iOS - iPhoneおよびiPad
Apple iOS(iPhone、iPad)デバイス用Keeperの総合ガイド。
Keeperを使用すると、パスワード、ログイン名などの個人情報が専用のデジタルボルトに保存されます。ここでは、すべてのウェブサイトログイン認証情報と詳細の表示や編集に加えて、重要なファイルや画像の保存もできます。

iOS用Keeperの機能
KeeperのiOSモバイルアプリへの登録は簡単です。デバイスでApp Storeにアクセスして、Keeperパスワードマネージャをインストールするだけです。アカウントの作成とログインの詳細は、以下のビデオをご覧ください。
アカウントの作成とログイン
新しいユーザとしてKeeperに登録する場合は、アカウントを作成をクリックします。最初にメールアドレスを入力してから、マスターパスワードの作成を求められます。覚えておかなければならないパスワードはこれだけです--マスターパスワードを忘れないでください。Keeper専用の強力なマスターパスワードを選択することをお勧めします。
アカウントを作成してボルトに進むには、メールアドレスに送信されたセキュリティ認証コードの入力を求められます。
EnterpriseユーザーでSSOでログインする場合は、マスターパスワードの選択は不要です。

既存のユーザーの場合は、ログインをタップしてメールアドレスを入力します。認識されていないデバイスや場所でログインしようとする場合は、Keeperボルトに進む前にデバイスの承認を実行する必要があります。次の3つの承認方法から選択できます。
- メール認証
- Keeper Push
- 二要素認証コード
Keeper PushはKeeper独自の通知ベースのデバイス承認システムで、既存の認識済みデバイスにプッシュ通知を送信します。
Keeper Pushを送信
を選択すると、承認されたデバイスまたはブラウザのKeeperボルトに通知(プッシュ)が表示されます。
デバイスの承認
デバイスでログインし、
はい
をタップして新しいデバイスを承認します。通知を受信するには、承認済みのデバイスに有効にログインしている必要があります。デバイスが承認されると、二要素認証(有効な場合)を求められるので、マスターパスワードを入力してボルトに進みます。

Webボルトに承認をプッシュ配信
EnterpriseユーザーでSSOログインを使用している場合は、メールアドレスを入力し、次へをタップしてSSOでログインできます。 または、
Enterprise SSOログインを使用
をタップし、Keeperの管理者が指定した企業ドメインを入力して、接続
をタップしてログインできます。
続いて、Safariブラウザに移動して、WebベースのSSO Enterprise認証を行います。SSO認証情報と二要素認証コード(有効な場合)の入力に成功したら、Keeperに戻ってログインを完了します。SSOのログインプロセスが完了すると、Keeper Pushまたは管理者承認を使用したデバイスの承認が必要になる場合があります。

SSOログイン
ボルトに初めてログインする場合は、コンピュータやウェブブラウザからパスワード入力できます(デスクトップコンピュータが近くにない場合は、後でインポートを実行できます)。
そばにコンピュータがあります
をタップすると、デスクトップコンピュータの「keepersecurity.com/setup」に移動して、パスワードのインポート処理を開始するよう求められます。パスワードのインポートに加えて、新しいパスワードの記録を手動で作成することもできます。パスワード、ログイン名、クレジットカー ド番号、銀行口座などの個人情報は、専用のデジタルボルトに(「記録」として)保存され、256ビットAESを使用してデバイス上で暗号化されます。
最初に、「+」作成ボタンをタップするだけです。

