テキストファイル (.csv) のインポート

CSVファイルをKeeperにインポートする方法

テキストファイル (.csv) のインポート

  1. Keeperのウェブボルト (https://keepersecurity.com/vault/) へログインします。

  2. 右上隅のアカウントのメールアドレスをクリックします。

  3. [設定] > [インポート]の順にクリックします。

  4. .csvファイルが特定のパスワードマネージャから生成された場合は、リストからそのパスワードマネージャを選択します。別のソースから生成された一般的な.csvファイルの場合は、[テキストファイル(.csv)]を選択して進みます。

  5. エクスポートしたファイルを[ここにファイルをドロップしてください]と表示されている箇所にドラッグします。

  6. 各列のドロップダウンメニューを使用して、Keeperのフィールドにマッピングします。

  7. 第1レベルフォルダをすべて共有する場合は、[ルートレベルのフォルダーを共有フォルダーとしてインポート]のチェックボックスをONにします。このオプションを選択すると、第1レベルフォルダがすべて共有になります。

  8. [インポート]をクリックします。

CSVファイルはUTF-8でエンコードする必要があります。これにより、すべての記号や文字が正しくインポートされます。

設定を選択
.csvまたは別のパスワードマネージャを選択
ここにファイルをドロップ
インポートされたレコードを確認
必要に応じてマッピングをやり直します

トラブルシューティング

  • 一部のフォルダのみを共有したい場合は、CSVファイルを2つのファイルに分割してから、それぞれをインポートする必要があります。

  • インポートで文字化けが発生する場合は、CSVファイルを保存またはエクスポートする際にUTF-8またはUnicodeエンコーディングが使用されているようにしてください。


高度なフィールドマッピング

KeeperのCSVインポート方式は、フォルダサブフォルダ共有フォルダ任意の数のカスタムフィールド (カスタムフィールド名、カスタムフィールド値) などの詳細なマッピングにも対応しています。

CSVファイルのフィールドの順序

フォルダ、タイトル、ログイン、パスワード、ウェブサイトアドレス、メモ、共有フォルダ、カスタムフィールド1の名前、カスタムフィールド1の値
フォルダ
タイトル
ログイン
パスワード
ウェブサイトアドレス
メモ
共有フォルダ
カスタムフィールド1の名前
カスタムフィールド1の値
カスタムフィールド2の名前
カスタムフィールド2の値
カスタムフィールド3の名前
カスタムフィールド3の値
カスタムフィールド4の名前
カスタムフィールド4の値

Folder1\subfolder

Google Account

user@example.com

liu.W241Q<q$RGl9r;N1

メインのGoogleアカウント

TeamFolder

$oneTimeCode

otpauth://totp/?secret=ABC123ABC123ABC123ABC123ABC123

$type

login

$host

10.0.0.1

$url

現在、$variablesはウェブボルトのインポートではご利用になれませんが、コマンダーでのインポートではご利用になれます。

• サブフォルダを指定するには、フォルダ名の間にバックスラッシュ「\」を使用します • 共有フォルダを作成するには、7番目のフィールドに名前またはフォルダへのパスを指定します

以下は、レコードタイプの一部となります (カスタムのレコードタイプを利用する場合はもっと多くなり、一部のレコードタイプを制限している場合はもっと少なくなります)。

レコードタイプはカスタムフィールド名$typeを使用して定義可能

以下は、カスタムフィールドを含む、ご利用になれるすべてのフィールドタイプとなります。

すべてのフィールドタイプ

例 1. 2つのカスタムフィールドを含む通常のフォルダをルートレベルに作成する

My Business Stuff,Twitter,marketing@company.com,123456,https://twitter.com,These are some notes,,API Key,5555,Date Created,2018-04-02

例 2. 編集権限および再共有権限を持つ共有サブフォルダを通常のフォルダ内に作成する

Personal,Twitter,craig@gmail.com,123456,https://twitter.com,,Social Media#edit#reshare

例 3. 編集権限および再共有権限を持つ共有フォルダを外部に作成し、その下にネストされたフォルダツリーを作成する

Personal\Financial\Home,Chase,craig@gmail.com,123456,https://chase.com,,Family Records#edit#reshare

例3では、外部の共有フォルダは「Family Records」という名前で、その下がフォルダツリーになっています。レコードは、3段下のネストされたフォルダに追加されます。

インポートの構成を目で確認するには、ファイルをインポート画面にドラッグアンドドロップして、[次へ]をクリックします。 構成のプレビューが表示されます。

CSVインポートのプレビュー

フォルダとサブフォルダの管理に関する注意事項

フォルダ、サブフォルダ (ネストされたフォルダ)、共有フォルダは、レコードとは別に作成されるオブジェクトで、レコードを分類するのに使用します。

また、フォルダのドラッグアンドドロップなどの使いやすい機能を搭載しています。

  • フォルダは、レコードとレコードの参照 (ショートカット) の入れ物です。

  • 共有フォルダはレコードの入れ物であり、ユーザーとチームと柔軟に共有できます。

  • フォルダは、個人のレコード、共有レコード、サブフォルダで構成できます。

  • サブフォルダは共有用か個人用のいずれかになります。

  • フォルダと共有フォルダは無制限に作成できます。

  • 共有フォルダを構成できるサブフォルダの数は無制限で、共有フォルダの下の各サブフォルダには親フォルダのアクセス権限が適用されます。

  • フォルダツリーの深さに制限はありません。

  • 共有フォルダに含まれるフォルダとサブフォルダは、共有フォルダのアクセス権限を継承します。

  • ユーザーが1人しかいない共有フォルダ (誰とも何も共有していない状態) も共有フォルダに変わりはありません。

  • 共有フォルダを他のユーザーと共有する必要はありません。

レコードに対する権限

共有フォルダ内のレコードについては、以下の2つのアクセス権限で個別に管理できます。

  • 編集可 - 該当の共有フォルダにアクセスできるすべてのユーザーがレコードを編集できます。

  • 共有可 - 該当の共有フォルダにアクセスできるすべてのユーザーがレコードを共有できます。

Keeperは、高度なJSON構造化ファイル形式にも対応しています。構造化データのインポートおよびエクスポートには、CSVファイルではなくJSONファイルの使用を推奨します。詳細については、JSONインポートページをご参照ください。

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