Unix Passwdプラグイン

コマンダーを使用したUnixパスワードのローテーション

Keeperシークレットマネージャーの新しいパスワードローテーション機能がリリースされました。パスワードローテーションのどのような事例でもこの新機能の使用を推奨します。詳細については以下をご参照ください。

このプラグインを使用すると、Unixのpasswdコマンドを使用してローカルユーザーのパスワードをローテーションできます。

前提条件

pexpectのインストール

pip3 install pexpect

ローテーション用のレコードを準備

ローテーション用のレコードを作成

ローテーションは、従来のレコードにもタイプ指定されたレコードにも対応しています。 タイプ指定されたレコードを使用する場合は、「ログイン」タイプのフィールドが必要です。 ローテーションの種類に応じて、その他のフィールドを追加することもできます。 以下の手順をご参照ください。

従来のレコードとタイプ指定のあるレコードの詳細については、トラブルシューティングをご参照ください。

ログイン名を設定

Keeperのレコードの「ログイン」フィールドにこのローテーションで使用するログインを入力します。

その他のローテーション設定

ローテーションパラメータをカスタマイズできる値は以下のとおりです。 これらのオプションをテキストフィールドとしてレコードに追加し、表に示すように、パラメータに相当するラベルを設定します。

名前
コメント

cmdr:plugin

unixpasswd

(任意) Unixパスワードのローテーションを使用するようにCommanderに指示します。 これは、レコードに設定するか、またはローテーションコマンドに指定する必要があります

cmdr:rules

「大文字の数, 小文字の数, 数字の数, 記号の数」

(たとえば、4,6,3,8)

(任意) パスワード生成ルール

Unixパスワードローテーション用のKeeperのレコードの設定

ローテーション

Unixのパスワードをローテーションするには、コマンダーでrotateコマンドを使用します。 コマンドにレコードタイトルもしくはUIDを渡します (複数のレコードを1度にローテーションさせるには、正規表現で--matchを使用します)。

rotate "My Azure Credentials" --plugin unix

プラグインは、こちらに示すようにコマンドに指定することも、レコードのフィールドに追加することもできます (上記のオプションを参照)。 レコードにプラグインタイプを追加すると、プラグインの異なる複数のレコードを1度にローテーションできます。

出力

ローテーションが完了すると、新しいパスワードがレコードのパスワードフィールドに格納されます。

最終更新