Enterpriseエンドユーザー

このエンドユーザガイドは、マスターパスワードを使用してKeeperにログインするEnterpriseユーザーを対象に作成されています。

EnterpriseエンドユーザーのためのKeeperにようこそ

Keeperアカウントの作成と設定

Keeperは簡単にインストールでき、使いやすく、わずか数分で起動できます。
Keeperの管理者から送信されたメールの中にある「今すぐアカウントをセットアップ」ボタンをクリックすることで、Keeperボルトを作成して利用できます。

マスターパスワードを作成

次に、マスターパスワードを作成するように指示されます。Keeperでのみ使用する強力なマスターパスワードを選ぶことが重要です。 覚えておく必要のあるパスワードはこれだけです。

二要素認証 (2FA) の設定

二要素認証(2FA)では、Keeperボルトへのログイン時に2次パスコードを要求することで、セキュリティレイヤーがもう1つ追加されます。Duo や RSA などの一部の二要素認証方式では、Keeper管理者が管理コンソールにログインして事前設定を行う必要があります。Google AuthenticatorやMicrosoft AuthenticatorなどのTOTP生成アプリを利用する場合は、ユーザー個人で設定することができます。
Keeperボルトの二要素認証を有効にするには、アカウントのドロップダウンメニュー(メールアドレスの部分)から、設定 > セキュリティの順にクリックし、「二要素認証」をONにして、二要素認証方式を選択します。
二要素認証の有効化
二要素認証の方式

パスワードのインポート

パスワードやログイン情報を手動でボルトに記録することもできますが、Keeperでは、Safari、Chrome、Firefoxなどのウェブブラウザ、別のパスワードマネージャ、またはテキストファイル(.csv)からパスワードを直接インポートすることもできます。
インストールを開始するには、アカウントのドロップダウンメニュー(メールアドレスの部分)から、設定 > インポート の順にクリックします。
パスワードをインポートする

Keeperアプリケーションのダウンロード

Keeperをダウンロードすると、どのプラットフォームからでもKeeperボルトにアクセスして、すべてのデバイスのネイティブアプリケーションでKeeperボルトを使用できます。
https://keepersecurity.com/downloadにアクセスして、すべてのデスクトップデバイスおよびモバイルデバイス用のKeeperアプリをダウンロードしてください。
サポートしているプラットフォーム:
  • PC, Mac・Linuxデスクトップ
  • Chrome, Firefox, Safari, Edge, IE11ウェブブラウザ
  • iOS (iPhone・iPad)
  • Android (スマートフォン・タブレット)
Keeperのダウンロードページ

記録の作成

Keeperの記録には、パスワード、ファイル、またはその他の機密情報が含まれており、専用のデジタルボルトに「記録」として保存されて、256ビットAESを使用してデバイス上で暗号化されています。
まず、+新規作成 > 記録をクリックします。
  • ドロップダウンメニューから記録タイプを選択します(デフォルトのタイプは「ログイン」です)
  • 記録に名前を付け、次へをクリックします
  • メールアドレスまたはユーザー名を入力します
  • パスワードを入力するか、サイコロをタップしてパスワードを生成します(詳細はこちら
  • ウェブサイトのアドレスを入力します
  • 保存をクリックして完了します
記録の作成
詳しくは、包括的な情報が記載されているこちらのガイドをご覧ください。

KeeperFillによる自動入力

KeeperFillブラウザ拡張はKeeperFillと呼ばれ、使用するとパスワードを自動入力し、新しいログイン認証情報をボルトに保存できます。弊社のダウンロードページからご利用のブラウザ用のKeeperFillをダウンロードしてください。KeeperFillはすべてのウェブブラウザで利用できます。
KeeperFillブラウザ拡張

アカウント復旧

初回ログイン後、24語のアカウントリカバリーフレーズを使用してアカウントリカバリーを設定するかどうか尋ねられます。これはマスターパスワードを忘れてしまった場合に特に重要です。
リカバリーフレーズが生成されたら、必ず安全な場所に保管してください。さらに利便性を高めるために、コピーまたはダウンロードするオプションが提供されます。
アカウント復旧が利用できない場合、Keeperの管理者があなたのボルトを別のKeeperアカウントに移行できる場合があります。
アカウントリカバリーフレーズの設定

BusinessアカウントまたはEnterpriseアカウントから個人用ボルトを作成

すべてのKeeper Enterpriseユーザーは、デバイス数無制限で、最大5人まで、家族向けに無料のKeeper家族向けプランを作成できます。Keeper家族向けプランを設定すると、家族それぞれが各自のボルトを利用することができます。共有フォルダや記録の共有機能を用いて、家族間でパスワードなどの情報を共有することも可能になります。
  1. 1.
    BusinessボルトまたはEnterpriseボルトにログインします。
  2. 2.
    右上隅のメールアドレスをクリックします。
  3. 3.
    ドロップダウンメニューからアカウントを選択します。
  4. 4.
    「個人使用のKeeper Unlimitedライセンス」セクションに個人のメールアドレスを入力します。
  5. 5.
    メールを送信をクリックします。
  6. 6.
    これにより、企業の管理対象外のボルトが別途作成されて、個人のメールアドレスに関連付けられます。
このボルトは個人使用に限られます。業務関連の認証情報はすべて、会社が発行したボルトに保存する必要があります。
個人アカウントを作成

他のソースからデータをインポート

Keeperには、データをボルトにインポートする方法が複数あります。 各方法は、スクリーンショットとサンプルデータで完全に文書化されています。 (1) Webボルトを使用して、Chrome、Firefox、IE、Edge、Safari、Operaからインポート https://docs.keeper.io/user-guides/import-records-1/import-from-chrome-firefox-ie-edge-and-opera
(2) デスクトップアプリを使用して、Chrome、Firefox、IE、Edge、Safari、Operaからインポート デスクトップアプリから、設定 > インポートをクリックし、「インポート」をクリックするだけでインポート処理が開始します。
(4) 構造化された.JSONファイルからインポート https://docs.keeper.io/user-guides-jp/import-records-1/import-json
(5) LastPassからインポート(全自動) https://docs.keeper.io/user-guides-jp/import-records-1/import-from-lastpass
(8) 暗号化されたKeePass(.kdbx)ファイルからインポート https://docs.keeper.io/user-guides-jp/import-records-1/import-from-keepass-kdbx
(9) Commander CLIを使用してインポート https://docs.keeper.io/user-guides-jp/import-records-1/import-from-commander
(10) Keeper Commander SDKを使用してカスタムインポートをコーディング https://github.com/Keeper-Security/commander

その他の役立つビデオ

iOS(iPhone、iPad)

Keeper iOSの概要

Android(スマートフォンとタブレット)

Keeper Androidの概要

ブラウザ拡張機能(Chrome、Safari、Firefox、Edge、Internet Explorer)

KeeperFillで自動入力
その他のビデオは、https://keepersecurity.com/supportでご覧になれます。
その他のユーザーガイドは、以下のリンクにアクセスしてご確認ください。