記録の新規作成

記録の編集画面
iOSでの記録の作成について詳しくは、以下のビデオをご覧ください。
Keeperを使用すると、フォルダやサブフォルダ別に記録を整理できます。フォルダを作成するには、
「+」作成ボタン
をタップして、フォルダの新規作成
を選択し、フォルダの名前を入力します。フォルダに記録を追加するには、作成ボタンから既存の記録を追加を選択するか、新規作成をタップして新しい記録をフォルダに追加します。フォルダ構成
サブフォルダを作成するには、親フォルダに移動し、作成ボタンをタップして、新規フォルダを作成を再度選択します。
Keeperを使用すると、ボルトの構成をお好みに合わせて簡単に調整できます。個別もしくは複数の記録やフォルダの移動、およびショートカットの作成が可能です。エイリアスファイルのようなショートカットは複数の場所に配置でき、編集すると、まとめて変更されます。
1つまたは複数のフォルダや記録の移動またはショートカットの作成を実行するには、鉛筆アイコンをタップしてフォルダまたは記録を選択し、実行したい操作を選択します。
記録の移動
これらのアイコンをクリックすると、以下の操作を実行できます。
- ショートカットの作成
- 新しいフォルダに移動
- 既存のフォルダに移動
- 記録の種類を変更
- ごみ箱に移動(削除した記録)
記録をお気に入りに追加すれば、アクセス頻度の特に高いサイトをKeeperアプリ内で簡単に見つけられます。記録をお気に入りに追加するには、記録をタップしてから、もっと見る
> お気に入りに追加
をタップします。お気に入りに追加
ウォッチのお気に入りは、Apple Watchに表示される簡単にアクセスできる記録です。ウォッチのお気に入りに記録を追加するには、Keeperアプリで記録を表示し、もっと見る
> ウォッチのお気に入りに追加
の順にタップします
ウォッチのお気に入り
既存のKeeperユーザー(家族、友人、同僚など)との間で、記録やフォルダを安全に作成、共有、管理できます。
iOSでの共有の詳細は、以下のビデオをご覧ください。
共有
Keeperの記録を開き、
共有 > 他のユーザーと共有する
をタップします。ユーザーのメールアドレスを入力し、トグルスイッチを使用してユーザーへの許可(編集可、共有可、所有者にする)を選択します。相手と初めて共有する場合は、まず「共有関係」を確立する必要があります。ユーザーは、Keeper にログインして共有リクエストを受け入れるか拒否するかを求めるメールを受け取ります。共有関係を確立すると、そのユーザーがメールのドロップダウンリストに表示されます。
共有フォルダを使用すると、複数の個人用フォルダにわたる記録を1人または複数のKeeperユーザーといくつでも共有できます。
共有フォルダを作成して他のユーザーと共有する手順は以下のとおりです。
- 1.
作成
ボタンをタップしてから、もっと見る> 共有フォルダを作成
の順にタップします。 - 2.共有フォルダに名前を付け、
保存
をタップします。 - 3.新しいフォルダが記録リストに表示されるようになります。他のユーザーと共有するには、フォルダをタップしてから、画面の右上隅にある3つの点をタップします。
- 4.
ユーザーと記録を管理
をタップし、フォルダを共有したいユーザーのメールアドレスを入力します。
ユーザーへの許可レベルを割り当て、記録を追加する手順は以下のとおりです。
- 1.追加するユーザーごとにユーザーへの許可レベルを割り当てるには、ユーザータブでユーザーのメールアドレスをタップします。
- 2.フォルダに記録を追加するには、記録タブに切り替えます。
- 3.共有フォルダに追加する個々の記録を選択します。各記録に共有および編集権限を付与することもできます。
保存
をタップして完了します。
左側のナビゲーションメニューにある個人情報ならびにお支払いは、個人の連絡先や住所とクレジットカード番号などを安全に保存できる場所です。

