Android用自動入力設定

Androidスマートフォンおよびタブレット用KeeperFill(Keeperの自動入力機能)の設定ガイド
Android用のKeeperアプリは、PlayストアまたはKeeperのダウンロードページからダウンロードできます。KeeperFillを使用すると、Chrome、Firefox、その他すべてのサードパーティ製アプリケーションなどのウェブブラウザにパスワードをすばやく作成して自動入力できます。

Android用KeeperFillの概要

KeeperFillの設定

デバイスでKeeperFill機能を使用する前に、いくつかの簡単な設定手順を実行する必要があります。
Keeperでメニューアイコン
をタップしてから、設定をタップします。
KeeperFillをONにします。
すると、デバイスで以下のような様々な設定を有効にするように求められます。
  • 自動入力サービスでKeeperを選択する。
  • インストールしたサービスでKeeperFillを有効にする。
  • 利用可能な仮想キーボードセクションでKeeperFillを有効にする。
  • Keeperを他のアプリ上に表示できるようにする。
Keeperモバイルアプリを最大限に活用し、デバイスに内蔵されたパスワード保存機能がKeeperFillの自動入力機能と干渉しないようにするために、Keeperからの入力のみを許可することをお勧めします。

アプリおよびウェブブラウザでの自動入力

KeeperFillの表示は、デバイスで実行中のAndroidのバージョンによって多少異なります。現在使用中のAndroidのバージョンに特化した以下の手順をご参照ください。

Androidバージョン11.0以降

Androidバージョン11のリリースでは、KeeperFillのログインプロンプトと入力結果がデバイスのキーボードに完全に統合されている_場合があります_(バージョン11でない場合は、次のセクションの「Androidバージョン8.0以降」をご参照ください)。
この自動入力の統合に対応しているのは、Googleの「Gboard」キーボードバージョン10.3やSamsungのキーボードバージョン5.2.00.87など、一部のキーボードでのみです。
アプリまたはウェブサイトのログイン画面で、キーボードの変換候補の表示エリアにあるKeeperにサインインをタップし、プロンプトが表示されたらマスターパスワードを入力します。
Keeperが記録の一致を確認すると、サイトのログインが表示されます。ログインを1回タップすると、自動入力されます。
ボルトで記録を検索したい場合、または新しい記録を作成したい場合は、検索/追加をタップします。
Keeperアカウントにサインインすると、セッションがタイムアウトするまで、KeeperFillを利用するために再度ログインを求められることは_ありません_。

Androidバージョン8.0以降

Android Oreo(8.0)以降では、KeeperFill機能によってログイン名やパスワードがアプリやウェブブラウザにシームレスに自動入力されます。
アプリまたはウェブサイトのログイン画面で、Keeperにサインインをタップし、Keeperのマスターパスワードを入力します。
Keeperが記録の一致を確認すると、サイトのログイン認証情報がKeeperFillのドロップダウンに表示されます。はいをタップして入力し、自動入力操作を確定します。
Keeperアカウントにサインインすると、セッションがタイムアウトするまで、KeeperFillを利用するために再度ログインを求められることは_ありません_。
KeeperFillのドロップダウンメニューが自動的に表示されない場合は、ログインフィールドを長押しし、表示された
をタップして、オーバーフローメニューにアクセスします。
自動入力をタップして、KeeperFillメニューを表示し、上記の手順に進みます。

Androidバージョン7.0以前

Android Nougat(7.0)以前の場合、旧バージョンのKeeperFillをカスタム仮想キーボードとして利用できます。
Android 8.0のGoogle Chromeブラウザも、旧バージョンのKeeperFillを利用できます。
アプリまたはサイトのログインフィールドをタップしてから、画面の右側に表示されるKeeperアイコンをタップして、KeeperFillキーボードを有効にします。
マスターパスワードを使用し、ログインをタップしてKeeperにサインインし、KeeperFillキーボードを有効にします(プロンプトが表示された場合)。
Keeperが記録の一致を確認すると、ログイン認証情報がKeeperFillキーボードに表示されます。
をタップしてから、はいをタップして自動入力操作を確定し、認証情報を入力します。
Keeperアカウントにサインインすると、セッションがタイムアウトするまで、KeeperFillを利用するために再度ログインを求められることは_ありません。

アプリ/ブラウザまたはKeeperブラウザの選択

Keeperの記録からウェブサイトのURLをタップすると、デバイスのデフォルトのブラウザアプリまたはKeeperブラウザを使用してウェブサイトを表示できます。 Android用の自動入力は近年大幅に進歩しているため、「アプリケーション/ブラウザで開く」を使用し、ChromeまたはFirefoxブラウザを選択することをお勧めします。
デフォルトのブラウザを変更するには、以下のようにAndroidデバイスの設定で「ブラウザ」を検索し、「既定のブラウザ」を選択します。

Keeperのアプリ内ブラウザ

Keeperのアプリ内ブラウザを使用して、Keeperアプリから直接、記録を自動起動し、ログイン認証情報を自動入力する従来のオプションも利用できます。
ボルトから記録のウェブサイトURLを1回タップして、サイトを自動起動し、Keeperで開くを選択します。
サイトのログインページにアクセスすると、認証情報が画面上部に表示され、ログインフォームに自動入力されます。
認証情報が自動入力されない場合は、画面上部の各ログインフィールドと対応する認証情報をタップして、フォームに個別に入力してサインインします。
Keeperのアプリ内ブラウザ機能は、一部のウェブサイトでは機能しない場合があります。サイトを表示するときは、純正のChromeまたはFirefoxブラウザの使用をお勧めします。

クリップボードへのコピー機能

自動入力の代わりに、Keeperアプリ内の「クリップボードにコピー」機能を使用すれば、いつでも認証情報をウェブサイトやアプリにコピーして貼り付けられます。
ボルトから記録のメール/ユーザ名フィールドを1回タップすると、その内容がデバイスのクリップボードにコピーされます。
次に、対応するサイトまたはアプリに移動して、ユーザー名フィールドを長押しし、貼り付けが表示されたらタップして、メール/ユーザー名を貼り付けます。
Keeperアプリに戻って同じ手順を繰り返して、パスワードをデバイスのクリップボードにコピーし、対応するアプリやサイトに貼り付けてログインします。