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Webhooks(SlackおよびTeams)

Keeper WebhookイベントをSlackやMicrosoft Teamsなどのクラウドサービスに実装します。

Webhooksとは

Webhookはユーザー定義のHTTPリクエストで、一方のアプリケーションが発行して、他のアプリケーションにプッシュ配信します。
Webhookの一般的な用途には以下のようなものがあります。
  • SlackMicrosoft Teams、またはその他のメッセージングプラットフォームへのリアルタイム通知の送信
  • クラウドにホスティングされているカスタムソフトウェアへのKeeperイベントの実装
  • IFTTTなどのサードパーティ製プラットフォームを使用した、Keeperへの実装の開発
Keeper管理コンソール(バージョン15.3.0以上)は、カスタムWebhookイベントのプッシュ配信機能をサポートしています。

グローバルイベント変数

Webhookを送信する場合、以下のいずれかの変数でフィールドを置換できます。
名前
説明
#alert_name
管理コンソールに表示されるイベントのタイトル
#description
イベントの説明。 全イベントの一覧は、レポートとアラートページをご参照ください。
#timestamp
イベントの発生時刻
#remote_address
イベントを生成するユーザーの外部IPアドレス
#username
イベントに応じて、アラートを生成したユーザーまたは空白も可
#json
raw JSONイベントデータ(フィールドのデバッグおよび検査に有効)

動的イベント変数

イベントの種類に応じて、その他の変数置換が利用できます。
名前
説明
#to_username
イベントの共有先ユーザー
#from_username
イベントの共有元ユーザー
#record_uid
記録のイベントの記録識別子
#shared_folder_uid
共有フォルダイベントのフォルダ識別子
#folder_uid
フォルダ固有のイベントのフォルダ識別子
#team_uid
チームイベントのチーム識別子
#role_id
ロールイベントのロールID
#node
ノードイベントのノードID
#enforcement
ロールポリシーを変更する場合の強制名
#seats
MSPイベントのシート数
#seats_added
MSPイベントの追加シート数
#seats_removed
MSPイベントの削除シート数
また、Keeperプラットフォームの様々な部分に便利なハイパーリンクを挿入することもできます。 以下に例をいくつか示します。
Keeperは、特定の記録UIDのWebボルトへのディープリンクをサポートします。 以下に例を示します。
https://keepersecurity.com/vault#detail/XXXXXX
  • Keeperの記録に表示される記録UIDでXXXXXXを置き換えるか、または#record_uidを代用します。
  • 別のデータセンターにホスティングしている場合は、「.com」を「.eu」または「.com.au」で置き換えます。