ログインごとに長いランダムなパスワードが生成されるため、個 人情報を保護し、データ侵害のリスクにさらされる度合いを低減するのに有効です。Keeperでは、サイコロをクリックするだけで、すべてのサイトやアプリに対し、強力でランダムなパスワードを生成し、安全に保存します。
パスワード生成ツール
これにより、ウェブサイトの既存のログインパスワードが自動的に変更されるわけでは「ありません」。対応するウェブサイトの「パスワードの変更」フォームにアクセスして、より強力な新しいパスワードに一致するように古いパスワードを更新する必要があることに変わりはありません。KeeperFillでパスワードを簡単に変更する方法は、こちらをクリックしてください。
記録のパスワードを拡大表示するには、目のアイコンをタップしてから、パスワードを長押しします。数字でも記号でも、青と赤の色分けで簡単に識別できます。
パスワードズーム
メモ欄を使用すると、メモを手動で入力して、どの記録にでも追加できます。元に戻すボタンとやり直すボタンを使用すると、メモ欄に最後に加えた変更を元に戻したり、繰り返したりできます。
メモエディター
シームレスに新しい記録を作成したり、既存の記録にファイルを追加するためには、Keeperを起動してファイルを開きます。
メールからのPDFのようなファイルを開き、共有ボタンをタップします。メニューの中からKeeperを選択します。
ファイル共有メニュー
Keeperにファイルを送信するには、新規記録に追加もしくは既存記録に追加を選択します。新規記録の場合、記録タイプは自動的に"ファイル添付"になるようデフォルトされています(記録タイプを変更するには矢印をタップしてください)。記録の詳細を入力し、保存をタップします。
Keeperにファイルを送信>新規記録
Keeperの文書をスキャン機能を使用すれば、iOS 13以降のVisionKit OCR機能で簡単にメモを追加できます。これによりiOS 13以降のデバイスは、文書、IDカード、手書きメモをスキャンして、任意の記録のメモ欄に簡単に転写できます。
記録を表示し、
編集 > 文書をスキャン
の順にタップします。画像をスキャンしたら、カメラ機能の保存をタップし、必要に応じてテキストを確認および変更してから、記録を保存
して完了します。スキャンした文書を添付ファイルとして記録に追加するか、プレーンテキストで「メモ」フィールドに保存するかを選択できます。Keeperの自動起動機能を使用すれば、アプリを抜けなくてもウェブサイトに簡単にログインできます。記録を表示して、「ログインURL」フィールドをタップするだけです。すると、ウェブサイトを開くブラウザの指定を求められます。

Keeperがデバイスのブラウザを起動してサイトにログインします。KeeperFillが有効になっていることを確認し、KeeperをiOS自動入力の優先プロバイダに設定します。KeeperFillの有効化の詳細は、この手順ガイドをご参照ください。
セキュリティ監査(左側のナビゲーションメニューからアクセス)では、パスワードに安全度の総合点が付与され、パスワードの強度が目で見えるインジケータ(赤が最弱、緑が最強)で、どのようなパスワードが脆弱であるかがはっきり分ります。
記録に高リスクのパスワードが設定されていることが示された場合、Keeperは、影響を受けるサイトでパスワードを直ちに変更し、ボルト内の対応する記録を更新することをお勧めします。
以前のバージョンの記録を簡単に復元することもできます。記録を表示し、
もっと見る> 記録の履歴
の順にタップします。記録を以前の状態に復元するには、復元したいバージョンをタップします。 「記録の履歴」ドロップダウンをタップして記録の情報を確認し、
復元
をタップします。記録の履歴
記録の履歴に関する注意事項:
- 記録を復元しても、元のフォルダ構造には戻りません。
- 記録の履歴は、有料個人向けプランと法人向けプランでのみ利用できます。
- 削除した記録は、左側のナビゲーションメニューの削除した記録セクションにアクセスして、確認および復元できます。
Keeperのソートおよびフィルタオプションを使用して、記録を簡単に検索できます。画面の左上隅にある左側のナビゲーションメニューアイコンをクリックし、以 下のフィルタから選択して記録を絞り込みます。
- お気に入り
- 共有
- ファイル
- 二要素認証コード
- 個人情報ならびにお支払い
- ウォッチのお気に入り
記録をフィルタ
フィルタをリセットするには、画面下部の
ボルト
ボタンをすばやく2回タップして、「すべての記録」ビューに戻ります。画面上部の
ソート
や 表示
をタップして、以下の操作を行います。- ソート方法: 名前、日付、記録タイプ
- 表示方法: リストまたはフォルダ
記録のソートと表示
iOSバージョン12以降、Keeperは、デバイスのキーボードの上に表示されるパスワードボタンを使用して、すべてのウェブサイトやアプリのログイン操作に完全に統合されています。
iOSバージョン16.2 以降、Keeperはタイムベースワンタイムパスワード (TOTP) ジェネレーターとして機能することにより、二要素認証 (2FA) コードを自動的に保存することもできます。
この機能を利用する前に、まず以下のいくつかの設定手順を実行する必要があります。
- 1.デバイスの設定アプリを開きます。
- 2.パスワードとアカウントをタップします。
- 3.パスワードの自動入力をタップします。
- 4.パスワードの自動入力が「ON」になっていることを確認し、Keeperを選択します。
- 5.手順に従い、他のパスワードマネジャーのチェックマークを外します(キーチェーンを含む)。
これらの手順が完了すると、アプリまたはウェブサイトにログインするときに、キーボードの上にパスワードボタンが表示されるようになります。パスワードをタップすると、KeeperFillが開きます。
iCloud+ に登録している場合は、代わりに「メールを非表示にする」の右側にある鍵のアイコンをタップして KeeperFill を開きます。
パスワードボタン
KeeperFill画面では、ボルト内の一致する記録を表示します (作成されている場合)。あるいは、記録を検索したり、新しい記録を作成したりすることもできます。一致する記録がある場合は、入力をタップしてログイン資格情報を自動入力します。

