LastPassからのインポート

LastPassからKeeperに記録を転送する方法についての説明
Keeperは、ボルトの記録をLastPassからインポートする方法を複数(手動と自動の両方)サポートしています。

オプション1: LastPassの自動転送

Keeper Desktopアプリケーションを使用すると、LastPassボルトをKeeperに自動転送できます。以下のような機能があります(バージョン16.4.0以降)。
  • すべてのパスワードの転送
  • フォルダの転送
  • 共有フォルダの転送
  • テンプレートおよびカスタムフィールドをKeeperの記録タイプに転送
(1) Keeper Desktopをhttps://keepersecurity.com/downloadからダウンロードします。
(2) メールとマスターパスワードを使用して、Keeper Desktopにログインします。
(3) 右上隅のアカウントメールをクリックします。
(4) 設定 > インポートの順にクリックします。
(5) LastPassを選択します。
(6) LastPassのメールとパスワードを入力し、次へをクリックします。
(7) 必要に応じて、インポートしたフィールドとマッピングしたフィールドを確認します。
(8) 第1レベルフォルダをすべて共有する場合は、ルートレベルフォルダを共有としてインポートのチェックボックスをONにします。このオプションを選択すると、第1レベルフォルダがすべて共有になります。
(9) インポートをクリックします。
LastPassのKeeperへの自動転送
注1:Zscalerなどのプロキシを使用している場合は、lastpass.comとkeepersecurity.comへの直接通信がネットワークファイアウォールによって許可されている必要があります。
注2:セキュリティキーをLastPassアカウントで使用している場合は、まずTOTPまたは他のMFA方式に切り替えてください。

オプション2 - Keeper Commander

Keeperは、CLIツールKeeper Commanderを使用したLastPassボルトの自動インポートをサポートしています。
Keeper CommanderのLastPassインポート機能は、以下のとおりです。
  • すべてのパスワードの転送
  • フォルダの転送
  • 共有フォルダの転送
  • 共有フォルダの権限(ユーザーおよびチーム)の転送
  • テンプレートおよびカスタムフィールドをKeeperの記録タイプに転送
  • 記録の添付ファイルの転送
詳細は、以下をクリックしてください。

オプション3 - LastPassからKeeperへの.CSVファイルの手動エクスポート

自動化された方法を使用できない場合は、以下の手順に従ってください。
(1) ユーザー名とマスターパスワードを使用して、 https://lastpass.com/?ac=1でLastPassボルトにログインします。 または、LastPassブラウザ拡張から、LastPass拡張アイコン > マイボルトを開くの順にクリックします。
(2) 左側でその他のオプション > 詳細設定 > エクスポートに移動します。
.CSVの手動エクスポート
(3) LastPassのパスワードを入力して、エクスポートを完了します。
(4). LastPass拡張にバイナリコンポーネントが含まれているかどうかに応じて、以下のように手順が異なります。 バイナリコンポーネントが含まれる場合: エクスポートするファイルの名前を入力し、保存をクリックして、CSVエクスポートファイルを保存します。 バイナリコンポーネントが含まれない場合: エクスポートしたデータがウェブページに表示されます。
LastPassのエクスポート
画面からテキストエディターに情報をコピーして貼り付け、ファイルを.csvとして保存します。
PCユーザーの場合: プレーンテキスト出力をコピーして、メモ帳(Notepad.exe)または他のテキストエディターに貼り付けます。エンコーディングを「Unicode」に変更し、.csvファイルとして保存します。 Macユーザーの場合: プレーンテキスト出力をコピーして、TextEditまたは他のテキストエディターに貼り付けます。TextEditで、形式 > プレーンテキストの作成 の順に選択します。 次に、ファイルをUnicodeでエンコードされた「.csv」プレーンテキストファイルとして保存します。
(5) Webボルト(https://keepersecurity.com/vault/)にログインします。
(6) 右上隅のアカウントメールをクリックします。
(7) 設定 > インポートの順にクリックします。
(8) 一覧からLastPassを選択します。
(9) エクスポートしたファイルを目的の領域「ここにファイルをドロップしてください」にドラッグします。
(10) 各列のドロップダウンメニューを使用して、Keeperのフィールドにマッピングします。
(11) 第1レベルフォルダをすべて共有する場合は、ルートレベルフォルダを共有としてインポートのチェックボックスをONにします。このオプションを選択すると、第1レベルフォルダがすべて共有になります。
一部のフォルダのみを共有したい場合は、CSVファイルを2つの個別のファイルに分割してから、それぞれをインポートする必要があります。
(12) インポートをクリックします。