用します。

from keepercommander.__main__ import get_params_from_config
from keepercommander import cli

my_params = get_params_from_config("{{path_to_config_file}}")

cli.do_command(my_params, "{{cli_command}}")

上記の例では、認証は config.json ファイルを参照する get_params_from_config 関数によって行われます。構成ファイルの作成方法については、「永続的なログイン構成の作成」の項目をご覧ください。

また、コマンダーSDK に含まれる内部クラスや関数を活用することで、さらに柔軟な操作が可能になります。こちらのGinhubページで、レコードの検索、チームの作成、フォルダの共有など、スタンドアロンPythonスクリプトをご参照いただけます。

最終更新