二要素認証コードは、可能な場合には自動的にクリップボードにコピーされます。手動でコピーするには、コードの横にあるコピーアイコンをタップし、プロンプトが表示されたら、表示されたフィールドにコードを貼り付けます。

二要素認証コードをコピー
iOS 12がリリースされる前は、KeeperFillには共有操作からのみアクセス可能でした。

iOS 11以前のKeeperFill
iOS11以前のデバイスでKeeperFillを使用する前に、以下のいくつかの設定手順を実行する必要があります。
- 1.KeeperFillを適用したいウェブページにアクセスします。
- 2.ブラウザの下部付近の共有アイコンを選択します。
- 3.もっと見る > KeeperFill > KeeperFillをタップします。
- 4.ウェブサイトのURLに関連付けられた記録がKeeperによって検索され、
入力
をタップすると、ログイン認証情報が自動的に入力されます。
Keeperに搭載されたセキュアファイルストレージによって、機密ファイル、画像、ビデオを保護できます。パスポートの写真、健康保険証、運転免許証、税金やローンの書類、ビデオ、その他の個人ファイルなどのファイルをKeeperボルトに安全にアップロードして保存できます。
ボルト内から、新しい記録を作成したり、既存のログイン記録にファイルまたは写真を追加したりできます。記録を表示し、
編集 > ファイル/写真を追加
をタップして、ファイルをアップロードします。ファイルまたは写真を追加
BreachWatchは強力かつ安全なアドオン機能で、インターネットとダークウェブを監視して、Keeperボルト内に保存された記録と一致するアカウントが侵害されていないか監視します。BreachWatchは、ハッカーから自衛するために即座に対処できるようにユーザーに警告します。BreachWatchを有効にすると、認証情報が侵害されていないかを継続的に監視し、危険にさらされている記録があれば、ユーザーに通知します。
BreachWatchによるスキャンを開始するには、画面の下部メニューで BreachWatch をタップし、次に 始めましょう > スキャン をタップします。
すると、BreachWatchがユーザーの記録をスキャンし、関連するリスクがあれば報告します。一覧表示された個々の記録をタップすると、各リスクを解消するために必要な手順を確認できます。
リスクを解 消するには、影響のあるウェブサイトでパスワードを変更する必要があります。サイトのパスワードを変更したら、Keeperボルト内の対応する記録を同じパスワードで必ず更新します。
無視する
をクリックすると、そのパスワードがリセットされるまで、その記録は以降のスキャンがスキップされます。また、何もせずに(対応を保留して)、危険なパスワードを元のままにしておくこともできますが、リスクにさらされ続けることになります。設定画面では、アプリケーションの個人用設定およびセキュリティ機能をカスタマイズできます。
Keeper Businessアカウントに属する場合、一部のセキュリティ設定がKeeperの管理者によって強制される場合があることにご注意ください。
- 表示モードとテーマ
- 二要素認証
- 生体認証ログイン
- Keeperウィジェット
- クリップボードの有効期限
- KeeperFillの設定
- 自動ログアウト経過時間
- デフォルトブラウザ
- 自己破壊を有効にする
- 記録タイプの並べ替え
- メールアドレスを変更する
- アカウントの回復
- マスターパスワードをリセットする
- 高速ログインモード
- ファイルの画質を調整する
