既存のMSP管理者

このページでは、既存の管理者が、新機能と請求の改善を含むアップグレードされたプラットフォームに移行する際のガイドを説明します。

KeeperMSPをご利用いただきありがとうございます。当社は、KeeperMSPの体験をさらに改善するために、強力な機能と製品をリリースします。Keeperがアップグレード版のKeeperMSP製品をリリースすると、お客様はゼロトラスト対応のセキュアアドオンや改善された請求モデルを期待できます。

MSPの従量課金は本番運用されています。 一部のMSPは、完全には従量課金に移行していません。質問がありましたら、Keeperの営業担当者にお問い合わせください。

セキュアアドオンの紹介

これらの新機能およびセキュアアドオンにより、すべてが一元化された単一のプラットフォーム内で、ゼロトラスト対応かつゼロ知識暗号化を備えた包括的な可視性、セキュリティおよび制御を実現します。

  • 高度なレポートとアラート(ARAM)モジュールにより、InfoSec管理者は、カスタマイズ可能なレポート、リアルタイム通知、サードパーティ製SIEMソリューションとのシームレスな統合により、100を超えるさまざまなセキュリティおよびアクティビティ関連のイベントタイプを監視できます。

  • BreachWatchはダークウェブを継続的にスキャンし、パスワード侵害に関するアラートを受信し、直ちに対策を取ることで、アカウントの乗っ取り攻撃を防止します。

  • コンプライアンスレポートは、組織の認証情報やシークレットのアクセス権限をオンデマンドで可視化することが可能で、アクセス管理の監視やイベント監査が要求される内部統制(SOX)や業界の他の法規制向けの監査に対応できます。

  • KeeperChatは、世界で最も安全なメッセージソリューションを通して、従業員のデバイス間の安全な一時的なメッセージングを実現しており、エンドツーエンドの暗号化により通信を保護しています。

  • セキュアファイルストレージは、Keeperのゼロ知識暗号化を活用して、承認されたユーザーのみに、セキュアファイルの保管、取得、復号化の権限を付与することができます。

  • Keeper Secrets Managerは、ハードコードされた認証情報をソースコード、コンフィグファイル、CI/CDシステムから削除することで、環境を保護し、シークレットの無秩序な拡散を排除できます。

  • Keeper Connection Managerを利用すると、DevOpsチームやITチームはWebブラウザを利用してRDP、SSH、およびKubernetesのエンドポイントにシームレスにアクセスできます。

請求関連の改善

ライセンスプールの残高に基づく現在のライセンスプールの請求モデルから、新しい従量課金(使用量に基づく請求)モデルにまもなく移行する予定です。現在のライセンス資格が使用量と一致するか超過した場合、自動的にシームレスに切り替わります。

従量課金(使用量に基づく請求)

お客様のアカウントを当社の新しい請求モデルに移行すると、次のような主なメリットを期待できます。

  • コスト効果が高く、お客様のビジネスに合わせて拡張できるよう設計されています。

  • 使用するライセンスに対してのみ請求されるため、ユーザー数を事前に見積もる必要はありません。

  • ライセンスの長期契約がなく、ユーザーはいつでもユーザーライセンスを有効化または無効化できます。

Keeperでは毎日、お客様のアカウントのライセンスの使用状況を追跡しており、後払いで毎月請求します。必要に応じて、当社の製品のライセンスを引き続き追加することができます(Secrets Manager、Compliance Reporting、KeeperChat、Connection Manager)。

新しいマネージド企業の追加

マネージド企業の追加をクリックし、名前を付け、管理ノードを選択します。次に、基本プラン、および追加する任意のセキュアアドオンを選択します。選択すると、各基本プランに含まれるセキュアアドオンの内容を確認できます。

デフォルトでは、「無制限のライセンス消費を許可する(Allow unlimited license consumption)」が有効になります。これを無効にするには、チェックボックスをオフにし、許可する最大ライセンス数を入力します。

基本プランの詳細については、こちらを参照してください。

既存のマネージド企業の編集

既存のマネージド企業の詳細、基本プラン、最大ライセンス数、セキュアアドオンを編集するには、マネージド企業の名前をクリックし、編集をクリックします。

MSPサブスクリプションマネージャ(MSP Subscription Manager)

Keeperの新しい請求モデルは日々の実際のライセンス使用量に基づいているため、デフォルトの「ライセンスプールマネージャ(License Pool Manager)」ロールは「MSPサブスクリプションマネージャ(MSP Subscription Manager)」ロールに置き換えられます。MSPサブスクリプションマネージャ(MSP Subscription Manager)の主な機能は、MSPの請求を管理することです。このロールを使用すると、コンソールの「サブスクリプション(Subscription)」タブにアクセスして、MSPの社内利用に合わせて、請求モデルを変更したり、セキュアアドオンを管理できます。

「ライセンスプールマネージャ(License Pool Manager)」ロールのユーザーは、「サブスクリプション(Subscription)」タブにアクセスできるため、ロールは変更されず、ロール名が自動的に「MSPサブスクリプションマネージャ(MSP Subscription Manager)」に変更されます。

管理上の許可

「会社ライセンスの割り当て(Allocate Company Licenses)」権限は「マネージド企業 (MSP) 」権限に統合されました。

お支払い時はJPYを選ぶことができます。

以下はEU圏のお客様向けのご案内です。

SEPAの支払い方法について

KeeperMSPの購入または更新時に、SEPAがチェックアウトのページで支払い方法として表示されるためには、以下の条件を満たす必要があります。

(1) 「お客様の情報」フォームで選択した国がSEPAでサポートされている必要があります。

(2) 「Order Summary」フォームで選択された通貨はEURでなければなりません。

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