PAMデータベース
オンプレミスまたはクラウド上のデータベースを管理するためのKeeperPAMリソース

概要
KeeperボルトのPAMデータベースレコードタイプ上で以下のアセットを構成できます。
PAMデータベース
MySQL、PostgreSQL、SQL Server、MongoDB、MariaDB、Oracle
機能
PAMデータベースリソースは、以下の機能をサポートしています。
パスワードのローテーション
ゼロトラスト接続
TCPトンネルの作成
セッションの録画
テキストセッションレコーディング (Typescript)
認証情報を共有せずにアクセスを共有
PAMデータベースの作成
PAMデータベースを作成する前に、あらかじめPAM構成を作成しておきます。PAM構成には対象インフラに関する情報が、PAMデータベースには対象となるデータベースのホスト名、種類 (MySQL、PostgreSQLなど)、ポート番号といった情報が格納されます。
PAMデータベースの作成手順
[新規作成] をクリックします。
用途に応じて、[ローテーション]、[トンネル]、[コネクション] のいずれかを選択します。
ポップアップウィンドウで以下を行います。
[新しいレコード] を選択
レコードを作成する共有フォルダを選択
タイトルを入力
対象として [データベース] を選択
[次へ] をクリックし、必要な情報をすべて入力します。

PAMデータベースレコードタイプのフィールド
ホスト名またはIPアドレス
データベースリソースのアドレス
必須
ポート
データベースリソースへの接続ポート
必須 標準ポート PostgreSQL: 5432 MySQL: 3306 Maria DB: 3306 Microsoft SQL: 1433 Oracle: 1521 Mongo DB: 27017
SSLの使用
接続時にSSLを使用
接続データベース
接続するデータベース名
必須 (PostgreSQL、MongoDB、MS SQL Server に接続する場合)
データベースID
AzureまたはAWSのリソースID
必須 (AWSまたはAzureのマネージドデータベースの場合)
データベースタイプ
サポートされているデータベース中から適切なデータベースの種類を選択。
標準以外のポートが指定されている場合は、データベースの種類に基づいて接続方法が判断されます。
プロバイダグループ
AzureまたはAWSのプロバイダグループ
必須 (AWSまたはAzureのマネージドデータベースの場合)
プロバイダリージョン
AzureまたはAWSのプロバイダリージョン
必須 (AWSまたはAzureのマネージドデータベースの場合)
PAM設定と管理者認証情報
レコードの「PAM設定」セクションでは、KeeperPAMの接続およびトンネル設定を構成し、ローテーションおよび接続を実行するためのPAMユーザーの認証情報をリンクできます。トンネルには、リンクされた認証情報は必要ありません。

PAM設定

以下は接続とトンネルが有効になった状態のPAMデータベースレコードの例となります。

例
最終更新