二要素認証(2FA)では、Keeperボルトまたは別のサイトやアプリケーションへのログイン時 に2次パスコードを要求することで、セキュリティレイヤーがもう1つ追加されます。
重要度の高いアカウントや機密性の高いアカウント(銀行、病院、ソーシャルメディアのアカウントなど)には、二要素認証を有効にすることをお勧めします。
Keeperには、二要素認証を利用するための方法が以下の2つあります。
- Keeperボルトにログインします。
- ユーザーの記録に二要素認証コードを埋め込むことにより、Keeperボルトから任意のサイトやアプリケーションにログインします。
Keeperボルトで二要素認証を有効にするには、
設定 > 二要素認証
をタップし、「プライマリ方式」で二要素認証方式を選択します。設定 > 二要素認証
(1) まず、SMS通知を選択します。地域(既定値はUS+1)を選択し、市外局番を含む10桁の電話番号を入力して、
保存
をタップします。(2) コードの有効期限を選択し、
戻る
をタップします。コードの他の経過時間を選択しない限り、ボルトにログインするたびに二要素認証を求められます。法人ユーザーは、Keeperの管理者により、ログインごとにコードの入力を求められる設定になっている場合があります。
(3) 指定した電話番号に送信されたコードを入力します。コードは 1 分間しか持続しません。別のコードを送信する必要がある場合は、新しいコードを送信をタップします。
(4) 次にバックアップコードが表示されます。入力した電話番号で二要素認証コードを受信できない場合は、代わりに一覧表示されたバックアップコードのいずれかを入力してください。これらのコードをどこか安全な場所に保存し、
OK
をタップ して完了します。KeeperからSMSメッセージを受信していない場合は、TOTP方式を使用するか、または[email protected]に連絡して問題のトラブルシューティングを行ってください。
(1) 「プライマリ方式」の下の欄をタップし、「Google認証とMicrosoft認証(TOTP)」を選択して、
保存
をタップします。(2) コードの有効期限を選択し、戻るをタップします。
コードの他の経過時間を選択しない限り、ボルトにログインするたびに二要素認証を求められます。法人ユーザーは、Keeperの管理者により、ログインごとにコードの入力を求められる設定になっている場合があります。
(3) QRコードのスキャンか、または認証アプリもしくはTOTPアプリでの秘密鍵の入力を求められます。Keeperに表示されたコードをコピーします。Google認証アプリまたはMicrosoft認証アプリ(二要素認証に使用しているアプリならどちらでも)を開き、TOTPレコードを追加し、コピーした秘密鍵を貼り付けます。
(4) Keeperに戻り、表示されたTOTPコードをコピーまたは入力します。
(5) 次にバックアップコードが表示されます。万一、二要素認証コードを受信できない場合は、代わりに一覧 表示されたコードをどれか入力してください。OKをタップして完了します。
iOSでの二要素認証の有効化
(Microsoft認証アプリを使用して)Azure MFAをTOTPとして利用するには、AzureでMFAを設定する際に、Azureの管理者が認証方式「モバイルアプリまたはハードウェアトークンからの認証コード」を許可する必要があります。
Apple Watchデバイスは二要素認証に使用できます。デバイスがスマートフォンとペアリングされ、対応するKeeperDNAアプリがApple Watchにダウンロードされていることを確認します。
Keeperで設定 > 二要素認証 > スマートウォッチ(KeeperDNA)に移動し、プロンプトに従って本人確認を行います。

通知が届かない場合は、Keeperで通知が有効になっていなかった可能性があります。通知を有効にするには、スマートフォンで設定 > 通知 > Keeperに移動し、「通知を許可」をONにします。
Apple WatchのKeeper DNAアプリでも、ログインに使用できる二要素認証コードを生成できます。
Keeperを使用すると、TOTPに対応したどのウェブサイトやアプリケーションでも二要素認証コードを入力できます。アプリによっては、セットアップコードをKeeperに自動インポートしたり、シークレットキーをコピーアンドペーストしてコードを生成したり、QRコードをスキャンすることで提供するもの(二台目のデバイスが必要です)もあります。これら3つのセットアップ方法の詳細を確認するには、以下をお読みください。
セットアップコードの自動インポート
Keeperにセットアップコードを自動インポートでき るアプリの場合、アプリまたはウェブサイトのセットアップ手順に従って、互換性のある認証アプリをアカウントにリンクするよう促されます。
(1) Keeperが自動で開き、通常通りログインすることができます。
(2)二要素認証を新規記録または既存の記録どちらに追加するかを選択します (既存の記録を選択した場合、記録リストから選択するか検索バーで検索してください)。

新規または既存の記録への二要素認証の追加
(3)コードが記録に追加されたことが確認できます。保存をタップして記録に戻ると、コードがクリップボードにコピーされます。

2FA コードのコピー
(4) アプリやサイトに戻り、コードを貼り付けると設定が完了します。
(1) Keeperに貼り付けるセットアップキーを提供するアプリの場合、まず、キーをデバイスのクリップボードにコピーしてください。
(2)Keeperアプリに切り替えて、通常通りログインします。該当の記録を開き、編集 >二要素認証を追加をタップします。
(3)セットアップキーを入力を選択し、キーを貼り付け、OKをタップします。

セットアップキーによる2FAコードの設定
(4)コードが記録に追加されたことが確認できます。保存をタップした後、コードをタップしてクリップボードにコピーします。

二要素認証コードのコピー
(5) アプリやサイトに戻り、コードを貼り付けることで設定が完了します。
コードやシークレットキーの自動インポートを利用した二要素認証の設定については、以下のビデオをご覧ください。
Two-Factor Authentication Setup for iOS
(1) 携帯デバイスでKeeperの記録を開き、編集 > 二要素認証コード > QRコードスキャン をタップします(携帯デバイスのカメラ機能が起動します)。

Edit > Add Two-Factor Code > Scan QR Code
(2) セカンダリーデバイス(タブレット、パソコンなど)で、該当記録の2FA設定画面に移動し、サイトのQRコードを取得します。
(3) 携帯デバイスでQR コード をスキャンします。コードが記録に追加されたことが確認できます。
(4)保存をタップした後、コードをタップしてクリップボードにコピーします。
(5) アプリやサイトに戻り、コードを貼り付けることで設定が完了します。

Copy Two-Factor Code
Keeperの設定メニューで利用できる2つの表示モードから選択できます。デバイスで選択したライトまたはダーク表示モードにアプリを対応させるには、
デバイス設定を使用
を選択します。また、クラシック
モードを選択して、使い慣れたアプリのスタイルやテーマをそのまま使用することもできます。- デバイス設定を使用モードにチェックすると、デバイスの「ディスプレイと明るさの設定」で現在設定されているモード(ライトまたはダーク)に戻り、そのテーマがKeeperアプリケーションに自動的に適用されます。この設定をアプリ内で保持している場合は、以後デバイスに加えたいかなる設定変更もKeeperアプリに適用されます。
- クラシックモードでは、デバイスの「ディスプレイと明るさの設定」で指定されている設定(ライトまたはダーク)に関係なく、既存のKeeperのユーザー体験が維持されます。
Keeperのテーマ
クラシックモード
デバイスの表示モードを変更するには、 設定 > ディスプレイと明るさに移動して、「ライト」または「ダーク」を選択します(iOS 13以降)。
Touch IDやFace IDを使用してKeeperにログインするには、スマートフォンの設定で両方とも事前設定が必要です。設定が完了したら、Keeperの設定メニューから生体認証ログインを「ON」にします。
ONにすると、Touch IDを使って指紋でKeeperにログインしたり、Face IDを使って顔でKeeperにログインしたりできます。マスターパスワードフィールドのTouch IDまたはFace IDの記号をタップして、生体認証ログインを開始します。
iOSのTouch IDやFace IDなどの生体認証ログインは、時間を節約できる便利な機能ですが、二要素認証に代わるものではありません。
生体認証ログイン
Face IDログイン
Face IDユーザー:最初のログイン時に、ログインにFace IDを使用するか確認されます。この機能を拒否しても、スマートフォンの設定 > Keeper > Keeperにアクセスを許可 > Face IDで再度有効にできます。
Keeperのウィジェットは、アカウントセキュリティの概要をデバイスのホーム画面に表示します。KeeperのiOSウィジェットをホーム画面に追加するには、以下の手順に従ってください。
(1) Keeperにログインして、
設定
をタップし、「Keeperウィジェットを有効にする」をONにします。(2) デバイスのホーム画面で、アプリが振動するまで空白部分をどこか長押しします。
(3) 画面の左上隅にある「+」追加ボタンをタップします。
(4) Keeperウィジェットを選択し、3つのウィジェットサイズから選択して、
ウィジェットを追加
をタップします。(5)
完了
をタップします。ウィジェットの各種サイズ
NFCデバイスは、Keeper iOSバージョン16.4.0以降でサポートされています。
(1) セキュリティキーを追加する前に、バックアップとして二要素認証方式を使用できる状態にしておく必要があります。
(2) 設定 > 二要素認証で、「セキュリティキー」の下のフィールドをタップします。
(3) 新規追加をタップし、デバイスの名前を入力します。
(4) キーの種類に応じて、NFCまたは挿入してタッチを選択します。
(5) デバイスの背面にあるキーをタップするか、またはYubiKeyのセンサーにタッチします。
(6) セキュリティキーが登録されたら、OKをタップして完了します。
登録可能なセキュリティキーは最大5個です。登録したキーならどれでもア カウントのロックを解除できます。セキュリティキーを削除するには、セキュリティキーのページで登録したキーを左にスワイプして、削除をタップします
Fido2デバイスの登録画面
FIDO2 WebAuthnデバイスは、二要素認証方式の初期設定に基づいて、ログインに必要になります。以下に例を示します。
- 二要素認証方式の初期設定が「ログインごとにプロンプトを表示」になっている場合、ログインするたびにYubikeyが必要になり、オフラインログインは無効になります。
- 二要素認証方式の初期設定が「30日ごと」になっている場合、30日ごとにYubikeyが必要になり、オフラインログインは無効になります。
- 二要素認証方式の初期設定が「常に記憶」になっている場合、Yubikeyは新しいデバイスごとに1回のみ必要になります。オフラインのボルトログインは有効になります。
Keeperは、同じデバイスで複数のボルトを使用できるため、たとえば、個人アカウントとBusinessアカウントの切替が可能です。
デバイスで別のアカウントに切り替えるには、
アカウント
をタップして、表示されたメールアドレスをタップし、切り替えたいアカウントを選択するか、またはアカウントの追加
を選択して別のアカウントを登録します。または、ログイン画面からアカウントを切り替えたり、アカウントを追加したりできます。ログアウトしている間に、メールフィールドをタップしてメールアドレスを選択するか、または
アカウントの追加
をタップして別のアカウントを登録します。
アカウントの追加
ボルトログインアカウントの切り替え
注意: 複数アカウントの切替機能は、有料個人向けプランと法人向けプランでのみ利用できます。
アカウントで二要素認証を有効にすると、二要素認証がバックエンドのクラウドシステムへのアクセスを保護するため、すべてのデバイスおよびすべてのプラットフォームでユーザーが保護されます。
その名のとおり、二要素認証はクラウドへのアクセスと、オンラインアカウントへのアクセスを保護 します。そのため、二要素認証を実行するには、オンライン接続が必要です。二要素認証は、クライアントデバイスからサーバーに要求が発行されたときに起動します。(新しいデバイスにログインするときや、既存のデバイスで新しい情報を同期するとき、またはその他のクラウドベースの機能を実行するときなど。)
デフォルトでは、iOS、Android、Mac、Windows用のKeeperアプリを使用すれば、マスターパスワード(オフラインモード)ですばやくログインしてボルトにアクセスできます。マスターパスワードを入力するか、生体認証ログインを使用すると、データがローカルで復号化され、その後、アプリがサーバーに同期要求を送信します。そのタイミングで、二要素認証コードの入力を求められる場合があります。ローカルでのデータの復号化は非 常に高速なため、インターネット接続の速度によっては、二要素認証のプロンプト表示が、ネイティブアプリケーションにログインして数秒後になる場合があります。
オフライン認証とボルトへのアクセスは、すべての個人ユーザーに許可されています。Enterpriseユーザーは、従業員のオフラインアクセスの使用が制限される場合があります。
iOSデバイスで初めて二要素認証を有効にする場合、プロンプトを表示する頻度を選択します。二要素認証のプロンプトの表示は、ログインごと、30日に1回、またはデバイスごとに1回のみに設定できます。Keeperサーバーでは、二要素認証が常に有効になっていることを踏まえておくことが重要です。デバイスへのログインが成功すると、二要素認証コードから「トークン」が生成され、サーバーが有効と見なす間、デバイスにローカルに保存されます。このため、プロンプトが再度表示されることなく、何度でも同じデバイスにログインできるのです。デフォルトでは、個人ユーザーはデバイスごとに1回だけプロンプトが表示されます。Enterpriseユーザーは、毎回プロンプトを表示させて、新しいコードの入力を強制できます。
現時点では、iOS上の二要素認証トークンの保持時間指定は、Webボルトまたはデスクトップアプリの初期設定では、デバイスで「1回のみ」が既定値です。この動作を変更するには、iOSデバイスで二要素認証をOFFにしてから、二要素認証を再度有効にしてください。
Keeperボルトからデータをインポートおよびエクスポートするには、Keeper Webボルトにアクセスするか、またはコンピュータ用のKeeper Desktopをダウンロードします。
Keeperのアンインストール:
アンインストールすると、ローカルデバイス上のKeeperのデータが削除されます。Keeper's Cloud Security Vaultに保存されたデータは消去「されません」。
- 1.デバイスで、Keeperアプリアイコンを長押しします。iOS 13で は、ショートカットメニューが表示されます(古いオペレーティングシステムのアプリアイコンは振動し始めるだけの場合もあります)。
- 2.アプリを削除、削除の順にタップして確定します。古いiOSシステムの場合は、すべてのアプリが振動し始めるまで、Keeperアプリを指で押さえたままにします。Keeperアプリアイコンの左上隅に表示される「X」をタップします。確定するには、プロンプトが表示されたら、削除をタップします。
- 3.完了をタップするか、ホームボタンを押して完了します。
アカウントのリセット:
Keeperをリセットすると、デバイスにローカルに保存された全Keeperアカウントの記録がすべて消去されます。Keeper's Cloud Security Vaultに保存されたデータは消去「されません」。
- 1.デバイスの設定アプリを開きます。
- 2.下にスクロールしてKeeper Appアプリを見つけたら、タップします。
- 3.Keeperのリセットを「ON」にします。
Keeperをリセット
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